ドイツのフットウェアメーカー 「ビルケンシュトック（BIRKENSTOCK）」が、9月12日に米国証券取引委員会（SEC）に新規株式公開（IPO）を申請した。ニューヨーク証券取引所（NYSE）に上場予定で、現時点で公開株式数や価格などは公表されていない。

　ビルケンシュトックは1774年に創業。現在はドイツ国内をはじめ、米国、カナダ、ブラジル、中国、日本、イギリスなど世界100ヶ国以上で事業を展開している。同社は、2021年にLVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン グループが出資する投資会社 Lキャタルトン（L Catterton）とLVMHのベルナール・アルノー（Bernard Arnault）会長兼CEOが所有する投資会社 フィナンシエール・アガシュ（Financière Agache）に過半数株式を売却。上場後もビルケンシュトックの経営権はLキャタルトンが保持するという。

　また、申請書類内の決算書によると、同社の2022年度通期の売上高は12億4280万ユーロ（約1967億円）、純利益は1億8710万ユーロ（約296億円）。

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