プラズマ
Image by: FASHIONSNAP.COM

Fashion インタビュー・対談

【インタビュー】バレンシアガのランウェイを経験ゼロで歩いた日本人、プラズマとは何者?

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 「バレンシアガ(BALENCIAGA)」のショーに、ランウェイ経験ゼロで出演した日本人がいる。バンド「ギャグ(g.a.g)」のメンバーとしても活動している「プラズマ」だ。彼は何者なのか?なぜ抜擢されたのか??きっかけの地だという高円寺の街中でシューティングしながら、スカウトからパリコレまでのリアルな話を聞いた。

会社員とバンドマン、二足の草鞋

ースカウトでモデルに抜擢されたと聞きました。普段はどんな生活を送っているんですか?

 平日は普通の会社員として働いています。今日もお昼休みの合間にここに来ました。

ーお忙しい中ありがとうございます!普通の会社員というのは少し意外ですが、どんな仕事を?

 「粋な着こなし」というECセレクトショップとかを運営するexioで働いていて、週末に「ギャグ(g.a.g)」のバンド活動をしているんです。

ーファッションは以前から好きでしたか?

 好きですね。元々は高円寺の古着屋で働いていたんですけど、どうしても土日に仕事が入ってしまうことが多くて。音楽活動との兼ね合いで、今の会社に落ち着きました。

ー今日のような服装が普段のスタイルですか?

 着るのは古着とファストファッションが多いです。たまに頑張ってハイブランドに手を出してみたり、友達に誘ってもらって展示会で買うこともありますけどね。「サイダーハウス(CYDERHOUSE)」とか。

ーライブはどれくらいの頻度で行っているのでしょうか。

 月に2〜3回です。だいたいが都内の高円寺、下北沢、新宿あたりですが、オファーがあれば大阪に行くこともあります。

ー「プラズマ」はバンド活動の芸名なんですか?

 中学生の頃についたあだ名です。血液型がRH-なんですよ。それを自己紹介で話したら、周りから「プラスマイナス」と呼ばれて。そこから「プラズマン」になり、最終形態で「プラズマ」になりました(笑)。なので当時から本名を知らない人は結構いますね。

  

本当だったらウケるな...内心疑い

ーショーモデルのスカウトはいつ、どこで声をかけられたんですか?

 今年の6月頃に、高円寺駅前の横断歩道で信号待ちをしていた時です。

ースカウトといえば渋谷あたりかと思っていました。どんな人でしたか?

 女性2人と男性1人、3人組の外国人だったと思います。すごくパンキッシュな女性と、おかっぱでメガネをかけたチョビ髭の小洒落た男性といった絵に描いたようなお洒落な人達で、かなり目立っていましたね。

ー会話は英語で?

 はい。でも最初はよく分からなくて、ストリートスナップの声掛けかと思ったんです。でもだんだんと「バレンシアガのショーに興味あるか?」と言われていることが分かってきて。その日は写真を撮られて連絡先を教えて終わりましたけど、「明らかに嘘だろ、これ本当だったらウケるな」と内心思ってたんです(笑)。

スカウトされた高円寺駅前の横断歩道

ー確かに(笑)。いきなりだと疑いますね。

 むしろ本番直前までずっと疑ってました(笑)。お金を請求されたりするんじゃないかとか。でも本当だったら面白いと思って連絡は取り続けて、話が進んでいくにつれて少しずつ信じるようにはなりましたよ。

ーバレンシアガは好きでしたか?

 好きですね。ただ、簡単に買えるブランドではなかったので、雲の上の存在です。

ーファッションモデルは今回が初めて?

 十数年前にルックブックのモデルを一回だけしたことがありますけど、ランウェイなんて歩いたことないです。

ー実際にパリに行くまでは、どんなやりとりがあったのでしょう。

 「身体のサイズを教えてくれ」「パスポートと健康診断書を準備してくれ」とか、3ヶ月くらいはずっとメールのやりとりだけでした。

ー事務的だったんですね。ショーに備えて準備したことは?

 いえ、まったく(笑)。単純に必要な書類などを揃えただけです。

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