
Image by: Alara Koçman

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トルコ出身でウィーンを拠点に活動するデザイナーアララ・コチュマン(Alara Koçman)による「オーバーサイズパンプス」が、SNSでじわり注目を集めている。
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幼少期に母親のパンプスを履いて、大人になりきり遊んだ思い出を着想源に、大学の卒業コレクションの一環として製作した同アイテムは、サイズが合っていないように見えるオーバーサイズシルエットが特徴。その独創的なデザインがSNS上で反響を呼び、スタイリスト兼コンサルタントのロッタ・ヴォルコヴァ(Lotta Volkova)がフォローするなど、ファッション関係者からも関心を集めている。なお反響を受け、現在商品化に向けた生産体制の構築を進めており、近いうちに予約販売を開始する予定だという。

Image by: Alara Koçman

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アララは、ウィーン応用美術大学(University of Applied Arts Vienna)を今年7月に卒業。在学中は、デザイナー クレイグ・グリーン(Craig Green)のもとで学んだ。
卒業コレクション「Girls Just Wanna Have Fun」は、自身の幼少期の記憶や少女時代の経験を振り返ることをテーマに製作した。コレクションを象徴するアイテム「オーバーサイズパンプス」は、パンプスの内側にもう一足シューズを組み込んだ二重構造が特徴。内側のシューズが足を支えつつ、その外側をひと回り大きなパンプスで覆うことで、まるでサイズの合わない大きな靴を履いているかのような錯覚を与える。着想源は、「5歳くらいの頃、母親の靴を履いて歩いたあの感覚」とアララ。子どもの頃に想像していた「女性らしさ」や「大人になること」への憧れを再現した。

Image by: Alara Koçman
製作にあたり、自身の経験だけでなく、多様な文化的リサーチも取り入れた。ソフィア・コッポラ(Sophia Coppola)監督の映画「ヴァージン・スーサイズ(The Virgin Suicides)」や、デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン(Deniz Gamze Ergüven)監督の「裸足の季節(Mustang)」から少女時代の空気感や感情表現に影響を受けたほか、「少女期研究」に基づきコッポラ映画に登場する若い女性の内面や葛藤を読み解いたフィオナ・ハンディサイド(Fiona Handyside)の著書「Sofia Coppola: A Cinema of Girlhood」、ベルギー・アントワープのファッションミュージアム「MoMu - Fashion Museum Antwerp」で開催された「Girls」展なども着想源になったという。

リサーチボード
Image by: Alara Koçman

リサーチボード
Image by: Alara Koçman
さらに、友人をはじめとする多くの女性たちとの対話も重要なレファレンスとなったとアララ。それぞれ異なる少女時代を過ごしていても、「遊び心」「想像力」「ノスタルジー」「憧れ」といった感情は共通して存在していることへの気づきをきっかけに、それぞれの頭の中でリンクする幼少期のイメージをコレクション全体のテーマへと昇華させたと振り返る。

Image by: Alara Koçman(@laitdelune)

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アララは「卒業したばかりということもあり、ここまで多くの反響をいただけるとは正直想像していなかった。驚きながらも、とても嬉しく、寄せられた反応に心から感謝している」とコメントしている。
最終更新日:
◾️アララ・コチュマン:Instagram
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