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コメ兵26年3月期は過去最高業績 買取強化による在庫確保と旺盛な小売需要がけん引

コメ兵店舗

Image by: FASHIONSNAP

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 コメ兵ホールディングスが、2026年3月期通期業績を発表した。売上高は前期比39.4%増の2217億円、営業利益は同50.4%増の92億円、純利益は同14.9%増の54億円となり、大幅な増収増益を達成した。売上高および各段階利益で過去最高を更新した。

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 同社は、好調の理由を賃上げによる所得環境の改善を背景とした個人消費の堅調な推移や、円安基調に伴うインバウンド需要が底堅く推移したことによるものと分析。リユース業界全体が拡大する中、特に歴史的な高騰を記録した金相場や為替変動に伴う国内価格の上昇を背景に、買取・販売ともに需要が極めて順調に推移したという。事業別では、主力のブランド・ファッション事業において、店舗網の拡大による顧客獲得や既存店の伸長、法人向けオークションを通じた販売が好調だった。イベント買取や買取専門店の新規出店を継続した結果、個人買取額は過去最高を達成した。

 2027年3月期の連結業績予想は、売上高が前期比13.7%増の2520億円、営業利益が同16.3%増の108億円、純利益が同6.6%増の58億円と、引き続き増収増益を見込む。今後は、国内外の堅調な需要を確実に捉え、収益力の源泉となる個人買取をさらに加速させる方針。国内での買取専門店の戦略的な新規出店や既存店の機能強化を進めるとともに、成長戦略の柱として掲げるM&Aによる事業拡大も積極的に検討していくとしている。

 併せて、2027年3月期における主力商材の相場予測も発表した。金相場は過去最高水準の高値圏を推移する一方、ダイヤモンド相場は軟調に推移すると予想。腕時計は中東情勢などの地政学リスクや急激な円高局面などを受け、高額品を中心に相場が下落するリスクを懸念している。バッグの需要は旺盛であるとともに、人気モデルを中心に市場全体での流通量が限定的であることから、引き続き高値安定での推移を想定している。衣料品とファッション小物については、30万円以上の高価格帯商品は相場が高止まりして仕入れ価格が上昇するリスクを懸念。ヴィンテージやアーカイヴ、Y2Kといったトレンドアイテムや、国内デザイナーズブランドの相場は堅調に推移すると見込んでいる。

最終更新日:

■コメ兵ホールディングス 2026年3月期連結決算
売上高:2217億700万円(前期比39.4%増)
営業利益:92億8800万円(同50.4%増)
純利益:54億8800万円(同14.9%増)

FASHIONSNAP 編集記者

山田耕史

Koji Yamada

1980年神戸市生まれ。関西学院大学社会学部、エスモードインターナショナルパリ校卒。ファッション企画会社、ファッション系ITベンチャーを経て、主夫業と並行してフリーランスとして活動した後、FASHIONSNAPに参加。ファッションを歴史、文化、経済などの多角的な視点から分析し、知的好奇心を刺激する記事を執筆することが目標。

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