伊勢丹新宿店の外観
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主要百貨店の1月売上は緊急事態宣言で大幅減、初売り商戦が苦戦

伊勢丹新宿店の外観 Image by FASHIONSNAP
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 三越伊勢丹ホールディングス、そごう・西武、J.フロント リテイリング、松屋、高島屋、エイチ・ツー・オー リテイリングの主要百貨店6社が、1月の売上(速報値)を発表した。ラグジュアリーブランドや高級時計、美術品などの高額品が国内で好調だったものの、新型コロナウイルス感染症対策としてセールや福袋の販売時期を分散させたほか、2回目の緊急事態宣言発令による外出自粛の影響で各社前年同月比の売上を大きく下回った。

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 各社の前年同月比の売上高は、三越伊勢丹ホールディングスが30.6%減、そごう・西武が26.3%減、J.フロント リテイリング(大丸松坂屋百貨店)が34.8%減、松屋(銀座本店)が43.8%減、高島屋が28.4%減、エイチ・ツー・オー リテイリング(阪急阪神百貨店)が29.6%減。いずれも免税売上は引き続き低調だった。

 J.フロント リテイリングでは、前年の春節期間と比べてラグジュアリーブランドや高級時計がインバウンド需要低下による影響を受けたが、いずれも国内売上が前年比2桁増と好調で、美術や家庭用品も堅調に推移した。

 エイチ・ツー・オー リテイリングは、新規ブランドや限定品といった取り組みを強化した化粧品、バレンタインチョコレートなどが牽引したことでEC売上高は前年比213%と大幅に伸長。福袋もECが奏功し前年並の売上を確保したが、帰省客の減少や成人式中止の影響もあり、初売り商戦が苦戦した。一方で、時計を中心とした100万円以上の高額品の売上が堅調に推移した。

 三越伊勢丹ホールディングスも同様に伊勢丹新宿本店と三越日本橋本店で、高単価な宝飾や時計、ラグジュアリーブランドのバッグ、靴、アクセサリーなどが好調で、大都市圏の店舗で客単価が前年を上回る店舗もあった。

百貨店 過去最大減 売上

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