Fashion注目コレクション

「M A S U」が示したモヤのかかった今の時代を打破する希望の兆し、寺田倉庫でショーを開催

 デザイナー後藤愼平が手掛ける「エムエーエスユー(M A S U)」が、2022年春夏コレクションをランウェイショー形式で発表した。会場は天王洲アイルの寺田倉庫 Warehouse TERRADA。星形のオブジェクトとスモークで演出されたショー会場で、パンク・スタイルのローファイロックバンド「ウォーター(Waater)」の生演奏の中、最新コレクションが披露された。

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2022年春夏コレクション Image by FASHIONSNAP
2022年春夏コレクション
Image by: FASHIONSNAP
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 エムエーエスユーは、「マスプロダクション」をコンセプトに掲げ2017年春夏シーズンにデビュー。リブランディングに伴い、2018-19年秋冬コレクションから後藤がデザイナーを務め、2021年秋冬コレクションで初めてランウェイ形式のショーを行った。

 2022年春夏コレクションのテーマは「silver lining in the cloud」。雲の向こう側から太陽の光が差す様子を「希望の兆し」に例えた英語圏のことわざをテーマに、未来への希望を抱きにくくモヤがかかったような今の時代を打破したいという後藤の想いをコレクション全体で具現化した。「誰しも幼少期には『自分はスターだ』という気持ちを持っていたと思う。しかし大人になるにつれて角が削られてしまい、気がついたら丸くなってしまう。ただそれを再び削り出して、小さくてもいいので星形にする行為が大事ではないか」という後藤の考えから、会場に設置されたオブジェクトやコレクションに星のモチーフを採用した。

 白のタンクトップに赤のフレアパンツをあわせたファーストルックは、後藤が高校時代にしていたスタイルを再現したもの。フレアパンツをはじめ、シルバーの加工が施されたライダースジャケットなど、70’sファッションを彷彿とさせるアイテムが数多く披露された。また前シーズンに引き続き、オーダーシューズブランド「フィルシューズ(Filshoes)」やオーダーハットブランド「ノゾミクロカワ(Nozomi Kurokawa)」など同世代の若い職人と協業した帽子や靴も発表した。

2022年春夏コレクション

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M A S U 2020SS COLLECTION

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