Fashion インタビュー・対談

【インタビュー】2015年ブレイク必至「水曜日のカンパネラ」とは? コムアイがレクチャー

下北沢とコムアイ
下北沢とコムアイ
Image by: Fashionsnap.com

 鹿の解体で一躍知名度を上げた音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」が、周囲の若手クリエイターを巻き込みながらその勢いを増している。メンバーはコムアイとケンモチヒデフミ、Dir.Fの3人。突拍子のないライブパフォーマンスで独自路線を進むカンパネラは、現在初の全国ツアーを開催中。今回、「ミュージック・マガジン」が選ぶ2014年のベストアルバムにランクインするなど大きく飛躍した1年を振り返るとともに、新年の抱負について主演/歌唱を担当するコムアイに語ってもらった。

 

■都会の方が性に合うと気付いた高校生活

―1992年生まれ。どんな子供だったんですか?

 高校生の頃は畑や農業に興味があって、いずれは自給自足の生活をしたいと考えていました。ずーっと都会で育ってきたからこそ、モノが多すぎる都会の雰囲気にすごく疲れていたんです。私のことはほっといてくれないかなと思ってもそこに居るだけで情報を浴びせられ、消費を煽る都会の生活が心底嫌だったんですね。それで、高校生のときにいくつかのNGOやNPOに関わったんです。サルサダンスに魅了されてキューバを旅してみたり、茨城で田舎の暮らしを体験をしてみたりと、当時は人口密度が薄く大量消費や資本主義じゃないイデオロギーが根付いた場所を欲していました。

―茨城の体験について詳しく教えてください

 18歳のときに1カ月間ほど、食事・宿泊場所と力(ちから)を交換するWWOOF(ウーフ)を通じて「やさと農場」というところで生活しました。作物の収穫に始まり、鶏の餌やりや卵磨き、あとはお菓子やご飯を作って皆で食べたり、流しそうめんをしたり。毎日が夏休みみたいで、最高じゃないですか。だけど、私はもう少し荒れた生活が合っているということに気付いたんです。

―その理由は?

 死にたくなるような映画を観ても、後で振り返ってみるとやっぱり観て良かったなと思い返すことってありますよね。田舎生活をしてみてわかったのは、グラフィックデザインなど視覚的に眩しいものが田舎には無いということ。食って掛かってくるような情報で溢れている、ギトギトと煮えたぎる都会ならではの魅力を初めて認識したんです。

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―10代から既に自分を客観視しているように感じます。随分冷静だったんですね。

 暇だったんですよ、すごく。中学の時から大学付属の学校に通っていたので、中学受験以降の10年間が保証されていたんですね。別の学校に通う同世代が受験勉強を頑張っている最中、私はどんどん馬鹿になっていくけれど、だからって勉強する気にはなりませんでした。その代わりに別のことをしようと思って、学生生活とは関係無いことに一生懸命だったんです。

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