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涼しい9月、秋物好調でユニクロなど2桁増 国内アパレル関連大手2026年9月度

国内アパレル関連大手実績

Image by: FASHIONSNAP

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 国内アパレル関連大手各社が、2026年9月度の既存店売上高を発表した。気象庁の発表によると、9月は秋雨前線や台風などの影響で、東日本の太平洋側で1946年に統計を取り始めて以来、9月としては最も日照時間が短くなったほか、東京都心では連続降水日数が37日と異例の長雨を記録。ここ数年続いていた秋口の高温傾向が落ち着き、8月から平均気温が大幅に下がったことで秋冬商品の販売が活性化し、ファーストリテイリングの国内ユニクロ事業や良品計画、アダストリア、ワークマンなどの企業は増収で着地した。

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 国内ユニクロは、前年同月比10.8%増。悪天候によって客数は前年同月から減ったものの、低気温で秋冬物が動いたことで客単価が大きく伸び、増収につながった。アイテム別では、スウェット類を含むカジュアルアウターやメリノウール、カシミヤなどのニットアイテム、定番となりつつあるバレルパンツ、ヒートテックなどが売り上げをけん引。フーデッドリブTやウルトラストレッチアクティブワイドパンツといった新商品や、「ユニクロ ユー(Uniqlo U)」のクリストフ・ルメール(Christophe Lemaire)とサラ=リン・トラン(Sarah-Linh Tran)が手掛けるラストコレクションも好調だった。担当者は「9月に入り、秋物のテレビCMを流し始めたタイミングで気温が下がったことがプラスに働いた」と振り返る。

 しまむらは、ニットベストやシャツなど、秋冬物のトレンド商品が好調に推移し、同10.4%増で着地。服飾雑貨では、インフルエンサーとタッグを組んだ食器やバッグが、寝具インテリアではPB「クロッシー(CLOSSHI)」の掛け布団やタオルが売れ筋となった。

 良品計画も衣類・雑貨、生活雑貨、食品の全カテゴリーで増収し、同11.6%増と2ケタ伸長。かねてより好調だったヘルス&ビューティやハウスウェアが動いたほか、秋物需要の高まりを背景に、紳士・婦人ウェアやインナーウェアも売り上げを伸ばした。

 アダストリアは、一部店舗が大雨や台風で臨時休業や時短営業を余儀なくされたものの、秋物衣料が動き同8.8%増。アイテムとしては、ジャケットや長袖シャツ、フーディーが売れた。ブランド別では、「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」「ニコアンド(niko and ...)」「ローリーズファーム(LOWRYS FARM)」「レプシィム(LEPSIM)」が好調だった。グローバルワークでは、2026年秋冬シーズンから従来のアイテム単体訴求の方針を変更し、トータルコーディネートの打ち出しを強化。デザインも、欧米や韓国のトレンドを積極的に取り入れる方向性に刷新している。

 ワークマンは、台風や秋雨前線がレインウェアなど雨関連商品販売の追い風となり、同20.7%の大幅増。新商品を投入したリカバリーウェアも堅調に推移した。一方で、秋冬衣料はここ数年の高温傾向を鑑みて展開時期を遅らせたことが裏目となり低調だったという。

■2026年9月度 各社実績(すべて既存店ベース/前年同月比)

国内ユニクロ事業(既存店+Eコマース)
売上高:110.8%
客数:99.5%
客単価:111.3%

しまむら
売上高:110.4%
客数:103.8%
客単価:106.8%

良品計画(直営既存店+オンラインストア)
売上高:111.6%
客数:101.8%
客単価:109.7%

アンドエスティ(旧アダストリア)
売上高:108.8%
客数:104.6%
客単価:104.0%

ユナイテッドアローズ(小売+ネット通販 既存店)
売上高:110.5%
客数:105.9%
客単価:103.3%

ワークマン
売上高:120.7%
客数:106.4%
客単価:113.5%

バロックジャパンリミテッド
売上高:102.8%
客数:100.0%
客単価:102.8%

最終更新日:

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