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　取り組みは、当事者社員の体験談や外部有識者を招いたトークセッションなど、当事者を取り巻く現状について社員一人ひとりが考える機会となる社内イベントを開催。資生堂および、資生堂ジャパンの社員が参加し、LGBTQ+に関する正しい知識の習得、職場におけるアライ（理解者であり支援者を指す）コミュニティの醸成につなげる。さらに東京ではトランスジェンダーを対象に、大阪ではLGBTQ+を対象としたメイクアップ講座を実施する。より“自分らしさ”を表現する手段として、資生堂ジャパンの専門職が講師となり、スキンケアからメイクアップの基礎をレクチャーする。また、15日に開催された「名古屋レインボープライド」では来場者に対し、肌測定アプリやパーソナルビューティカラー診断を用いてスキンケアのポイントや似合う色の提案を行った。　資生堂は企業使命「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD（美の力でよりよい世界を）」の実現に向け、社員がジェンダーや年齢、国籍などに関係なく、個々人の違いを認め尊重し合い、イノベーションを生み続ける組織カルチャーをつくるため、ダイバーシティ・エクイティ＆インクルージョン（DE＆I）を重要な経営戦略の柱と位置づけている。　エグゼクティブオフィサー チーフ DE＆I オフィサーの廣藤綾子氏は、「資生堂は、異なる価値観を尊重し共感しながら新しい価値を生み出していく思いを『LOVE THE DIFFERENCES』（違いを愛そう）と表現し、当社のDE＆I活動のスローガンとしています。この4月には、通算6回目となる東京レインボープライドに出展し、当事者やアライの声に耳を傾ける重要性を改めて強く認識しました。当社はこれからも社内外のLGBTQ+コミュニティとアライに寄り添う企業として、LGBTQ+コミュニティへの支援に最大限に取り組み、誰もが自分らしく生きられる社会の実現を目指します」とコメントした。

資生堂

Beauty

資生堂のプライド月間における取り組み　社内イベントやメイクアップ講座を開催

　ユーアーシーンは、 LGBTQ+のためのイベント「PRIDE 2024」に向けて、コメディアンで作家のアロック（ALOK）と共創したオールジェンダーのためのコレクション。キャンペーンヴィジュアルには、モデルやディレクターとして活動するベントリー（B3NTL3Y）や、ヘアスタイリストでタレントのアレックス・ルー（Alyx Liu）、モデルで俳優のクレーシー（Chrissy）を起用した。　コレクションでは、厚底部に⼤胆なカラーグラデーションを施した約7.6センチメートルの厚底スリッポン「ユーアーシーン プラットフォーム（URSeen Platform）」（2万5300円）と、鮮やかな色を採用し、⾝体にフィットするアシンメトリーなシェイプに仕上げたワンショルダードレス「ユーアーシーン ドレス（URSeen Dress）」（2万2000円／いずれも税込）を展開。量型ともに、グリーンとラズベリーのカラーを用意している。　アロックは今回のコレクションに対して、「私の⼦ども時代は、⾃分に注意を向けられないために、本当の⾃分を隠し、まるでそこに存在しないかのように過ごしてきました。 だからアグと⼀緒にこのコレクションでやりたかったことは、勇気のような⼤胆なアイデアをプラットフォーム シューズとボディコン ドレスに取り⼊れることでした。誰かが少し⾃信をなくしてしまったとき、これらのアイテムを⾝に着けることで、パワフルに感じてほしいと思っています」とコメントしている。

Fashion

UGGがコメディアンと共創したコレクションを発売　 LGBTQ+のためのイベント「PRIDE 2024」に向けて

　ジバンシイはこれまで、「DARE TO REINVENT」のスローガンをもとに、持続可能な事業への取り組みやD＆I（多様性と包摂）を積極的に推進する企業文化を目指すなど、現代社会や環境の最適化に貢献。2021年から3年連続でプライド月間に、NFT作品の販売で得た収益をLGBTQIA＋の若者たちを支援するフランスの団体に全額寄付してきた。　出展するTokyo Rainbow Pride 2024では、メイクアップやフレグランスのトライアルサービスを実施するほか、自身のカメラで撮影可能なフォトフレームなども用意する。

GIVENCHY

パルファム ジバンシイが「Tokyo Rainbow Pride」に2年連続で出展

　マーク ジェイコブス ビューティは、マーク ジェイコブスとフランス発の「セフォラ（SEPHORA）」とのコラボレーションにより2013年に始動。リップ、アイ、フェイス、ネイルの4カテゴリーでデビューし、世界のメイクアップアーティストや消費者から注目を集めた。また、LGBTQコミュニティーを支援するキャンペーンにマーク氏本人が登場するなど、象徴的な広告がカルト的な人気をけん引。2021年末、販売を終了している。コティ社とマークジェイコブスのパートナーシップは今年で20年の節目。両者はビューティラインの復活に加えて、コスメやフレグランスのEC販売強化を戦略的な取り組み事項として合意した。　コティのCEOを務めるスー・ナビ（Sue Nabi）氏は、「マーク ジェイコブス ビューティの復活を世界中の消費者が熱望している。同契約は、『一流の美容ポートフォリオの構築』を掲げるわれわれのヴィジョンに共感する世界中のブランドに対して、コティのポジションをより強固なものとする」などとコメント。なお、マーク ジェイコブス ビューティの公式インスタグラムのプロフィール欄は「Stay tuned.（乞うご期待。）」と更新している。

「マーク ジェイコブス」のビューティラインが再始動　インスタを更新

　キールズは、1980年代から40年以上にわたり、さまざまなLGBTQIA+の団体と連携しながらコミュニティを支援し、寄付している。今年は「LIVE YOUR PRIDE WITH KIEHL’S　ありのままの自分を、キールズと！」をテーマに、昨年に引き続き認定NPO法人ReBitとのコラボレーションでクリームのパッケージをデザイン。レインボーフラッグやトランスジェンダーフラッグに加えて、ノンバイナリーのフラッグをあしらった。売上の一部は同法人に寄付し、マイノリティを含む全ての子どもがありのままで大人になれる社会づくりに役立てられる。　キールズ クリーム UFCは、長時間のうるおいとハリ感を叶えるクリームとして人気を博し、敏感肌を含む幅広い肌質に対応している。乳液のように軽やかなテクスチャーが浸透し、べたつきが気になる夏にも使用可能。プライドエディションは2020年に登場して毎年発表する。昨年はスカルや虹のモチーフを組み合わせたデザインを発売した。価格は49g入りが4950円、123g入りが9130円（いずれも税込）。

Skin Care

キールズがプライド月間を祝福　トランスジェンダーやノンバイナリーフラッグをデザイン

　エッジ（Economic Dividends for Gender Equality）は、スイス・ジュネーブに本拠地を置く「EDGE Certified Foundation」が制定したジェンダー平等のためのグローバルな査定方法論および認証基準。「男女同一賃金」や「採用と昇格・登用」、「リーダーシップ開発研修とメンタリング」、「柔軟な働き方」、「組織カルチャー」の5つの観点から、人事関連のデータや制度、取り組みの実績、職場での実態を調べる従業員向けアンケート調査などを用いて審査が行われている。審査結果に応じて、Assess、Move、Leadの3段階で評価される。　メルカリでは、個々の多様な経験や視点を尊重して世界的に競争力のあるチームづくりを目指し、2018年からダイバーシティ＆インクルージョンに着手。女性をはじめ、LGBTQ+といったマイノリティを対象としたソフトウェアエンジニア育成プログラム「Build@Mercari」を開催するなど、社内外でさまざまな活動を実施してきた。　今後は、認証を経て明確となったアクションプランのもと、より多様な人材が活躍できる環境づくりを進めるとともに、取り組みの発信を通じて日本社会全体でのD&Iの推進を目指すとしている。

Business

メルカリがジェンダー平等に関するグローバル認証を日本企業で初めて取得

　同社はインナー開発を通じて、さまざまなコンプレックスや生きづらさと向き合ってきた過程でトランスジェンダー女性の悩みを知ったことから、新ブランドでトランスジェンダーが抱える課題の解決を目指す。　今回発売する「オパリオス（Alperios）」コレクションでは、骨格の大きさに自然にフィットし、柔らかなまるみをかなえるブラジャーや、華奢に見えるシルエットに仕上げたショーツをラインナップ。ブラジャーは「骨格が合わない」「カップ上辺が浮いてしまう」などの悩みを解消できる設計に仕上げたという。　今後は、胸を押さえるハーフトップやタンクトップ、ボクサータイプのサニタリーアイテムなどが揃う「ブラックオパール（Black Alper）」コレクションと、ジェンダーレスなインナーシリーズとニュートラルなデザインアイテムを展開する「ジェリーオパール（JellyAlper）」コレクションの販売を予定している。

トランスジェンダー向け下着を開発、新ブランド「オパール」がデビュー

　トーマネは、時代背景を反映したマネキンを模索する中で、多様な人との繋がりの形を表現し、関係性を感じさせるペアマネキンの開発に至ったという。通常マネキンはストック管理やレンタルなどの観点から1体ずつで管理されるが、同シリーズは全てペアであるほか形状上単体の使用は不可となっている。紳士型と婦人型、紳士型同士、婦人型同士、婦人型と犬型とを組み合わせた4種を揃える。レンタル価格は、ペアで月額税込3万3000円。

トーマネが初のペアマネキンシリーズを開発、親密なポーズで繋がりを表現

　まずは4月22~24日に行われた、日本最大級のLGBTQ＋イベント「東京レインボープライド2022」にカウンセリングブースを出展し、スキンケアのスペシャリストであるキールズカスタマーリプレゼンタティブ（KCR）による肌のカウンセリングを実施した。　また、「LGBTを含めた全ての子どもがありのままで大人になれる社会」を目指すNPO法人「リビット（ReBit）」への協賛を開始。売り上げの一部を寄付し、出張授業を通して教育現場での普及啓発に賛同する。　そのほか「味方」や「仲間」を意味し、LGBTQ+コミュニティへ寄り添い全ての人が自分らしくいられる世界を願い、自分に何ができるかを考える人、アライを育てるトレーニングをスタッフへ定期的に実施。完了したスタッフは目印のPRIDEピンを胸につけて接客するなど、さまざまな活動を行っている.　商品では、キールズNo.1のクリーム「UFC」にPRIDE限定エディション「キールズクリームUFCを6月24日に発売する。パッケージには今年のテーマであるLIVE YOUR PRIDE WITH KIEHL’S をロゴデザインにあしらった。価格は49gが税込4620円、123gが同8250円。また、同限定エディションを含む税込5500円以上の購入者に、PRIDEの象徴である虹にちなんで全国のストアと公式オンラインストアで7枚のレインボーサンプルをプレゼントする。

「キールズ」が「LIVE YOUR PRIDE WITH KIEHL’S  」をテーマに今年もLGBTQ+コミュニティをサポート　東京レインボープライド2022への参加やアライトレーニングの実施など

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