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「ハナスギヤマ」が新作受注会を開催、メランコリックな冬をあたたかく過ごすアイテムを提案

佐々木エリカ

Image by: hanasugiyama

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 デザイナーの杉山巴南が手掛けるハンドニットや刺繍などの手仕事を特徴とするブランド「ハナスギヤマ(hanasugiyama)」が、ポップアップ「melancholy weather.」をnew open news 原宿で6月28日まで開催している。

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Image by: FASHIONSNAP

 杉山は、2023年に武蔵野美術大学空間演出デザイン学科を卒業。在学中から独学で学んだ手仕事のプロダクトを制作・発表しており、卒業制作として発表した2024年秋冬コレクションで「ハナスギヤマ」としてデビューした。現在は、吉祥寺の「とじこみ」や中国・上海の「サムピーク(ThumbPeak)」といったセレクトショップに卸しているほか、一般向けの展示受注会やブランドのオンラインストアで販売している。

 ブランドコンセプトは、「日々、いとおしさをみつめる」。日常の中にある小さくも愛おしいものごとに潜む喜びや楽しさなどに意識を向け、そういった日々の断片を落とし込んだウェアと小物を提案している。アイテムは、かぎ針編みや棒編みによる手編みのニットや、手刷りのシルクスクリーンでプリントを施した生地、パッチワーク、ミシンによるフリーモーション刺繍といった「手仕事」にこだわって製作。デザイナーの杉山自身が抱く大量生産・大量消費に対する違和感や、ものへの愛着、手作りされたものの背景にある人の手数や物語を大切に思う価値観などを、自身の製作手法やプロダクトに反映している。

 今回のポップアップでは、2026年秋冬シーズンのアイテムの展示と受注販売を中心に展開。同コレクションは、杉山が寒い冬に一人暮らしの部屋で過ごす日々の中で気分が落ち込んでしまった際、ヨアキム・トリアー監督の映画「センチメンタル・バリュー」を観て心が救われた経験から着想。「みんな落ち込むよね」「誰だってそうだよね」という共感や安心の気持ちを込め、「涙」のモチーフやイメージをデザインに落とし込んだという。

 コレクションでは、猫や家、星といったハナスギヤマらしい朗らかなモチーフとともに涙の雫を散りばめたハンドニットのプルオーバーや、涙を拭くハンカチをイメージした真四角の襟のワンピース、目からパールの涙を流した猫をあしらったニットベスト、カラフルなハンドペイントで花や猫のモチーフを描いた毛布のようなフリースのセットアップなどをラインナップ。また、ニットのマフラーや帽子、目からパールの涙を流す猫のぬいぐるみなども揃える。

 そのほか、会場では即売アイテムとして、2026年春夏コレクションのアイテムやTシャツ、小物を豊富にラインナップ。キャップやジュエリー、シュシュ、キーホルダー、がま口ポーチなど多様なアイテムを用意している。

hanasugiyama 2026年秋冬

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最終更新日:

■hanasugiyama 5th pop up exhibition “melancholy weather.”
日程: 2026年6月27日(土)14:00~20:00、6月28日(日)11:00~19:00
会場:new open news 原宿
所在地:東京都渋谷区神宮前6-32-7 近藤ビル1F

■hanasugiyama:公式インスタグラム

文・佐々木エリカ

Erika Sasaki

FASHIONSNAP 編集記者

埼玉県出身。早稲田大学国際教養学部卒業後、国内大手アパレルメーカー、ケリング傘下ブランドのMDなどを経験した後、2023年にレコオーランドに入社。現在はウィメンズのデザイナーズブランドを中心に、サステナビリティやSDGs、教育分野も担当。ファッションやカルチャーに加えてジェンダーや社会問題にまつわるトピックにも関心があるため、その接点を見出し、思考や議論のきっかけとなるような発信をしていけたらと願っている。

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