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ドゥロワー出身の靱江千草による「バウト(BOWTE)」が高単価でも好評 メンズのセレクトショップからオーダーも

ルックのコラージュ

「バウト」のルック(左:2023年春夏コレクション、右:2023年秋冬コレクション)

Image by: BOWTE

ルックのコラージュ

「バウト」のルック(左:2023年春夏コレクション、右:2023年秋冬コレクション)

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ドゥロワー出身の靱江千草による「バウト(BOWTE)」が高単価でも好評 メンズのセレクトショップからオーダーも

ルックのコラージュ

「バウト」のルック(左:2023年春夏コレクション、右:2023年秋冬コレクション)

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 「ドゥロワー(DRAWER)」などで経験を積んだデザイナーの靱江千草による「バウト(BOWTE)」。2023年春夏にデビューした同ブランドは上質な素材とテーラリング技術を掛け合わせたコレクションが特徴で、定番化したノーカラージャケット(14万円)をはじめ高単価のアイテムが多いが、取り扱い店舗では完売が出るなど好評を得ているという。

 靱江はドゥロワーや大手アパレルなどで約20年間デザイナーを経験。その後、産休・育休を経て、前線に復帰した。

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 バウトでは、幼少期に影響を受けた父や母の洗練された着こなしや、自身の愛する音楽やアート、カルチャーシーンをクリエイションに落とし込み、強さと夢を持ち合わせる凛とした女性の姿をファッションで体現。ブランドは虫文毛織の虫鹿勝博社長が新たに立ち上げたBOWTが運営している。

 復帰の背景には、「オーラリー(AURALEE)」を輩出したクリップクロップの小林広文社長の後押しがあったという。「結婚して産休、子育てをしていく中、一時は東京に離れていたが、小林社長は『ブランドを作らないのか』と付かず離れずコミュニケーションとってくださっていた。そうしている間にコロナ禍になってしまった。コロナ禍はフリーランスで取引先のオリジナル商品を作ってきたが、やっていくうちに自分の感覚や経験を活かせるものづくりをしたいと考えるようになった。(小林社長が靱江を気にかけてくれていたことは)本当にありがたかった」と靱江。現在までに2023年春夏、秋冬、そして今回発表した2024年春夏の3シーズンにわたりフルコレクションを制作。家庭との両立は「大変だが、楽しいことも大きい」と達成感をにじませる。

 デビューシーズンとなった2023年春夏コレクションは約20社との取引が決まり、「エイチ ビューティ&ユース(H BEAUTY&YOUTH)」や「ロンハーマン(Ron Herman)」「ビショップ(Bshop)」などで販売された。購入者層は20代後半〜50代と幅広く、感度の高いセレクトショップで取り扱われた実績から「洋服にご興味ある方から反応いただけていると感じている」と手応えを語る。

 中でもエイチ ビューティ&ユースではポップアップで大きくフィーチャーされたこともあり、完売アイテムが続出したという。同店では取り扱い開始にあたり、事前にブランドのコンセプトやアイテム一点ずつの細かな説明の場が設けられたといい、「原料、シルエット、パターンと、どれもこだわっている服が多いので、理解してくれようという姿勢も感謝している」と述べた。完売したアイテムは、インポート素材を採用したノーカラージャケットや、メンズライクなハンターコートなど。いずれも10万円台の高単価商品だったが好評を得た。

BOWTE 2023年春夏

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2023 SPRING SUMMERルックブック

 2023年秋冬シーズンはエイチ ビューティ&ユースで再び、9月8日から21日までポップアップの開催が決定。また、ベイクルーズ系列の「ジャーナルスタンダード レサージュ(JOURNAL STANDARD L'ESSAGE)」で新たに取り扱いがスタートするほか、「レショップ(L'ECHOPPE)」ではジャケットをメンズ向けにサイズアップで発注が入るなど、ウィメンズの枠にとらわれない展開も始まりつつある。

BOWTE 2023年秋冬

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2023 AUTUMN WINTERルックブック

 今月開かれた展示会では2024年春夏コレクションを披露。ダイアナ妃がトレンドの火付け役となった80年代〜90年代初頭のスローンレンジャースタイルを、洗練された都会に向けた「スローンシティ」と、カジュアルな「スローンカントリー」の2軸で展開し、グリーンのグラデーションカラーをベースに靱江自身が尊敬するムッシュ イヴ・サンローランのサファリルックを現代風に再解釈しながら踏襲したという。60弱の型数を用意し、虫文毛織のSUPER 140'S WOOLを用いたトレンカ仕様のトラックパンツ(6万円)をジャケットと合わせたスポーティなスタイルなどを提案している。フランスのオートクチュールレースメーカーによるハードなレースを胸元にあしらったシャツ(7万5000円)は前シーズンに引き続き展開し、オリジナルカラーのレモンイエローとチョコレートカラーの2色を揃えている。人気のノーカラージャケットはチョークとビターの2色を用意する。靱江は「テーラードジャケットをデイリーに着られる方が増えたのではないかと思う。あまり気負わずに着られるテーラードジャケットをつくれたらと思っていたので、馴染みやすく手に取っていただきたい」と話している。

展示会会場の様子

「バウト」2024年春夏展示会より

Image by: BOWTE

6枚のルックのコラージュ

「バウト」は23年秋冬注目ブランドに選出

【ウィメンズ】23年秋冬注目ブランド ファーフェッチや阪急うめだ本店など8ショップで調査

FASHION高感度ショップに聞く

■BOWTE ポップアップ
期間:2023年9月8日(金)〜9月21日(木)
会場:H BEAUTY&YOUTH
所在地:東京都港区南青山3-14-17

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「バウト」のルック(左:2023年春夏コレクション、右:2023年秋冬コレクション)

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