「タクタク」がエイ・ネットから独立、8月末にアトリエ兼ショップをオープン予定

　デザイナー島瀬敬章とパタンナー島村幸大太が手掛ける「タクタク（tac:tac）」が、エイ・ネット（A-net）から独立する。ブランド運営のために、今回新たにtactac.incを設立。エイ・ネットが展開するタクタクの直営店およびECサイトは、7月末までの営業となる。

　デザイナーの島瀬敬章は、エスモード大阪校に入学後、グランプリを受賞した神戸ファッションコンテストの特賞としてエスモードパリ校へ留学。パリ校を首席で卒業後、パタンナーの島村幸大太とともに2013年に「タクタク」を設立した。その後2014年にエイ・ネットの傘下に入った。

　独立後は、島瀬と島村を中心としたブランド運営、コレクション発表を継続していくという。また、8月末にはアトリエ兼ショップのオープンを予定している。

　なお、エイ・ネットは2019年に「ツモリチサト（TSUMORI CHISATO）」のブランド事業を終了（その後津森千里のデザイン事務所であるT.Cが事業継続）、2020年に「メルシーボークー、（mercibeaucoup,）」と「ネ・ネット（Né-net）」の2事業を休止。タクタクの独立により同社が展開するブランドは「ズッカ（ZUCCa）」と「プランテーション（Plantation）」の2ブランドとなる。

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■tac:tac：公式オンラインサイト