2027年春夏コレクションの展示会より
Image by: FASHIONSNAP

2027年春夏コレクションの展示会より
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佐藤百華と宮崎風による「ユークロニア(EUCHRONIA)」が、2027年春夏コレクションを発表した。今シーズンは「Echoes in Lace」をテーマに設定。ブランドが主軸とするレースを「単なる装飾品としてではなく、未来の世代へと受け継がれるべき文化遺産」として捉え直したという。伝統的な手編みから機械編みまで、幅広い製作方法を探求したアイテムをラインナップしている。
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ユークロニアは文化服装学院時代に出会った佐藤と宮崎が、「大切な記憶を閉じ込めるための服」として2023年にスタート。レースを中心に、ニット、布帛を組み合わせたアイテムを展開している。コンセプトを「記憶のレースをあしらった Ceremonial wear(祝福着)」とし、レースが持つ繊細でロマンチックなムードを、ファッションアイテムとして楽しめるようにファッショナブルに表現しているのが特徴だ。なお、佐藤は2024年3月に欧州最大級のファッションコンテスト「イッツ(ITS)」で大賞の「ITS Arcademy Award」を受賞した。
数シーズンかけてレースとファッションの関係を編み直してきたからこそ、ふたりは改めてレースの表現の奥深さを提示したいと考えたという。栃木県足利市を産地とするトーションレースにストレッチ糸を使用し、高い伸縮性を備えたオリジナルの素材を開発。ランジェリーに多様される繊細なラッセルレースは、あえて家具の生地向けの機械で編むことで大胆な柄とハリのある質感を叶えるとともにホームケアを可能にした。また、リバーレース機発祥の地であるイギリス・ノッティンガムの蚤の市で見つけたヴィンテージのリバーレースを図案に採用したプリント生地を製作。古典的な写真技法であるシアノタイプ(青写真)から着想したプリント柄をデザインしている。シアノタイプは植物標本や設計図といった失われてしまうものを記録・保存するために使われてきた技法で、「レースの豊かな表現を記録し、未来へと紡いでいきたい」というふたりの思いを反映した。そのほか、大阪の栄レースが手掛ける高品質なリバーレースを随所に取り入れている。カラーパレットはモノトーンにグレーやクリーム、淡いグリーンを差し込んでおり、レイヤードすることでより繊細なレースの味わいを楽しめる。
ストレッチ性のあるトーションレースを用いたアイテムは、半袖トップス(3万3000円)、カーディガン(3万8500円)、タンクトップ(3万1900円)、ソックス(1万3200円)を揃える。また、国内のラッセルレース工場で製作した「レースパンツ」(4万6200円)やドレス(3万7400円)、シャツ(3万9600円)のほか、シャドウレースのプリントを施したスカート(3万1900円)、スカーフ(1万9800円)、パンツ(4万2900円)もラインナップする。リネン混で涼やかな印象を引き出しながらロマンティックなムードをミックスした「エンブロイダリーレース」を用いたアイテムでは、ベスト(4万9500)、ジャケット(8万6900円)、ハーフパンツ(4万9500円)といった3ピースのコーディネートを提案。チュール生地にフロッキープリントでレース柄を施したオリジナルテキスタイルでは、スカート(2万9700円)とタンクトップ(2万2000円)を展開する。
最終更新日:
■ユークロニア:公式サイト

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