Fashion インタビュー・対談

【インタビュー】スタートトゥデイ前澤代表に聞く「WEAR」の狙いと海外進出

スタートトゥデイ代表取締役社長 前澤友作
スタートトゥデイ代表取締役社長 前澤友作

 スタートトゥデイの新サービス「WEAR(ウェア)」の全貌が明らかになった。商品に関連した情報をスマートフォンやPCを通じてシェアする専用アプリケーションを利用したファッション特化型のサービスで、10月31日に提供開始。店頭商品のバーコードを読み取ってデータをシェアする機能など、店舗とオンラインをつなぐO2Oサービスとしては、初の機能が搭載される予定だ。EC事業を主体とする同社だが、なぜ店舗との繋がりを重視するのか。代表取締役社長の前澤友作氏に、「WEAR」を立ち上げた理由から現在の課題、海外進出の計画や「ファッション業界を活性化させたい」というヴィジョンまで語ってもらった。

 

―以前、新サービスについて「ZOZO以上の衝撃を提供したい」と発信していました。改めてなぜ「WEAR」を立ち上げたのでしょうか?

 ファッションをもっと楽しむ人を増やして、そういう人たちがつながる場を提供したいという思いから「WEAR」を始めました。メインテーマは「Wear For Connection」です。コーディネートを投稿すると、世界中の人たちが「君の着こなしはいいね」と言ってくれる。そんな、たった1つの服を通じた色々な「つながり」を想定したサービスになっています。

―店頭商品のバーコードを読み取って情報を得るという「バーコードスキャン機能」について、アイデア源は?

 CDや本は、商品のデータベースが世界中で流通していますよね。それに対してアパレル商材は、これまで商品情報がきっちりと整備されてこなかった。だから、重要なイノベーションとして、データベースを構築しようと思ったんです。それを店頭で、バーコードから読み取ることができたら便利ですよね。

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WEAR アプリイメージ

―ZOZOTOWNでもデータベース化に取り組んできました。

 これまでの「ZOZOTOWN」の取り組みはベースになっています。「WEAR」では今後、「ZOZOTOWN」で取り扱っていないブランドのデータベースを拡充していくつもりで、もちろん海外のブランドも対象です。限定的ではなく、世界中のアパレル商品のデータベース化にチャレンジしていきたいですね。商品だけではなくて、コーディネートのデータベースにも力を入れていきます。

―コーディネートについては、既にZOZOTOWNでもコーディネート提案のサービスがあります。

 「ZOZOTOWN」のショップスタッフによるコーディネートコンテンツは、「WEAR」の展開をにらんでスタートしたという側面があります。人気コンテンツで売り上げにも貢献していることから、「WEAR」に「コーディネートレシピ機能」を取り入れることにしたんです。「赤」や「シャツ」といったキーワードで組み合わせを検索するのは、料理のレシピを調べる感覚に近いですよね。「ファッションレシピはWEARで」というような位置付けを目指したいと思っています。

―「ZOZOTOWN」や「STORES.jp」など既存サービスとの連携は。

 「WEAR」と「ZOZOTOWN」の連携は密接にやっていきます。「ZOZOTOWN」のユーザーには、もれなく「WEAR」も使ってもらいたいですね。具体的には、「ZOZOTOWN」で購入したアイテムを「WEAR」のマイクローゼットに簡単に入れる事ができるような連携や、「ZOZOTOWN」上でお気に入り登録している商品を「WEAR」上のSAVEフォルダーに自動で保存するような機能だったり。「STORES.jp」の方は、まだ未定ですが色々考えています。


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