
2025年も残すところわずか。今年のファッション界では、クリエイティブとビジネスの両面で話題となるニュースが相次いだ。FASHIONSNAPが一年を通して取材・発信してきた数多くの情報の中から、注目すべきニュースを厳選。2025年を象徴する出来事を、カテゴリー別に振り返ってみよう。【ラグジュアリーブランド編】
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目次
ラグジュアリーコングロマリットの明暗分かれる
FS ファッションディレクター
2025年のラグジュアリー市場は、厳しい経済環境が続く中、構造変化が鮮明になった一年と言えるでしょう。その中で、LVMHグループに比肩する存在感を放つ「エルメス(HERMÈS)」の揺るぎない堅調さ、そしてプラダ・グループの業績を力強く牽引する「ミュウミュウ(MIU MIU)」の躍進が際立ちました。業界の寡占化は一層加速し、既存コングロマリットによる戦略的なポートフォリオ強化や、大規模なM&Aの動きが市場構造の変革を促しました。
プラダグループ
エルメス
ケリング
ファッション史に残る大規模デザイナーシャッフル
FS ファッションディレクター
2025年はクリエイティブディレクターの交代がファッション史上で類を見ないほど多く、激動の一年に。複数の主要ブランドで著名デザイナーが玉突き式に異動するなど、業界全体に大規模なシャッフルをもたらしました。ブランドの再活性化を図るとともに、Z世代など新たな顧客層獲得を目指すための戦略転換を象徴しています。これらの大胆な変革が本格的な好転をもたらすのか。その行方は2026年以降の注目点となるでしょう。
退任・就任ニュース一覧
新生「ランバン」がデビュー ピーター・コッピングが提案する"究極のシック"
メゾン マルジェラの新クリエイティブディレクターにグレン・マーティンスが就任
「グッチ」のクリエイティブディレクター サバト・デ・サルノが退任、わずか4シーズンで
ジル サンダー、メイヤー夫妻がクリエイティブディレクターを退任
ジル サンダーの新クリエイティブディレクターに元バリー シモーネ・ベロッティが就任
ドナテラがヴェルサーチェCD退任、後任は元「ミュウミュウ」ディレクター
ジョナサン・アンダーソンが「ロエベ」のクリエイティブディレクターを退任
ロエベが新クリエイティブディレクターに「プロエンザ スクーラー」の創業デザイナーデュオを起用
ミュグレーが新クリエイティブディレクターにミゲル・カストロ・フレイタスを任命
「ディオール」の新メンズアーティスティック ディレクターにジョナサン・アンダーソン、キム・ジョーンズの後任として
バレンシアガ、新クリエイティブディレクターにピエールパオロ・ピッチョーリを任命
マリア・ グラツィア・ キウリがディオールのアーティスティック ディレクターを退任
マルニのクリエイティブディレクター、フランチェスコ・リッソが退任
セリーヌ、新章の幕開け──過去を継承する、マイケル・ライダーによるデビューコレクション
「3.1 フィリップ リム」新デザイナーにミシェル・リー NYFW期間中に初コレクション発表
オスカー・デ・ラ・レンタ、共同クリエイティブディレクター フェルナンド・ガルシアとローラ・キムが退任
シルヴィア・フェンディが「フェンディ」のクリエイティブディレクターを退任
過去と未来を結ぶイントレチャート「ボッテガ・ヴェネタ」とルイーズ・トロッターの新たな対話
ゴルチエの新たな鼓動、デュラン・ランティンクにより10年ぶりにプレタポルテ復活
マチュー・ブレイジーによる「シャネル」の新章 "愛と自由"の対話 2026年春夏プレタポルテコレクション
マリア・グラツィア・キウリが「フェンディ」のチーフ クリエイティブ オフィサーに
ヴェロニク・ニシャニアンが「エルメス」のアーティスティック・ディレクターを退任 37年間デザインを担当
エルメス メンズ部門のトップにグレース・ウェールズ・ボナーを任命
「バルマン」からオリヴィエ・ルスタンが去る クリエイティブディレクター退任を発表
「ヴェルサーチェ」ダリオ・ヴィターレがチーフ・クリエイティブ・オフィサー退任 わずか1シーズンで
ジュエリーブランドが銀座に続々と大型旗艦店
ティファニー
カルティエ
ハリー・ウィンストン
最終更新日:
【FASHIONSNAPが選ぶ2025年重大ニュース】
・人物トピックス編
・イベント&プロモーション編
・ブランド&企業トピックス編
・ラグジュアリーブランド編
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