


少し前に5ちゃんねるの意見をまとめた(まとめた風かもしれない)YouTube動画を観ていた。
その動画の内容は「ビッグシルエットはいつ終わるのか?」というものだったが、結構イイカゲンなコメントが多くてあまり参考にならなかったが、ザックリと体感的には3~4割くらいは「もうそろそろ終わる」というのが多かった。
あと、「海外ではもう終わっている」というのが体感的に2割くらいあったと感じた。
海外では終わっているというのは実際本当なのかと思いながら流したのだが、例え海外とはマストレンドが異なっても別段慌てる必要も無い。
海外と一口に行ったところで200前後の国があり、それぞれ独自性があって、独自の流行や大ヒット商品がある。なまじグローバル統一企画なんてやっても逆に売れない。
一方、マストレンドの移り変わりで言えば、以前のタイトシルエット全盛期はだいたい15年間続いた。ざっくりと2000年ごろから2015年くらいまでで、当方のようなマス層に落ちてきたのは」2017年ごろからである。
となると、現在のマストレンドであるビッグシルエットは2030年くらいまで続くと考えた方が良いだろう。以前にこのブログにコメントをくれた方も「2030年頃まで続くのではないか」と書かれていた。
当方もこのコメントに賛同する。
で、2015年以降のマストレンドを街頭で眺めていると、以前から書いているように2015年までの「一辺倒」ではなくなったと感じる。
スキニーは死んだとか言われながらも、ユニクロでもジーユーでも相変わらずスキニーは毎シーズン販売されている。着用者がいないかと言われると、だいたい風俗系のスカウトとか反グレっぽい男とかが多いが、着用者もいまだにそれなりにいる。
2015年以前と違うのは、ワイドパンツ系の着用者が圧倒的に増えたことである。
2020年頃からはワイドシルエットのフレアパンツが「次世代トレンド」と取り上げられたが、実際は一辺倒ではなく、そういう一つのジャンルとして2025年現在も続いている。
さすがに上下ともにピチピチな2000年代半ばみたいな人は随分と減ったが、トップスかボトムスのどちらかがタイトな人というのは結構今もいるので、当方なんかは昔の手持ちの服が活用できてお得感を感じている次第である。
以前から書いているように上下ともにダボダボというのはよほどに体型に恵まれていないと着こなすのが難しい。できれば長身で中肉が理想だろう。痩せすぎだと貧相に見えるし、ガッチリしていると単なる小太りの人に見えてしまう。
特に当方のように首が短くて顔がデカくてガッチリした人間は上下ダボダボはつらい。身長が175センチあるので、その点だけがまだ救いではあるのだろう。
そうではない体系の人がバランスを取るのであれば、上下どちらかをタイトなシルエットにした方が簡単である。もちろんピチピチピタピタではなく、程よい細身程度で十分である。
女性ではワイドパンツに比較的タイトなトップスを着るAラインの組み合わせも2020年代に入ってから増えていると街頭て見ていて感じる。
逆にレギュラーくらいのシルエットのパンツにビッグシルエットのトップスを合わせるYラインの着こなしも男女ともに少なからずある。
これが2015年以前だったら、マストレンドは上下ともにダボダボシルエット一辺倒になっていたのではないかと思う。
実際に2005年ごろは女性のジーンズはブーツカット一辺倒だったし、2008年以降は2015年まで男女ともにスキニー一辺倒だった。
その頃に比べると、現在はマストレンドといえども多様化・分散化していることがわかる。
こうなると、現在のビッグシルエットトレンドが終わったとしても、一定数量は残るのではないかと思っている。また今回のマストレンド化でビッグシルエットの服を改めて着用してみて、その楽さを体感した人はマストレンドが廃れても着用し続けるのではないかと思っている。
かくいう当方もその「楽さ」を体感してしまった一人である。
トップスだと特にアームホールが広めなことがありがたい。昔のタイトシルエットのシャツやジャケットをたまに着用してみるが、アームホールが狭すぎて気分が悪くなるほど不快である。
またボトムスだとワタリが広くて動きやすい。ワイドシルエットパンツならストレッチ混でなく、綿100%でも動きがキツイとは思わない。
そんなことを考えると、マストレンドがタイト寄りに変わったとしても、当方はワイドシルエットは着用し続けるだろう。まあ、さすがに上下ともに同時にビッグシルエットは着用せずにAラインかYラインにして着用することになるだろうが。
2030年頃にどのようにマストレンドが変化するのかわからない。上下ともにまたピタピタが提案されるのかもしれないが、2008年当時のような一辺倒ではなくなるだろう。程よくタイトシルエットを取り入れた程度がマストレンドに浮上するのではないかと思う。
その方が、アパレル業界の売上高はさておき、広い意味で健全な精神性ではないかと思う。
最終更新日:
ADVERTISING
PAST ARTICLES
【南 充浩】の過去記事
RANKING TOP 10
アクセスランキング

BALENCIAGA 55th Couture Collection

COMME des GARÇONS HOMME PLUS 2027 Spring Summer

LAD MUSICIAN 2026 Autumn Winter

CHANEL 2026 Autumn Winter Haute Couture Collection








