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◆商業施設ならではのリアルの価値追求　アメリカンラグシーは4年ぶりにカムバック　小田急SCディベロップメントが開発する新宿フラッグスは、開業時から「MUSIC」「FASHION」「SPORTS」をコンセプトに掲げている。リニューアルはかねてより構想してきたが、新型コロナウイルス感染拡大を機に内容を大きく変更。宮野氏は「商業施設の役割として『来て良かった』と思える体験をしていただくというのを根底にテナントを誘致した」とし、3つのコンセプトはそのままに、新宿フラッグス限定のコンテンツを揃え、リアルの体験価値向上させたという。　リニューアルの対象フロアは2〜5階部分。特に2、3階部分は「FASHION」「SPORTS」を体現するフロアと位置付け、リアルならではの体験を強化した。リニューアルに伴い4階から3階に移設する「ニューエラ（New Era®）」の国内旗艦店はショッピングセンターに出店している店舗では初となるオリジナル自動販売機「NEW ERA® STAND」を導入。限定モデルの販売も予定している。同じくリニューアルオープンするスペインのシューズブランド「カンペール（CAMPER）」では、これまでECのみで展開していたハイエンドライン「カンペールラボ（CAMPERLAB）」を初めて店頭で販売する。　また、新宿フラッグス開業時から出店（※撤退に伴い2018年に閉店）し、かつてテナントでトップの売上だったという「アメリカンラグシー（AMERICAN RAG CIE）」が4年ぶりに以前と同じ2階に再出店。再出店となる今回はヴィンテージアイテムを充実させたという。創業者でCEOのマーク・ワーツ（Mark Werts）も「ブランドとしてもナンバー1の売上があった店舗だったので、戻ってくることができて嬉しい」と話した。　このほか、2階では時計ブランドの「ハミルトン（HAMILTON）」と「ティソ（TISSOT）」が新規オープン。2階エントランス横のポップアップスペースには「世界一HAPPYなSHOP」をコンセプトとする「パルクアン カラー（Parc.1 color）」が第1弾として出店し、今後もファッションやファッション雑貨などシーズナブルなショップを展開していくという。◆ユニクロとGUで若年層の取り込みに成功　ジーユー店舗が構える7、8階部分には「MUSIC」を体現するテナントとして「タワーレコード（TOWER RECORDS）」の旗艦店が9、10階を含めて4フロアにわたり入居していたが、タワーレコード側も音楽の楽しみ方が変化したことを受け、2フロアに売り場を縮小した。ユニクロも4、5階の2フロア構成で営業している。ファーストリテイリングの2ブランドが入ったことで、新宿フラッグスでは来館者数が増えただけではなく若年層の来館が増え、客層の幅が広がったという。　グランドオープンする今年12月から1年間の来館者数は、コロナ前の2019年度同期比で1.3倍、売上高は同23％増を目標に掲げる。宮野氏はコロナ禍を機に来館者数を特に重視する考えで、グランドオープンで来館者数のさらなる伸長を期待する。

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新宿駅東南口「新宿フラッグス」が開業以来初の大規模リニューアル　ユニクロとGUが集客増に貢献

　同店は、JR新宿駅東南口を出てすぐのファッションビル「フラッグス（Flags）」の7階と8階にオープン。7階がウィメンズウェア、8階がメンズウェア・ウィメンズ小物・ルームウェアで構成され、都内有数の商品ラインナップとなる。　新宿エリアでは「ビックロ新宿東口店」「西武新宿ペペ店」の2店舗が営業しているが、客からの「新宿駅南口・東南口付近に利便性の高い店舗を開店してほしい」という要望を受けエリア3店舗目の出店が実現。他の2店舗は普段利用する路線や出口によっては遠く感じるといった声も多く、南口・東南口付近で出店できるテナントを探していたという。　店舗設計では「リアルな情報発信」をテーマに、「何がトレンドなのか店に入った瞬間に分かる」店作りに注力する。店内には「おしゃリスタ」と呼ばれるコーディネートアドバイザーを配置し、客の要望に合わせた商品や着こなしを提供するほか、定期的に新宿フラッグス店おしゃリスタによる動画配信を実施。トレンドや季節に合わせたアイテムや着こなしを紹介する。　また、同店では4月29日に発売する「名探偵コナン」とのコラボレーションアイテムを他店より1週間早くオープン日の4月22日に発売。江戸川コナンとの撮影会やフォトスポットなども設置する。　同じくオープン時の施策として東京モード学園とタイアップし、学生によるスタイリングを展示。店舗の中にいながら学生世代のリアルな着こなしを体験してもらうことが狙いだという。また、ファーストリテイリングが提供する着こなし発見アプリ「スタイルヒント（StyleHint）」でも学生のコーディネートを投稿しており、アプリ上でそのまま商品を購入することができる。そのほか、7階には東京モード学園の学生がGUの商品をリメイクした作品を展示。今後も客の声に応じて展示作品を増やす予定だという。担当者は「ファストファッションはサステナブルの観点から無駄が多いという声もある。服を無駄にしないという意味ではこの取り組みは意味があるのでは」とコメントしている。　今後については「立地の良さを活かして顧客のニーズに合う店舗にしていけたら」と展望を語り、「エコバッグの製作やGUのアイテムをリメイクするワークショップなども検討したい」と客の要望に柔軟に対応していく姿勢を示した。

ジーユーが都内最大級「新宿フラッグス店」の内部を初公開

　コラボでは、主人公の江戸川コナンのほか、灰原哀や怪盗キッドといった主要キャラクター、公開中の劇場版25作目「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」に登場するキャラクターにちなんだデザインが登場。Tシャツやポーチ、ラウンジウェアなど全21型を展開する。価格帯は税込790～2990円。  また、 全国のジーユー店舗では江戸川コナンによる店内放送を実施。 4月22日にオープンする新宿フラッグス店では、 限定商品の販売に加え、コナンとの撮影会やフォトスポットの設置など特別展示も行われる。

Fashion

ジーユーがアニメ「名探偵コナン」と初コラボ、新宿フラッグス店では期間限定で特別展示も

　同店の売場面積は約1190平方メートル。出店先の2フロアにはタワーレコード新宿店があった（同店舗は現在9、10階に売り場を縮小）。店内には同ブランド認定のコーディネートアドバイザー「おしゃリスタ」を配置し、ファッションを楽しめるような接客や商品、着こなしを提案するという。　また、公式サイトやアプリ内で提供している、おしゃリスタによる動画配信サービス「ジーユーライブステーション（GU Live Station）」を定期的に店内から配信。トレンド情報や季節にあわせたアイテムの着こなしを紹介する。　なお、ジーユーは今回の新規出店により、新宿エリアではビックロ新宿東口店、西武新宿ペペ店を含めて3店舗を構えることになる。

GUが新宿フラッグスに新規出店　タワレコ新宿店があった2フロアにオープン

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複合商業施設向けのラブレス サニーサイドフロア、新宿フラッグス店を1年半で閉店

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