「Rare Beauty」のコスメ
Image by: Anna Usui
気になるけどアーティスティックでカラフルなコスメが多い海外ブランドって中々手が出せない......という人も多いはず。日本で買えない海外コスメをゆるくレビューする連載の第4回は、ゲストセレクターとしてビューティライター臼井が担当します。先日アメリカに渡り、コスメショップを何日もはしご。その中で目を引かれた、セレーナ・ゴメス(Selena Gomez)プロデュースの「レア ビューティ(Rare Beauty)」から、話題の新作を含め、3アイテムをレビューします!
ADVERTISING
Rare Beautyってどんなブランド?
歌手、俳優として活躍するセレーナ・ゴメスがプロデュースするコスメブランド。非現実な完璧さを追い求めるのではなく、個性を尊重し、自分の気分をよくするためのメイクアップを生み出すというコンセプト。カラーバリエーションも豊富で、幅広い人種の人々に愛されています。
実際にアイテムを使ってみた!
Sephora店員の一押しハイライト
Rare Beautyは欧米を中心に展開しているコスメショップ「セフォラ(Sephora)」で販売されています。どのセフォラに入っても大きな棚を独占していて、存在感抜群なブランドです。あれこれ見ていたら、フレンドリーな店員さんが話しかけてきて「私のおすすめはこれよ!」と差し出したのが、このリキッドハイライター。
「Positive Light Liquid Luminizer Highlight」(22ドル、約3000円)は全8色で、ハイライトにしてはカラーバリエーションが豊富。色によってはチークとして使うのがよさそうです。店員さんがおすすめしたのはOutshineというシャンパンゴールドのカラー。すかさずオンラインでカラースウォッチを見てみると、かなり派手そう。私には合わないのでは…と悩んだ結果、Outshineよりは少し抑え気味のメイクにマッチしそうなピンク系のMesmerizeをゲットしました。
いざ使ってみると「派手なのでは?」という懸念は杞憂に終わりました。とにかく、どこまでもスルスル伸びるんです!写真に写すため濃いめにたっぷり塗布していますが、点置きして広げると、程よい濡れたようなツヤを作ることができます。顔に使うことだけを考えていましたが、デコルテや肩に塗っても可愛いはず!
私が購入したカラーはピンクなので、チークの土台にしても良さそう。しかしこの透け感でだったら、店員さんのおすすめしてくれたシャンパンゴールドはどれだけ可愛かったのでしょう…。買わなかったことを後悔…。皆さんがSephoraに行く時は是非チェックしてみてください。
話題の新作、リップスティック
次に手に取ったのが、アメリカ出発前から狙っていた新作リップ「Kind Words Matte Lipstick」(20ドル、約2800円)。ケースの金の部分をカチッとノックすると、リップが飛び出します。お手ごろ価格なのに細工が効いていて、開ける瞬間からワクワク。
全10色でどの色も可愛く、じっくり吟味していたら30分も経過。張り付いていた店員さんもいなくなっていました。最終的に選んだFunは温かみのあるライトブラウン。マットタイプですが、スルッとサテンのような塗り心地で、一瞬でお気に入りに。
何よりもカラーが絶妙!まさにセレーナのような、自然体なムードがたまりません。私は大雑把に塗ってから唇のふちをぼかして使うことが多いですが、くっきり塗りたい人は同色のリップライナーもあるので、併用するとよりリップメイクが引き立ちそう。
じゅわっとにじむリキッドチーク
私が滞在したロサンゼルスの女子たちはナチュラルメイクの子が多かったのですが、日焼けした肌にじゅわっと滲み出るようなチークをつけている子を見かけて、あれを再現したい!と購入したのが「Soft Pinch Dewy Liquid Blush」(20ドル、約2800円)。
私もちょうど日焼けしてきていたので、少し明るめのオレンジのJoyをチョイスしました。塗った瞬間、ちょっと濃かったかな?と心配しましたが、こちらも軽いオイルのように、スルスルと伸びていきます。付け方によって濃淡を調整できるので、これひとつでグラデーションチークが完成します。
薄く伸ばしていくと、カリフォルニアガールがしていた、じゅわっとチークが完成!パウダーともクリームとも違うリキッドならではの可愛さです。また肌に密着しやすいリキッドタイプは、マスクですぐにチークが取れてしまう…という人にもぴったり。
どのアイテムもパッケージから魅力的ですが、気取らず飾りすぎず、肩の力が抜けたカラーは、さすがセレーナ。コスメ好きからファッションマニアにまで、一押ししたいブランドです。
青山学院大学文学部卒業。産経新聞社サンケイスポーツ編集局記者職を経て、「WWD BEAUTY」記者として中国や欧米などの海外美容市場やビューティテック、スタートアップなどを中心に取材。2020年4月に独立し、現在は美容業界情報を中心に若者トレンドや中国市場に関する記事を執筆。
(企画・編集 平原麻菜実)
ADVERTISING
PAST ARTICLES
【海外コスメレポ】の過去記事
RELATED ARTICLE
関連記事
READ ALSO
あわせて読みたい
RANKING TOP 10
アクセスランキング
sacai Men's 2025 SS & Women's 2025 Spring Collection