
「stillradical.com」のトップページより
「エバーレーン(EVERLANE)」が「シーイン(SHEIN)」に売却されることが決定した。エバーレーン創業者のマイケル・プレイズマン(Michael Preysman)はこれを受けて、自身のリンクトイン(LinkedIn)でコメントを発表。「stillradical.com」を立ち上げ、新たな事業に着手する意向を明かした。
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エバーレーンは、プレイズマンが25歳だった2011年にダイレクト・トゥ・コンシューマー(D2C)ブランドとして設立。「徹底した透明性(Radical Transparency)」を掲げ、各商品の購入ページでは販売価格に加えて、アパレル業界においてタブーとされる原価を公表する取り組みが話題を呼び、サステナブルファッションが注目を集めた。2020年からはLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン グループ系列の投資会社Lキャタルトンが出資。売却時点ではLキャタルトンが筆頭株主となっている。
シーインは、圧倒的な低価格を武器に急成長を遂げる一方、品質管理やサステナビリティ、サプライチェーンを巡る課題がたびたび指摘されてきた。そのため、シーインと真逆と言えるエバーレーンの買収には業界内で衝撃が走った。海外メディアの報道によるとシーインはLキャタルトンからエバーレーンの過半数株式を取得する予定で、取引額は非公開。
プレイズマンは2022年にエバーレーンのCEOを辞任。2025年まではエグゼクティブチェアマンとして在籍した。エバーレーンの売却は米国時間5月22日に海外メディアが報道。これを受けて同氏が自身のリンクトインアカウントで投稿した内容によると、同氏も報道と同じタイミングで知ったといい、「私はすでに会社の経営からは退いており、多くの皆さんと同じように、まだこのニュースを消化しきれていないのが本音です。しかし、この瞬間を迎えたことで、これまでの15年間と、私たちが一丸となって生み出してきたインパクトに思いを馳せずにはいられませんでした」とコメントした。それから1週間を待たずに同月26日に「私たちはもう一度やり直します」と、新たな事業に着手することを投稿。「今回は、ベンチャーキャピタルも、プライベート・エクイティも一切入れません」と綴っている。「stillradical.com」ではニュースレターの登録を受け付けている。
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