会場に展示されたチェ・ジョンファ氏の作品
会場に展示されたチェ・ジョンファ氏の作品
Image by: FASHIONSNAP

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マッシュHD、廃棄商品をアートに昇華 チェ・ジョンファが手掛けた作品を披露

 ファッション事業において商品消化率99%を誇るマッシュホールディングスが、最終的に廃棄せざるを得ない残り1%のプロダクトをアートとして蘇らせるプロジェクトを始動した。プロジェクト第1弾として、韓国を代表する現代アーティストのチェ・ジョンファ(崔正化)に制作を依頼したサステナブルアートが11月18日に公開された。

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 チェ・ジョンファは1961年韓国・ソウル生まれ。弘益大学校絵画科卒業。ゴミや日常にありふれたものを素材とし、鮮やかな色使いとダイナミックな造形の作品で知られる。アジアやヨーロッパ、アメリカでの個展、グループ展に多数参加し、2018年には平昌パラリンピックで開閉会式のアートディレクターを務めた。

 今回の協業は、廃材を活用した遊び心のある作品を通して社会への問題提起を行うチェ氏の活動に同社が共感したことから実現した。制作した全7作品は、11月18日と19日の2日間開催される参加型チャリティイベント「MASH PARK PROJECT」で初披露。資材には廃棄予定となる服や靴、バッグが使用されており、同氏がマッシュグループの倉庫に赴き選定を行ったという。イベント終了後は御殿場のアウトレット店舗に11月21日以降ディスプレイされる予定。作品の一部は同社本社に展示される。

 記者発表会に登壇したマッシュホールディングスの近藤広幸社長は「大量生産されているようなプラスチックの器が壮大なシャンデリアアートとして蘇っている、チェさんの作品を初めて見たとき、サステナブルを美しく楽しく伝えるとはこういうことかと感銘を受けた」と言い、今回のチェさんの作品を通して「子どもと大人が一緒に楽しんで、記憶に残ってくれたら」と語った。チェ氏は「アートは答えじゃない。質問するもの。何が美しいかと。答えはみんな違う。私が何かを考えるより、皆さんの見たことが私の心に響く」と作品に対する思いを伝え、「(マッシュHDの)在庫を見てもっとたくさんやりたいことがある」と次への意欲も示した。

■マッシュパークプロジェクト
日程:2022年11月18日(金)13:00〜19:00、11月19日(土)11:00〜18:00
会場:MASH Holdings 1階、2階、3階
住所:東京都千代田区麹町 5-7-1 麹町ダイビル
公式サイト

 近藤広幸社長のポートレート

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