平田かのん
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Fashion インタビュー・対談

人気企画「パリコレ学」はどう生まれた?キーマンたちに聞く裏話<3. モデル:平田かのん>

平田かのん
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 TBS系列で放送中の「林先生の初耳学」内の1コーナー「アン ミカ先生が教えるパリコレ学」。"パリコレ"デビューを目標にタレントでモデルのアン ミカさんが先生となり、モデルの卵(=学院生)たちのパリまでの道のりと現地での挑戦を追った人気企画です。企画は反響を受け、第1シーズン放送終了後まもなく第2シーズンがスタート。この半年間、第2期生の切磋琢磨し成長する様子がお茶の間に届けられました。そんな「パリコレ学」のカメラに収まりきらなかった裏話について制作陣、出演者など関係者にインタビューします。第3弾はパリコレデビューを飾ったモデルの平田かのんさん。パリコレ期間中に現地で話を聞きました。

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現役高校生モデル平田かのんとは?

ー「パリコレ学」第2シーズンの合格者に選ばれ、そしてパリコレの舞台に立つことができました。今の率直な感想は?

 自分の成長を実感できて、とても嬉しいです。ここまでこれたのは多くの方々の支えがあったおかげですし、これからも感謝の気持ちを忘れずに頑張っていきたいと思っています。

ーそもそもモデルになろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。

 もともと身長が高くて、それを活かせる仕事に就きたいと思っていました。宝塚やモデルとかを進路に考えていたんですが、ある時からファッションに興味を持ち始めたんです。その勢いのままに、ファッションモデルになって世界で活躍したい!と心に決めて今に至ります。「パリコレ学」の第1シーズンをTVで見ていて、第2シーズンがあったら絶対に応募しようと思っていました。

ー第1シーズンをどういった思いで見ていたんですか?

 率直に楽しそうだなって。もちろんモデルの世界は厳しいですし、大変だということも見ていて感じましたが、色々なことが学べて成長できる場所だと思えて。それで絶対に出たいと思って応募したんです。

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ー背が伸び始めたのは?

 小学校4年から5年生の間の2年間で20センチも伸びて。でも卒業するまでは徳島に住んでいたので、人が穏やかだから全然いじられたりはしなかったんですけど、中学生になって大阪に住むようになってからは、背が大きいことで周りから色々と言われたりはしましたが、今となっては褒め言葉だなと思えるようになりました。

ーずっとバレエを習っていたとのことですが、その経験がモデル業に活かされたことはありましたか?

 ガニ股になってしまうというマイナス面の方が出てしまっていました。でも姿勢とか、手先の繊細な表現が活かせたのは、バレエをやっていたおかげだと思っています。

ー好きなブランドは?

 衝撃を受けたのは「コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)」です。まだ小さいときで全然ファッションに興味がなかった頃だったんですけど、「こんな服あるんや」とショックを受けて。ファッションにはこんな世界があるんだと思わせてくれたブランドです。

ー普段は高校生ですが、出演が決まって親や友人から色々な反応があったんじゃないでしょうか。

 やっぱり親は、自分が怒られている姿がTVに晒されるわけですから「本当いいの?」と心配していましたね。でも受かったら「よっしゃー!」という感じで、心配する姿はもうなくて(笑)。友達も「芸能人が近くにおる」みたいな感じで、とても喜んでくれました。

 

パリコレ学で学んだこと

ーアン ミカさんは、後半の伸びを褒めていました。

 本当ですか!?次までには絶対完璧にしていこうと、いつも家に帰ってから練習していたので、そう言っていただけて本当に嬉しいです。公園でウォーキングの練習をしていると変な目で見られたりもしたんですが、その甲斐ありました(笑)。

ー講師陣で印象に残っている方は?

 本当に衝撃的だったのは山本寛斎さんですね。あの時点では自分に技術がまだまだ無かったので、服ではなく個性を出すくらいしかできなかったんです。なので「こんな考え方もあるんや」と肯定されているようで、すごく励みになりました。

ー実際にパリコレのランウェイを歩きました。緊張はしましたか?

 出させて頂いたショーは「アフターホームワーク(AFTERHOMEWORK(PARIS))」や「レオナール(LEONARD)」「LIU LISI」「ポール&ジョー(PAUL&JOE)」と名だたるブランドばかりですから、始まる前は緊張しました。でも実際に出た時には「私、パリのランウェイを歩いてる!」みたいな実感があって、素直に楽しむことができました。

LEONARDのバックステージの様子 ©︎FASHIONSNAP.COM

ートラブルはありませんでしたか?

 アフターホームワークのショーで、リハーサル前になってキャスティングとは違う服を着るということが発覚して。裾がダボッとしてウォーキングが難しかったんです。リハーサルでも何回かつまづいて転びそうになってしまって。本番は大丈夫でしたが、ショー前はとても不安でしたね。

ー歩いている時は何を考えているのでしょうか。

 無心ですね。でも1つ決めていたのが、前日にアン ミカ先生に教えて頂いたことを守るということ。「ウォーキングは今までパリコレ学で学んできたことももちろんだけど、服を着たときに感じたことを表現してね」と言われたんです。それでレオナールのショーでは「この服は風に揺れるとすごく綺麗になびくな」と感じたので、自分は"風"になろうと決めて歩きました。

LEONARDのショーでキャットウォークする平田かのん ©︎FASHIONSNAP.COM

ー細かい動きの指導ではなかったんですね。

 変に考えすぎず、自分の感覚を信じなさいということだったんだと思います。アン ミカ先生に、私がショーで着た服が1番欲しいと言って頂けて、本当に嬉しかったです。

 

モデルとしての未来像

ー今後も大阪をベースに活動していくのでしょうか。

 高校を卒業しないといけないので、しばらくは大阪拠点ですね。でも大阪にいながらも東京での活動も視野に入れたいですし、将来的には東京に拠点を移したいと思っています。

ー大学進学なども視野に入れていますか?

 親とも話していて、それも考えていますね。今回のパリでは、もっと語学を勉強しないととも痛感したので。

ー引き続き海外での活動も考えているんですね。

 はい。今はパリのエージェンシーから所属しないかというオファーを頂いている段階です。

ーモデルとして、本格的な活動がここからスタートします。

 そうですね、今以上にもっと頑張らないとと思っています。「パリコレ学」は大きな転機になりましたが、学んだことを今後に活かさないと意味がないので。パリだけではなくミラノやNYとか、世界のランウェイを歩きたいです。

ー理想のモデル像は?

 成長し続けられるモデル。時代やトレンドの変化にも対応できる、常に最先端のモデルでありたくて。だから日々、努力が必要だと思っています。

ーアン ミカ先生は、これからも挨拶と感謝ができるモデルであってほしいと話していました。

 私自身もそうあるべきだと思いますね。挨拶も感謝もバレエで学んできたので、実感する部分があって。当たり前のことを、当たり前にできるモデルでありたいなと思っています。

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平田かのん
17歳の現役高校生モデル。身長180cm。フェイスモデルスに所属し、大阪を拠点に活動している。
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(聞き手:芳之内史也)

■ 人気企画「パリコレ学」はどう生まれた?キーマンたちに聞く裏話
Part 1:放送作家:堀江利幸
Part 2:ディレクター:山内健太郎&プロデューサー:内藤結葉

■ 第1シーズン「パリコレ学」小野寺南友モデルデビューへの挑戦に密着
全編を読む>>
Part 1:キャスティング編
Part 2:ランウェイ編
Part 3:インタビュー編  【小野寺南友アンミカ

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