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　同ブランドは、通常時は不定期開店のショップ「アトリエ サンカッケー」でのみ展開。毎年全国を回りながら開催している販売会は、同ブランドの商品を手に取ることができる貴重な機会となる。　定番商品の「ウォレット サンカッケー」は、マルチユースのレザーポーチ。複数のポーチをドットボタンで組み合わせることで、様々な容量と用途に拡張できる。素材には、メゾンブランドなどで使われるフランス、イギリス製レザーを主に採用。今回の販売会では、南米に生息する大蛇の革「ボア コンストリクター」と、白なめし加工を施したポロサスクロコダイル「ヒマラヤ クロコダイル」を用いた限定モデルが登場する。　今回の販売会には、サンカッケーだけでなく交流のある他ブランドも参加。”3世代にわたって履き続ける靴”をテーマに全パーツが交換可能な靴を製作する「スタジオ ヒドゥン（Studio-Hidden）」、ミリ単位の技術を要する時計ベルトの製作技術を応用した革製品を展開する「ロザリア プロダクト（Rosaria Product）」、草履ブランド「履物関づか」が出店する。　そのほか、ヴィンテージウォッチショップ「オフル（Ofull）」は、昨年復刻し話題となった国産時計メーカー「タカノ（TAKANO）」や、「ロレックス（ROLEX）」、「オメガ（OMEGA）」のヴィンテージウォッチを用意。薬院のセレクトショップ「SPC」では、「ウィー アー オール アニマルズ（WEAREALLANIMALS）」が1970〜90年代のカルチャーから着想を得て製作したTシャツやキャップなどを販売する。

SUN／kakke

Fashion

「サンカッケー」が福岡で合同販売会を実施　草履や時計ベルトの職人ら5ブランドが参加

　1足ずつ職人の手作業で製作したZOORIは、熟練職人の技術で仕上げたしっかりと目の詰まった畳表をベースに、鼻緒と台座の側面にジョンロブの上質なグレインレザーを使用。鼻緒にはジョンロブのロゴをあしらった。カラーはホワイトとグレーを用意する。アイテムには、専用のボックスとジョンロブのロゴ入りの草履袋が付属する。価格は14万5200円。

JOHN LOBB

ジョンロブが職人の手作業で製作した草履「ZOORI」を発売　京都店1周年を記念

　設計を担当したのは、同ブランドの上海や成都の店舗のデザインも手掛けている新素材研究所。中国でのストアコンセプトである「地」に「風」の要素を加え、より動的な店舗空間を演出した。京都ならではの奥行きのある建物と敷地を活かし、入口から奥へと風が通り抜けるように設計されている。　入り口には行き交う人の興味を惹くためにコールテン鋼の目隠しを配置。建物のファサードには経年変化で風合いが変化していく銅板を採用し、続く内装に使用されている自然素材とのコントラストを生み出している。　1階フロアではユニセックスのライフスタイルアパレルを展開。入り口の本御影石の鉢植えにはゴールドウインの創業地である富山県南砺市の野山から自然のままの状態で運び込まれた植栽が植えられ、客を迎え入れる。ブランドの原点でもあるスキーのリフトチェアを模した什器は、京都店のために設計されたデザイン。階段付近の壁材には無加工の黒皮鉄を採用し、こちらも時間とともに風合いが変化する素材を使用した。時間の経過を楽しみ、長く使い続けられるモノづくりが店舗全体を通して体現されている。　中庭を抜けた先のギャラリースペースでは、実験的なプラットフォームと位置付ける「ゴールドウイン ゼロ（Goldwin 0）」を展開。ラグジュアリーブランドやスポーツブランドを経験したイギリス人デザインディレクターのヌー・アバス（Nur Abbas）が手掛けるラインは、縫い目やカットライン、シルエットなど革新的なデザインと機能性が掛け合わさったアウトドアウェアが揃う。 　オープンを記念し、グラフィックデザイナー佐々木俊がロゴデザインを手掛けたTシャツ、パーカー、キャップ、ソックスのほか、撥水加工のレザーとヴィブラムソールで街履きとしても使える「関づか」とのコラボレーション草履も店頭に並ぶ。 　2階ではトレイルランニングやトレッキングウェアなどをラインナップ。山形緞通の柳をイメージした柄の特注カーペットが敷かれたフロアでは、試着ルームを含んだサロンスペースを両隅に確保し、ゆったりと買い物を楽しめるような空間を創出している。　出店場所は、交通量の多い四条河原町から少し入った住宅なども並ぶ通り。ゴールドウインの基幹ブランドである「ザ・ノース・フェイス（THE NORTH FACE）」が同じ通りに店舗を構え好感触だったことから、京都という観光都市ならではの「探す楽しみ」を感じてもらうロケーションとして、ローカルとインバウンド両軸での集客を狙う。　ゴールドウイン常務執行役員ゴールドウイン事業本部長の川田慎二氏は、「商品やサービスだけでなく長い時間滞在したいと感じていただけるような居心地のいい空間を提供していくことが我々が考えている日本の美意識であり価値。ゴールドウインが掲げている、人と自然の可能性を広げるということを、この店舗を通じてグローバルに発信していきたい」とコメントした。　今後は同じく新素材研究所とタッグを組んだ丸の内店の移転リニューアルオープンを控えており、札幌、大阪、福岡などにも出店を進めるほか、好調の中国市場に加え、ソウル、ロンドン、ニューヨークなどのグローバル都市に出店攻勢を強める方針。2033年までに、ゴールドウインブランド単体での売上高500億円の達成を目標に掲げている。

Goldwin

Lifestyle

「ゴールドウイン」が関西エリア初となる旗艦店を京都にオープン、新素材研究所による風と自然が共鳴する空間

　同アイテムは、明治28年に京都で創業し、歴史ある履物を手掛ける創作京履物「伊と忠」と協業。熟練の職人が仕上げたしっかりと目の詰まった畳表をベースに、鼻緒と台座の側面にジョンロブの上質なグレインレザーを使用した。また、鼻緒にはジョンロブのブランドロゴを配し、アクセントを加えた。アイテムには、持ち運びに便利なブランドのロゴ入り草履袋が付属する。サイズは24.5、25.5、27cmの3サイズ展開で、価格は税込13万2000円。　国内7店舗目のブランド直営店であるジョンロブ京都店は、祇園新門前にある100年以上の歴史を持つ京町家を再生し誕生。総面積85平方メートルの店舗デザインは、Teruhiro Yanagihara Studioの柳原照弘が手掛けた。日本の職人技術や素材の美しさがインテリアでも実感できるよう思考し、靴の棚は左官職人による研ぎ出し、店内の床は日本の職人によって作られた天然素材のウールカーペットを使用したという。また、新門前の街並みに溶け込むよう外観デザインは既存の構造を生かしつつ、店内には新たに吹き抜けを設けるなど実際よりも空間が広く感じられるレイアウトに仕上げた。

「ジョンロブ」が明治28年創業の京履物屋と協業、京都店オープンを記念した草履を発売

　履物関づかは、「靴ではない日本の履物」をテーマに、和装や洋装といったカテゴリーに縛られない履物を展開しており、「伝統に立脚した現代のための創造」という両ブランドに共通するものづくりへの思いから、今回のコラボに至った。展開アイテムは、マメ クロゴウチの2022年秋冬コレクションのテーマで、デザイナー 黒河内真衣子の故郷でもある⻑野の山々を覆う苔をイメージした毛足の⻑いベルベットを採用した厚底の草履「Velvet Zori」（14万7400円）と膝丈まで伸びる足袋「Velvet Tabi」（6万1600円）の2型。いずれもブラックとグリーンの2色を揃える。　オーダーイベントでは、黒河内と履物関づかの関塚真司が店頭に立ち、商品の説明や、
足のサイズに合わせた台座の提案や採寸を行う。オーダーしたアイテムは、京都・岩倉のアトリエで関塚の手によって一点一点、手作業で制作される。

Mame Kurogouchi

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マメ クロゴウチがベルベットの草履を発売　羽根木でパーソナルオーダーイベントを開催

「ハワイアナス」新作サンダルを用いたファッションシューティングにAMIAYA、よしミチらが参加

ハワイアナス、定番モデルと草履を組み合わせた新作サンダル「TRADIZORI」が登場

"新感覚サンダル"ジョジョを展開する京都の老舗履物屋「祇園ない藤」九段ハウスで初の展覧会開催

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