「サンローラン（SAINT LAURENT）」が、マドンナ（Madonna）の写真集「Sex」の再版を記念した展覧会をアート・バーゼル・マイアミ・ビーチで12月4日まで開催。ギャラリーへの来場は18歳以上が対象となる。

　今回の企画は、メゾンのクリエイティブ・ディレクター、アンソニー・ヴァカレロ（Anthony Vaccarello）が監修する「サンローラン リヴ・ドロワ（SAINT LAURENT RIVE DROITE）」の一環。リヴ・ドロワは、様々なジャンルの革新的なデザインをアーティスティックに商品化した、ユニークなライフスタイルプロダクトラインとなっている。

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　1992年に発売された「Sex」は、大胆かつエロティックな内容と、性的な自己表現に対する自由な見解から、世界中で物議を醸した作品。マドンナ自身が構想し、ファビアン・バロン（Fabien Baron）がアートディレクションを担当、スティーブン・マイゼル（Steven Meisel）が撮影を担当した。マドンナによるテキストも掲載され、友人のナオミ・キャンベル（Naomi Campbell）やイザベラ・ロッセリーニ（Isabella Rossellini）も登場する。

　発売から30年を経て再販されるサンローランの限定版は800部。そのうち100部にはマドンナのサインが入り、サイレント・オークションによりマドンナの慈善団体「Raising Malawi」に売上が寄付される。アート・バーゼル・マイアミ・ビーチの期間中は、この本から25点の未発表のプリントを初公開。ビーチフロントに仮設されたボックスで展示される。また、会場ではTシャツとトートバッグを販売している。