キム・カーダシアンが新スキンケアブランド「SKKN BY KIM」をローンチ　自身の皮膚疾患から発想

　キム・カーダシアン（Kim Kardashian）が、新たなスキンケアブランド「SKKN BY KIM」を、6月21日にローンチする。ブランド公式オンライン限定で発売する予定。キムは2021年に自身のコスメブランド「KKW BEAUTY」の終了とリローンチを発表していたため、ファン待望のリ・スタートとなる。

　SNSで新ブランドに対する思いを発信。自身が皮膚疾患「乾癬（かんせん）」を長年患っていた経験から、皮膚科医やエステティシャンなどからスキンケアを学んできたといい、新ブランドでは蓄積された知識を活かしたアイテムをラインナップする、とコメントしている。アイテムにはクリーンな成分を用い、あらゆる年齢や肌質にも使えるフォーミュラを採用した洗顔料や化粧水、美容液、クリームなど9点を展開。詰め替え可能なパッケージで環境に配慮していると説明。ローンチに先駆けて、ヌーディーカラーのパッケージに収められたアイテム画像を公開している。

　キムは2017年に「KKW BEAUTY」を立ち上げ、コントゥアリングメイクのブームの火付け役として人気を博した。2020年には化粧品企業大手のコティ（COTY）に株式の20％を2億ドルで売却。同ブランドの他にフレグランスブランド「KKW FRAGRANCE」も手掛けていたが、「KKW BEAUTY」と同様にブランド終了と再出発を発表している。このほか、ジェンズ・グレーデ（Jens Grede）と共同でボディウェアブランド「スキムズ（SKIMS）」を設立。当初ブランド名を「キモノ（KIMONO）」にしていたが、批判を受けてブランド名を現在のスキムズに変更した。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会におけるチームUSAの肌着、パジャマ、ラウンジウェアを製作し、「フェンディ（FENDI）」とコラボレーションするなど話題を集めた。