【編集部の服欲メモ】vol.1 現代生活のあらゆるシーンに寄り添う「CFCL」の限定アップサイクルニット

　FASHIONSNAPと連動したECサイト「F/STORE」がこの度ローンチしました！オープンを記念して、エディターが欲しいと思った厳選アイテムをブランドごとに13日間連続で紹介します。

まるで夜の高層ビルのよう？「CFCL」のアップサイクルニット

　「イッセイ ミヤケ メン（ISSEY MIYAKE MEN）」の元デザイナー 高橋悠介が、2021年春夏シーズンに立ち上げた「シーエフシーエル（CFCL）」。自身の原点でもある3Dコンピューター・ニッティングに特化したブランドで、実験的かつ先進的な姿勢で時代に左右されない衣服を提供しています。「社会のために服を作る」という方針から、ブランドコンセプトの要素には1日のあらゆるオケージョンに対応できる上品さとリラックスを併せ持つ「ソフィスティケート」、家庭用洗濯機で洗えて速乾性に優れた「コンフォート＆イージーケア」を掲げているほか、アイテムには再生繊維を積極的に取り入れるなどサステナビリティを追求する取り組みにも注目が集まっています。ニットと聞くとほっこりとしたイメージを抱く方も多いですが、CFCLではその真逆とも言えるシャープでモードなアイテムを生産しており、ニットの概念を拡張させています。ポップアップなどではパートナーと"シェア買い"される方も多いそうです。

ブランドについてもっと詳しく

【インタビュー】高橋悠介の新ブランド「CFCL」が投げかける現代。生活に投じるニットの可能性とは？

FASHIONインタビュー・対談

イエロー、ライトブルー、グレーの糸は全て残糸

　構築的なシルエットが印象的なニットトップス「UPCYCLED FAÇADE TOP」は、ゆったりとしたアームホールや袖のシルエットが特徴のアイテム。高層ビルや集合住宅を連想するテクスチャーから、建築物の表層デザインを意味する「ファサード（FAÇADE）」と名付けられました。今回販売するのは、ブラックをベースにイエロー、ライトブルー、グレーの3色の残糸をミックスしたデザイン。ミックスした3色は窓のような独特なカーブから覗くようにデザインされており、電気がついた高層ビルのようにも見えます。ベースとなったニットはVOL.2コレクションで最も人気だったアイテムのひとつ。一見着こなしのハードルが高そうに見えますが、スウェットと同じシルエットと考えると挑戦しやすいのでは！実際に着用してみるとどんなアイテムにもハマり、日常生活に溶け込んでくれます。

　なお、今回のアイテムは残糸の分しか生産できなかったことからF/STOREとCFCLの公式ECの数量限定で販売中！この特別な機会に是非ゲットしてみては。

＼担当者のココが推し／
　ベースのカラーが黒なので、意外と手持ちのワードローブとコーディネートが組みやすいです。残糸の色味がアクセントになり、シンプルなコーディネートに投入するだけで雰囲気が変わるので、ファッションがマンネリ化している人には特におすすめ。インポートブランドのようなシンプルな中にも捻りがあるデザインが、服好きにはたまらないと思います。着用した感じは思ったよりも肉厚で、独特な丸いシルエットが出るようになっています。比較的丈は短めの作りなので、ワイドパンツに合わせたモードな着こなしを楽しみたいです。
　また、男性にとって「洗濯可」なのは何よりも嬉しいポイント。「お洒落着＝ケアが大変」というファッションあるあるをいい意味で覆してくれるアイテムだと思います。
（編集部YA）

＜商品情報＞
UPCYCLED FAÇADE TOP
価格：税込4万2900円
サイズ：1（160cm）、3（170cm）、5（180cm）