Beautyインタビュー・対談

「よしミチ」がコスメをプロデュース! 「日常を特別にしてくれる」リップと“今”の思いとは?

 総SNSフォロワー数250万超えの「よしミチ」姉弟が、クリエイティブスタジオ「パース(perse)」を立ち上げ、第1弾としてコスメブランド「パースビューティー(perse beauty)」を3月に発売する。いまや、Z世代のファッションアイコンとして、テレビや雑誌など“王道”での活躍も目覚ましいミチとよしあきに、2人で作るスタジオとコスメへの思いを聞いた。

ミチ・よしあき Image by FASHIONSNAP
ミチ・よしあき
Image by: FASHIONSNAP
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■ミチ
1998年3月6日生まれ。中国出身。 女性ファッション誌『sweet』(宝島社)レギュラーモデル。 唯一無二のスタイルでZ世代のニューファッションアイコン として人気を集める。モデル・タレントとし て様々なメディアに活躍を広げ、バイリンガルを生かし海外 でも注目を集めている。
■よしあき
2000年生まれ。中国出身。 バラエティ番組出演をきっかけに、ファッショナブルなライフス タイルと天真爛漫なキャラクターが爆発的な人気を集め、モデ ル・タレントとして活躍多くメディアから注目を集める。 初のフォトエッセイ「友達ゼロで不登校だった僕が世界一ハッ ピーな高校生になれたわけ」が予約時点で重版決定。 等身大の若者の代弁者として活躍中。

ーまず最初に、2人でスタジオを立ち上げた理由は?

ミチ:私と弟は、2人で1つみたいな感覚で今までお仕事をさせていただいてきたんですが、それはもちろんファンの皆さんのおかげでもあるんです。弟と同じように、ファンのみなさんとも1つみたいな感覚があるので、そのつながりを作るためにクリエイティブスタジオという形にしました。

よしみち:ファンのみんなとは身近につながっていたいと、僕たち思っていて。SNSとかで、僕やミチの投稿に「かわいいね」とか、「それいいね」「真似したい!」ってコメントくれるのが、僕たちにとって友達みたいで。昔、僕は友達がいなくて、ミチも少なかったから、そういう共感がすごく嬉しい。だから、これからも発信していく上で、もっと自分たちが表現をできる場所だったり、僕とミチが身近に感じてもらえる場所になるような空間があればいいなと思ってスタジオを作りました。

ー「パース」という名前にした思いは?

ミチ:パースはラテン語で「&」って意味があるんです。「私たち『と』ファンの皆さん」っていう意味でパースにしました。

ーではスタジオ設立第1弾アイテムにリップを選んだ理由は?

ミチ:高校生のとき、私が初めて手にとったコスメがリップだったんです。寝る前も落としたくないくらいずっとつけていました。そのせいで半年くらい唇荒れちゃって、何も塗れない時期もあったぐらいです(笑)。

 今、当時の写真とか見ると本当に下手でどうしようもないようなメイクをしてるんですけど、とにかく真っ赤なリップ。一番ベルベットな赤いリップを塗っていて。リップ1本でこんなに自分が変われるんだってことがすごい嬉しくて、その喜びを忘れられなくて、第1弾は絶対コスメでしかもリップって決めてましたね。

“リップを塗って自信が持てたことが今回のプロデュースにつながっています”

ーそれは変わった自分が嬉しくてってことですか?

ミチ:そうです。私、コスメが本当に大好きなです。リップに限らずコスメが、私に自信をもたせてくれたり、自分を好きになるきっかけになってくれると思っています。

よしあき:今もミチの部屋、コスメで溢れてるもんね。

ミチ:コスメに押しつぶされて生きてます。

よしあき:想像の10倍くらいですよ(笑)。

ーよしあきさんは、ミチさんが赤リップを塗っていたころのこと、覚えてますか?

よしあき:覚えてます! ミチはほんとに赤リップ、僕からすればいろんなブランドの同じ色をバーっと持っていて。なんでこんなに持ってるんだろうって思っていたんですよ。

ミチ:赤リップ以外の選択肢がなかったんです。当時はメイクしてる自分が、自信につながっていたので、さっきも言いましたけど、落としたくないってぐらいでした。落とさないと寝ちゃいけないなっていうのは頭の片隅にはあったので、とにかくずっと起きてたんですが、ソファで寝落ちしちゃって…。親から、「ソファに赤がいっぱい付くからやめて」って怒られてました(笑)。

よしあき:そのときは、そんなにいっぱい赤リップやコスメを集めたりしていることを無駄だと思ってんですが、ミチのリップや色への執着が、今回のモノ作りにものすごく役に立ったので、無駄じゃなかったんだなって思いましたね。

ー初プロデュースしたリップのこだわりは?

ミチ:今回の色へのこだわりはすごかったです。まずは色作りから始めたんですが、ベルベットで、でもマット過ぎちゃうとカサカサで見た目のイメージが悪くなってしまうので、セミマットなベルベットで。上品なベルベットっぽい質感で、色味もどんな唇に合うようにしていて。パーソナルカラーみたいなのも、みんな気にするかなと思って、誰でもなじむオレンジや赤、ピンク、でも曖昧なニュアンスカラーを選びました。

 でもバームの質感とかを加えていくうちにマットになりすぎちゃったり、プランパー成分も入ってるんですけど、入れたときにツヤ感が出てしまったりで、結構試行錯誤して。

ーツヤ感はいらなかった?

 全然いらないってわけじゃないんですが。保湿成分は入れたくて、でもセミマットでベルベットっぽさは保ちたいから、結構たいへんでしたね。プランパーもティント成分も入れて、マスクをしていても落ちにくいのに、マット過ぎないから鏡を見なくてもお直しできるようにしました。特別な日に使うというよりは、「日常を特別にしてくれる」ことを意識して作りました。

よしあき:ベルベットなテクスチャーは結構、新感覚だと思っていて、ほかにはないテクスチャーだと思います。マットなのにセミマットなのでちょっとうるおいとかもありますし、ボロつきもないですし。色合いも微妙なかわいいニュアンスが出ていて、ミチ先生がこだわり尽くした色です。

“お守りのように持っていてもらいたい”

ーよしあきさんからアドバイスされたのですか?

よしあき:ミチは“リップの神様”なので、色味とかテクスチャーとかの最終決定は姉にお願いしました。僕はパッケージにこだわりましたね。僕も学生の時、メイクをしないと外に出たくないって思うぐらい、リップやメイクが僕に自信をくれたので。みんなに常にお守りのように持っていてもらいたいと思って、かわいく作るのが大変でした。


ースケルトンがかわいいですね。

よしあき:清潔感もあっていいなって。でもスケルトンすぎるとどうかな?高級感とかも欲しいので、下はすりガラスで作りました。

ミチ:このパッケージの色合も、サンプルの時点で十分かわいいと思ってたんですけど、よしが中身の色を想像しやすくっていう強いこだわりがあり。妥協点が何もない仕上がりになっています。欲張りに欲張って全部入れました。自慢の子たちです(笑)。

ー100%ヴィーガンにもこだわっていますね。

ミチ:はい。動物原料・動物実験原料・動物由来物質を一切排除しています。ケースやパッケージの素材までヴィーガンにこだわっていて、フランスのヴィーガン認証機関のEVE社から「EVE VEGAN」の認証を取得しているんです。

ーそこまでこだわったとは。どれぐらい掛けて作ったんですか?

ミチ:1年以上ですね。

よしあき:本当はもっと早く出来上がる予定だったんですけど、僕たちのわがままというか、こだわりを聞いてもらったので、長く掛かったと思いますね。

ー男の子にも使ってほしいですか?

よしあき:はい。僕が高校生のときは、メイクしてるとちょっと驚かれる方もいたんですが、今は「かわいい!どこのリップ?」って自然に聞かれるし、男性がメイクすることが自然に受け入れられてきているなあと思います。僕は今日、チリオレンジを塗っているんですけど、ソフトマットなので軽く塗ると、普段の自分の唇の色みたいで自然です。男の子だったらティッシュオフすればそのまま自然な発色になると思うので、ぜひ手軽に塗っていただきたいですね。

ミチ:男の子だったらナチュラルなヌードローズとかがオススメかな。イノセントレッドは血色感が自然かなとか思ってたんですけど、よしが意外とチリオレンジを使ってるから、結局は、誰でもどの色でも使っていただけるかなって思いました。

ーミチさんはオススメの塗り方はありますか?

ミチ:今日、私はヌードローズとイノセントレッドを重ねていて。サンプルの時点ではヌードローズが大好きで、それだけをずっと塗って楽しんでいたんです。でも今は、ヌードローズを薄く塗って、内側の部分だけイノセントレッドを重ねて、にじみ出るような色合いになる塗り方にハマっています。

ーメイクで喧嘩したりしない?

ミチ:メイクでは喧嘩しないかな。

よしあき:ミチは、ほかのモノだと借りたりすると怒るんですけど、メイクだと大丈夫。こっそり借りることもあるけど、いろいろオススメを聞いて借りたりしたこともありますね。僕がメイクをして楽しく出かけるのを見て、嬉しかったのかなあって思います。

ミチ:私自分の好きなものを人にオススメするのが大好きなんですよ。リップやスキンケアだけじゃなく、映画とかなんでも、オススメするのが好きなんです。

よしあき:オススメじゃなくて、押し付けです(笑)。

ー第2弾はカラーコンタクトなんですね?

ミチ:リップやコンタクトは、付けるのにテクニックがいらないと思っていて。付けるだけで、手軽に自分に自信を持てたり、新しい自分に出会えるようなアイテムを最初に出したいと思っていました。

よしみち:本当に変化が出やすいので、今の自分も素敵なんだけど、より素敵な自分になれるアイテムだと思います。

ーコスメで次に作りたいモノは?

ミチ:アイシャドウとかですかね。

よしあき:絶対言うと思った。ミチ、アイシャドウ好きだから。

ミチ:そうなんですよ、今、アイメイクにも力を入れていて。やっぱり作るなら、世の中にあるモノ以上のモノを作りたいけど、アイブロウはお気に入りのアイテムがあって、それを超えられる自身がなくて…。作るならアイシャドウかな。

ーちなみに、どこのアイブロウですか?

ミチ:「ケイト(KATE)」の「デザイニングアイブロウ3D」が高校のときから大好き。資生堂のビューラーと、その2つだけはずっと変わらないんですよ。その2つは、それ以上のモノを作れる自身がないですね。

ー廃盤になるって言われたら困りますね。

ミチ:一生分、買い占めます(笑)。

ーよしあきさんは、ずっと使っているアイテムはありますか?

よしあき:僕は結構、いろんなものを使うのが好きで固定がないですね。

ー男性と女性のイメージが逆ですね。女性は移り気で男性はとことん同じモノを、というイメージですが。

よしあき:普段から男性と女性が逆だなってところが、かなりありますね。

ミチ:私は大雑把でなんにも気にしなくて、よしが繊細ですごいクリエイティブだったりします。

B:もしかしたら僕よりミチの女性らしい部分って、見た目だけかもしれないです(笑)。最近、ちゃんとしてて、男気がありますね。

ー好きなファッションはどうですか?

ミチ:ストリートっぽいのも好きですし、女の子っぽいガーリーなワンピも好きなので、クローゼットが系統が定まらない。どっちも揃えたくなっちゃいます。

よしあき:ミチは、一目惚れで買うタイプ。僕は持っている服とかと、合いそうだなと思って買うタイプですね。

ミチ:つい買っちゃうんですけど、コーディネートは苦手で…。これ買ったけど、どうしようっていうものが多いんですけど、コーディネート担当はなんとこちら(よし)なんです。「スタイリストよしあき」さん。

よしあき:女性のスタイリングをしてあげるのも結構楽しくて、ミチで楽しませてもらっています。

ミチ:よしは、シンプルでベーシックで、長く愛されてきたアイテムを、可愛くアレンジしているイメージですね。

ー最後に、今後の目標を教えて下さい。

よしあき:パースビューティーは名前もそうなんですけど、みんなと一緒に作り上げるっていう意味も込めています。これからも僕たちが好きは大前提に、みんなが好きになってくれる商品を作っていきたいですね。老若男女関係なく愛されるブランドにしていきたいなと思っています。ゼロから作るのは大変でしたが、愛情込めて作ったものをみんなが使ってくれたら、僕たちも使っているので物理的につながっていると思います。みんなの手元にあるだけでなんか僕はつながりを感じられそうで、ドキドキ・ワクワクしていますね。

ミチ:クリエイティブスタジオは、みなさんともっと交流ができる場所になれば。コロナ前はイベントもできていたんですけど、約2年みなさんと直接お会いしたり、つながる場所っていうのが少なくなってしまったので。自己満足なんですけど、自分の好きなものを自分のことを好きって言ってくださっている人たちに“押し付け”ていきたいって思います(笑)。モノやSNS、そして今年はクリエイティブスタジオを通してつながっていけたら。

よしあき:これまでSNSではポジティブな明るいことを発信するようにしていましたが、僕も人間なので落ち込んだりすることもあるので、今年はリアルな自分を出しても良いのかなってちょっと思ってもいますね。

(聞き手:福崎明子)

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