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【手帳の定番ブランド9選】使いやすいおすすめモデルを解説

重ねられた黒や緑の手帳
重ねられた黒や緑の手帳

【手帳の定番ブランド9選】使いやすいおすすめモデルを解説

重ねられた黒や緑の手帳

 新年を前に、書店や雑貨店などの店頭に多くの手帳が並んでいます。今回は、機能性が高くビジネスにもプライベートにも使いやすいタイプから英国王室御用達ブランドまで、定番の手帳ブランドを集めました。

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1. ノルティ(NOLTY)

 1949年に日本初の時間目盛り入り手帳「能率手帳」として誕生。経営コンサルティングの視点をベースに作られた手帳は、ビジネスシーンを中心に需要が拡大し、2013年にはブランド名を「ノルティ(NOLTY)」に刷新しました。運営するNOLTYプランナーズは、カレンダーや法人向けのビジネスツールの開発なども行なっています。

製品の特長

 1963年に登場した能率手帳の最高級モデル「能率手帳ゴールド」は、クリーム色の専用用紙が特長。小口には本金の金箔があしらわれ、羊革のカバーは職人の手作業で付けられています。この他にも、手帳のノウハウをシンプルに落とし込んだ作りなどが評価され2015年度のグッドデザイン賞を受賞した「NOLTY U365」や「NOLTY TOOLS セオリア/Bindex セオリア シリーズ」など、豊富に展開されています。

■ノルティ
価格帯:1000円台〜
取扱店舗:全国の書店、公式オンラインストア
公式サイト

2. ほぼ日手帳

 2001年に、糸井重里が主宰するほぼ日のオリジナルグッズ会議で出たアイデアから誕生した「ほぼ日手帳」。初めて製作された「ほぼ日手帳2002」は製本に不安があることが発送後に判明し、製本を強化した手帳をすべての人に再送したことで、より認知を広めました。初期から取り扱っているロフトでは、10年以上連続で手帳売り上げナンバー1。

製品の特長

 基本的に1日1ページのスペースが用意されていて、たくさん書き込めるのが特長。毎日のページ下部には「ほぼ日刊イトイ新聞」のコンテンツから選抜された「日々の言葉」が掲載されています。スケジュール管理の他にも日記として活用したり、レシートなどを貼って家計簿のように使ったりする人も。ウェブサイトが充実していて、インスタグラムでは愛用者によるハッシュタグ「#ほぼ日手帳」を通じた活用法の投稿が盛んです。

手帳の見開き

■ほぼ日手帳
価格帯:2000円前後〜
取扱店舗:とびち、公式オンラインストア、ロフトなど
公式サイト

3. エディット(EDiT)

 デザインステーショナリー・雑貨メーカーのマークス(MARK'S Inc.)が展開する手帳「エディット(EDiT)」は、2010年に1日1ページ手帳として発売されました。2012年に日本文具大賞デザイン部門グランプリ受賞、グッドデザイン賞受賞。2015年には日本文具大賞デザイン部門優秀賞を受賞しています。

製品の特長

 毎日をクリエーティブに過ごすための手帳として作られたエディットは、ページの自由度の高さが特長。2018年版のフォーマットは「1日1ページ」の他にも、全面にブルーのドット方眼が入った「月間ノート」、週間ページのメモ欄が登載された「週間ノート」、6時から22時の縦時間軸を採用し一覧性の高い「週間バーチカル」の全4タイプ・8種類が用意されています。

■エディット
価格帯:2000円前後〜
取扱店舗:全国の文具・書店、雑貨量販店、公式オンラインストアなど
公式サイト

4. モレスキン(MOLESKINE)

 伊ミラノの出版社が、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホや、パブロ・ピカソ、ヘミングウェイ、ブルース・チャトウィンなどの芸術家や思想家が愛用していたノートブックを1997年に復刻して誕生した「モレスキン(MOLESKINE)」。今では世界中に愛用者が存在し、2016年から日本語版の販売が開始され、現在では手帳やノートをはじめステーショナリーやバッグなど製品のバリエーションが広がっています。

製品の特長

 モレスキンの手帳は、紙に撥水加工を施した独自のハードカバーとソフトカバーがあり、丸みのある角とノートを束ねるゴムバンドが付いています。日本語版は4月始まりの12カ月ですが、18カ月ダイアリーは7月始まりが基本。毎年限定版が発表されていて、2018年度版はスターウォーズとスヌーピー、そして不思議の国のアリスです。

黒い表紙の手帳

■モレスキン
価格帯:3000円前後〜
取扱店舗:モレスキン・アトリエ、公式オンラインストア、文房具店など
公式サイト

5. クオバディス(QUOVADIS)

 本当に欲しいダイアリーを追求した医師Dr.ベルトラミの創意工夫から生まれた「クオバディス(QUOVADIS)」は、世界で初めて見開きページに一週間のスケジュールやタスクがひと目でわかるダイアリーシステム「アジェンダプランニングダイアリー」を考案しました。日本には1970年代後半から輸入が開始され、1994年には日本支社を設立。現在では世界18言語以上で生産されています。

製品の特長

 誕生から50年以上ほぼ変わらない「アジェンダプランニングダイアリー」を基本に、5種類のフォーマットがあります。サイズは初期から定番の正方形「エグゼクティブサイズ」の他に、ポケットサイズ、デスクサイズが用意され、豊富なカラーバリエーションとさまざまな素材のカバーが魅力です。

■クオバディス
価格帯:2000円前後〜
取扱店舗:全国の大型書店、文房具店、公式オンラインストアなど
公式サイト

6. 高橋手帳

 「高橋手帳」は、1939年に創業した書店取次業「高和堂」の出版部が独立した高橋書店が展開しています。手帳以外にも、家計簿や日記帳、カレンダーなどを発行。さまざまなライフスタイルに寄り添った製品づくりが特長です。1996年から行っている「手帳大賞」商品企画部門では、実際に商品化することを前提とした手帳や日記、家計簿のアイデアを募集。ライフスタイルの変化やニーズを商品に反映させています。

製品の特長

 特長は、文字がにじまず裏が透けにくい丈夫な紙。材料や配合比率、密度のバランスを調整し、鉛筆や水性ボールペン、万年筆などさまざまな筆記用具に対応しています。シンプルですが凝っていてフォーマットも豊富なので、ビジネスシーンからプライベートまで自分に合った使い方が可能です。

手帳の見開き

■高橋手帳
取扱店舗:1000円前後〜
取扱店舗:全国の書店、文具店、一部百貨店
公式サイト

7. フランクリン・プランナー(Franklin Planner)

 「フランクリン・プランナー(Franklin Planner)」は米フランクリン・クエスト社で誕生しました。同社は創業者ハイラム・スミスがベンジャミン・フランクリンに影響を受け、日々の生産性の向上や豊かな人生を築くためのセミナーやツールの開発を目的に1981年に設立。ベンジャミン・フランクリンが13個の徳を実現するために使っていた手帳を参考に作られています。

製品の特長

 時間管理を重視して開発された手帳は、予定やタスクをまとめて管理することができるスケジュールページが特長です。多様なリフィルが用意されているので、ライフスタイルにあった形式を選ぶことができます。またバインダーやフォーム、アクセサリーもあり、自分好みにカスタマイズすることが可能。スティーブン・R・コヴィー博士が提唱する「7つの習慣」を実行するための工夫も、他と異なるポイントです。

■フランクリン・プランナー
価格帯:2500円前後〜
取扱店舗:フランクリン・プランナー各店舗、東急ハンズ、ロフト、書店など
公式サイト

8. スマイソン(Smythson)

 エリザベス女王、エディンバラ公、チャールズ皇太子など現在英国でロイヤルワラント認定ができる全員から認定を受けた「スマイソン(Smythson)」は、1887年にロンドンに開いた店舗でスタートしました。ノートや手帳などのステーショナリーの他に、旅に関連したレザーグッズなどを展開しています。

製品の特長

 ダイアリー(手帳)の発売は1908年。軽くて薄い紙「フェザーウェイト」を採用し、紙の色はスマイソンのコーポレートカラーでもある薄い青「ナイルブルー」が使用されています。紙の縁には箔が施してあり、丈夫でデザイン性にも定評があります。製品の外装に使われているレザーは、アリゲーター、カーフスキン、ゴートスキン、ディアスキン、ラムスキンの全5種。

緑の表紙の手帳

■スマイソン
価格帯:7000円〜
取扱店舗:公式オンラインストア、百貨店、ヴァルカナイズ・ ロンドンなど
公式サイト

9. ハイタイド(HIGHTIDE)

 「ハイタイド(HIGHTIDE)」は1994年に福岡県で設立した手帳を主力商品に展開する文具メーカーです。2017年には福岡本社1階に直営店をオープン。自社ブランドの「ハイタイド」のほかに、イラストレーターのNoritakeがディレクターを務めるプロダクトシリーズ「オール(OLL)」や、紙と活版印刷を取り扱うショップ「パピエラボ」と共同開発で生まれたステーショナリーブランド「ペーハー(PH)」など多くのブランドを展開しています。

製品の特長

 ハイタイドの2018年の手帳のフォーマットは12タイプ。表紙は色柄合わせて298種類。デザインや色のバリエーションが豊かで、単色でシンプルなタイプから、イラストが描かれたタイプ、前面に箔押しが施されたタイプなどが豊富にラインナップされています。

■ハイタイド
価格帯:1000円前後〜
取扱店舗:ハイタイド店舗、公式オンラインストア
公式サイト

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