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「モレスキン」世界中から愛させるノートブックの魅力を深掘り

モレスキンのノートブック

Image by: MOLESKINE

モレスキンのノートブック

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「モレスキン」世界中から愛させるノートブックの魅力を深掘り

モレスキンのノートブック

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 「モレスキン(MOLESKINE)」のノートブックは、イギリスの作家ブルース・チャトウィンが愛用していたノートを基に"伝説のノートブックの復刻"として販売したのがはじまり。記入ページの自由度の高さや、長年使い続けることで革のような肌触りになるカバーが、世界中のノートブックユーザーに支持されています。ビジネスマンだけではなくクリエイターにも根強いファンが多いモレスキンの歴史やノートの特徴をまとめました。

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モレスキンとは?ブランドの歴史

ノートブックにあしらわれてる「MOLESKINE」のロゴ

 モレスキンは、イタリアのモレスキン社が展開するステーショナリーブランド。1997年、旧社名Modo & Modoの時代に副社長のマリア・セブレゴンディ(Maria Sebregondi)によるアイデアがブランドの起源となっています。そのアイデアとは、チャトウィンをはじめヴィンセント・ヴァン・ゴッホやパブロ・ピカソ、ヘミングウェイといった芸術家や思想家が愛用していたノートブックを蘇らせること。かつてフランス・トゥールの小さな製本業者が製造していましたが、1986年に倒産し製造停止に。一度はこの世から消えたもののセブレゴンディらの手によって復刻されたのが、ブランドのアイコン商品となっている「モレスキンノート」です。現在もなお世界的に人気を集め、日本でもモレスキンノートの活用方法についてまとめた書籍が出版されるなど愛用者を増やしています。

 なお、日本では「モールスキン」「モレスキーネ」という呼称もありましたが、現在はヨーロッパの発音に合わせて「モレスキン」のカナ表記で統一されています。

ノートの装丁へのこだわり

イタリア発のステーショナリーブランド「モレスキン」の黒のクラシックノートブック

 モレスキンのノートといえば、丸い角のついた長方形ハードカバーやゴムバンドが付いたシンプルなデザインが特徴。紙は中性紙で、糸綴じのしっかりした作りになっています。裏表紙にはマチのついたポケットがあり、名刺やメモなどが収納できます。サイズ展開は定番のポケットサイズからB5サイズに近いXラージサイズまで様々。レイアウトは横罫のルールド、方眼のスクエアード、無地のプレーンの3種類があります。

プレーン(無地)のレイアウトのノートブック
横罫(ルールド)のレイアウトのノートブック
方眼(スクエアード)のノートブック

 表紙は厚紙をオイルクロスでコートしているため固く、机がない場所でも書き込みやすい仕様。使い込むほどに手に馴染んでいくので経年変化が楽しめます。近年はソフトカバーの手帳も展開されています。

定番色は"芸術家たちが愛した"黒

 モレスキンといえば黒が定番。かつて芸術家たちが愛用していた"伝説のノートブック"が黒だったことに由来しています。現在はカラーバリエーションが拡大し、レッド、ブルー、グリーン、イエローなど豊富なラインナップから選べるほか、他ブランドとのコラボレーションなどによる限定版やスペシャル版も販売されています。

緑、赤、ネイビー、黒の「モレスキン」のノートブック

 ノートブックの種類と価格帯は以下の通り。

・クラシック:2000〜5000円
・ジャーナル(ヴォラン/カイエ):900〜3000円
・プロコレクション:1400〜4000円
・アートコレクション:1000〜8000円

 上記以外にも、手書きで書き込んだ内容をデジタルサービスに同期させることができるシリーズ「モレスキン+(MOLESKINE+)」があり、ノートブックの新しい使い方を提案しています。

モレスキンはどこで買える?

 モレスキンは全国の雑貨店で取り扱いがあり、公式オンラインショップでは全ラインナップを展開しています。2012年には日本初のオフィシャルショップ「モレスキン アトリエ」が有楽町ロフトにオープン。有楽町ロフトの営業終了に伴い、現在は銀座ベルビア館にある銀座ロフト内に店舗を構えています。銀座ロフト店では国内で唯一箔押し加工の名入れ機を常設し、ノートブックに名入れするサービスを提供。自分だけのノートブックを作ることができます。

 モレスキン アトリエは銀座ロフトのほか、新宿ハンズ、札幌ロフト、名古屋ロフト、梅田ロフト、石丸文光堂本店の計6店舗を展開。いずれも全ラインナップを取り扱っています。

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