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　グランマズ ギャングは、野村が“生きることを手でつくること、自分や世界を探求するためのよすが”としてスタートした個人的な編み物プロジェクト。同展では、「わたしにとっての編み物は、祖母とのつながりでもあり、自分なりの王国を築く時間でもある」と語る野村と、“心友”のような関係性であるという1935年生まれの野村の祖母が、これまで日記のように残してきた編み物作品と言葉の数々を展示している。　また、期間中の4月26日には、「grandma's gangの編み会」も開催。編み物初心者・経験者問わず参加可能で、参加者同士で語り合い、教え合いながら“編むことのパワーを分かち合う”時間を提供するという。1500円＋1ドリンクオーダー制で、参加にはメールでの事前予約が必要となる。わたしにとっての編み物は、祖母とのつながりでもあり、自分なりの王国を築く時間でもあると思う。人の視線を気にせず、誰かのなにかを奪おうともせず、自分のなにかが奪われることもなく、生活をおくるうえでは奥底に沈んでいる「こうしたい」という小さな望みに気がつき、それを自分で叶えようと力がわいてくる親密さに胸があたたかくなり、散文詩のように静かな言葉が流れてくる。そういう透徹の時間を、胸のなかにある王国と呼んでいる。はやく、じょうずにつくれなくてもいい。基礎的な編み方をひとつでも覚えれば、「あれもつくってみたい」と胸のうちが灯る。「自分にもつくれるかもしれない」という世界への関与の希望は、おおげさでなくわたしを生かす。「自分でつくったものを着ていると、これがわたしよ、と胸をはれるの。」そう何度もわたしに語りかける、針と糸でなんでもつくってしまう1935年生まれの祖母。この世では偶然、祖母と孫に生まれついたわたしたちを、祖母は“心友”と呼ぶ。おかしいような照れくさいような呼び名の響きに、わたしはいつも、泣き出しそうな顔になる。流されてしまいそうな速度のなかで、飲み込まれないよう、日記のようにこつこつ残してきたふたりの編み地と言葉。そしてその交換が、もう少しだけ消えないでいてほしい。寄せては返す波を眺めたり、砂の城をぺたぺた築いたりした浜辺での遊びの風景が、記憶のなかでは永遠であるみたいに。ひとりとひとりのささやかな記憶の痕跡の波間にて。遊覧していただけますように。野村由芽（grandma’s gang）

Culture

野村由芽の編み物プロジェクト「grandma’s gang」が初個展開催、90歳の祖母と手掛けた編み物作品と言葉を披露

　リンクオリジナルメーカーズは2016年に発売したリップバームを皮切りに展開。「末長く愛される “あなたの必需品”」をコンセプトに、心と身体を心地よく整えながら彩るようなリチュアルのヘアケアやボディケアのほか、フレグランスなどを揃える。ショップは路面店で池尻本店と、大阪の堀江店を展開し、伊勢丹新宿店 メンズ館や​東京ミッドタウン日比谷、東京ミッドタウン八重洲にも直営店を出店。レトロな趣き、クラシカルで上質なデザイン、心地の良い香りと使用感で男女問わずユーザーを増やしている。11月にはニューヨークに海外初の店舗をオープンする予定で、すでにアメリカ事業部を立ち上げ、同店舗を皮切りに欧米での展開を強化していく。　スキンケアラインは、忙しい毎日の中でもゆとりを持ち、自分自身と向き合う時間を大切にできるようなルーティーンを提案。肌本来が持つ保湿力をサポートし、使うほどに心地よく、肌と心を満たす、“肌の必需品”として訴求する。キー成分として、肌の水分量をキープしてバリア機能を高めてくれる「天然ヒト型セラミド」に着目。天然の醸造発酵粕から精製した世界初のセラミドを採用した。肌の力をサポートする天然由来成分として、コメヌカエキスやマカデミアナッツオイル、ローズマリー葉エキス、ツボクサエキスなどをそれぞれのアイテムに最適なバランスで配合。また、美容成分の力を失わないように洗顔以外は非加熱処理技術で製造した。　ラインナップは、クレンジングオイル（120mL 4950円）、洗顔（150g 4950円）、2タイプの化粧水（各120mL 各5280円）、乳液（90g 6600円）、クリーム（50g 7700円）、エッセンシャルオイル（30mL 8800円）のほか、肌の悩みに合わせて選べる5種類の美容液（各30mL 5280〜7480円）を揃える。パッケージはモダンな深いグリーンのカラーを採用し、ジェンダーレスに使いやすいデザインに仕上げた。

Beauty

「リンクオリジナルメーカーズ」初のスキンケアラインが誕生　来月にはニューヨークに進出

　同展は、「仕入れから流通まで、新しい『商売』を考える展覧会」として開催。今年で設立20周年を迎えた「途中でやめる」の新作をはじめ、山下の個人出版や、同氏が大井競馬場のフリーマーケットで仕入れたカセットテープやおもちゃ、昔の雑誌、野生のワサビにヒントを得た絵画「ワサビ画」など、著書「バイトやめる学校」（タバブックス、2017）をもとにした「おもしろ金儲け」を現在進行形で提案する。　会場には、山下の仕事場を開設。同氏の思いつきと実験、実践を全公開し、既存のシステムから新たな価値を生み出す「おもしろ金儲け」の公開実験を行う。そのほか、出来立ての新作の即売会をはじめとした突発的なイベントも開催予定。　また、トークイベントも開催。9月7日には「山下陽光のギャラリートーク」を実施し、山下が展覧会を準備しながら考えたことや、最近見つけた面白いものについて語りながら作品解説を行う。12月7日には、「調べ物」に多くの時間を費やしてきた山下自身が今、一番気になる「調べ物」をしている研究者をゲストに招くトークイベント「調べ物の調べ方　カラー写真とワサビの場合」も実施。占領下の日本でアメリカ人が撮影したカラー写真の収集、分析を行う衣川太一と、ワサビにまつわる文献調査からフィールドワーク、DNA分析をする山根京子の2人が登壇。山下が聞き手となり、それぞれの「調べ物の調べ方」を模索するという。ギャラリートークは、すでに生活工房の公式サイトで申し込みを受け付けており、衣川、山根とのトークイベントは、9月25日10時から同公式サイトで申し込み受け付けを開始する。

Fashion

「途中でやめる」山下陽光が新しい“商売”を考える展覧会を開催

　ルイクは、2017年に世田谷にオープン。異なる時代・文化・芸術の融合とコンテンポラリーな表現をコンセプトに掲げ、セレクトしたヴィンテージとデザイナーズブランドを扱っている。フィンは2021年に出店し、素材やデザインに着目してセレクトした古着や小物、アートなどを展開している。　同イベントでは、都内への来店が難しい顧客や、オンラインストアの利用者に向け、両店が扱うヴィンテージアイテムの個性や店頭の雰囲気を体験できる空間を用意。店頭では、ヴィンテージアイテムやアクセサリー、小物に加え、「オープン セサミ クラブ（OPEN SESAME CLUB）」「パロマウール（PALOMA WOOL）」「ミスターイット（mister it.）」「フォート（_Fot）」など、セレクトしたブランドのアイテムを揃える。イベントは、今後もさまざまな地域での開催を予定しているという。

ヴィンテージショップ「ルイク」と「フィン」が名古屋でポップアップを開催

　グーチョキパーは浅葉球、飯⾼健⼈、⽯井伶の3⼈によるグラフィックデザインチームで、これまでにTOKYO2020パラリンピックのアイコニックポスターや「ナイキラボ（NIKELAB）」のグラフィック、NHK⼤河ドラマ「どうする家康」のロゴなどを手掛けた。　個展では、最新のペインティング作品「OKAO」を披露する。同作のテーマは「顔」で、浅葉、飯⾼、⽯井の3⼈のヴィジュアルイメージの受け渡しを繰り返すことで制作。絵具やスプレーによる技法を用いたという。　同展では計10点の最新作を発表し、clinicおよび同ギャラリーに隣接するブルーボトルコーヒー三軒茶屋カフェで公開。展⽰作品の販売も予定している。

NHK大河ドラマのロゴを手掛けたデザインユニット グーチョキパー、三軒茶屋で個展を開催

　同店は、三軒茶屋 茶沢通りに昨年10月にオープンしたヴィンテージショップ。「traditional」「authentic」「ethnic」「mode」の4つのテイストを主軸に、日本国内外のさまざまな年代のヴィンテージアイテムを取り揃えている。オーナーの川達也は1976年生まれ。2021年に「ユナイテッドアローズ（UNITED ARROWS）」から独立した。

三軒茶屋のヴィンテージショップ「atsurae vintage」　伊勢丹新宿店でポップアップを開催

　同ブランドは、これまでターミナル駅の商業施設を中心に出店してきたが、路面店では「ローカル＆コミュニティ」をコンセプトに地域に根付いたナチュラル＆オーガニックの情報発信基地を目指す。オープンまでの仮囲いには、三軒茶屋にゆかりのあるイラストレーターeryのデザインを採用した。　店内では、国内外からセレクトした約1200種類のアイテムを常時展開。デジタルカタログの導入により、店頭にない在庫も店頭で決済が可能なほか、受け取り先を自宅または店舗から選択できる。このほか、商品紹介のライブ配信や講師を迎えた体験型スクールの開設など、自宅にいながら楽しめるデジタルコンテンツの提供を予定している。

ビープル バイ コスメキッチン、初の路面店が三軒茶屋の商店街にオープン

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ヴィンテージマスター 十倍直昭が、手に取りやすい価格でヴィンテージとしての楽しみも味わえる隠れた名品を「令和のマストバイヴィンテージ」として紹介。

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