Fashionストーリー

サイバードレス体験記:"ファストファッションより早いクチュール"って?

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「トリビュートブランド」にインタビュー

― トリビュートブランドのコンセプトは?

 ファストファッションよりもファストなクチュール。そして生産から配送まで、ゴミを一切出さない。

― トリビュートブランドを始めた理由は?

 ソーシャルメディアに投稿するために服を買っている人がたくさんいることに気がついたんです。デジタル空間で存在することが目的なら、実物は必要ないのでは?という考えから、フィジカルでは難しい機能を加えた服を販売するブランドとして立ち上げました。

― 現代におけるファッションの役割は何だと思いますか?

 まず前提として、人は自分のアイデンティティを表現するツールとしてファッションを使っていますよね。それで、例えば参加したいコミュニティやグループがあったとして——その理由は宗教的なものからステータス、何でもあると思います——そこに参加するためのプロセスにおいて、ファッションはヴィジュアル面で最も助けになるツールだと思うんです。今は、人々が「自分の理想的なアイデンティティ」を掲げてコミュニケーションを取るのはデジタル上、それもSNSがほとんど。そうなった時に、ファッションはフィジカルである必要はありません。そういった考えがベースにあり、私たちはユーザーにとって旧来的なファッションよりもたくさんのものを提供できると思っています。バーチャル空間ではリミットがないですから。

― 自らをファッションデザイナーだと考えますか?

 もちろんです。私達はファッションを次のレベルへと発展させていると思います。

― 服はどのように作っているんですか?

 アドバンスドツールを使っていますが、スケッチから始めて、デジタル上でパターンメイキングしたり、プロセス自体はフィジカルな服作りと結構近いです。

― BALAドレスはすでに完売したんですね。なぜアイテムは数量限定かつNO REISSUEなのでしょう?

 100点限定のものもあれば、3点や10点限定のデザインもあります。いつでもアイテムが購入できるのは、デジタルオーナーシップという意味では良い状態ではないと思い、ダウンロードの上限に達したら購入できないシステムにしています。そうすることで、デジタルな服でありつつも、買ってくれた数人だけが「所有」できるのでは、と考えています。

― 昨年は「あつ森」などバーチャル空間での装いに注目が集まった一年でした。この流れは加速するでしょうか?

 確実にそうなるでしょう。私達は始まりにすぎません。コロナ禍で、デジタルファッションについて考える人が増えましたし、ビッグブランドもこのコンセプトに興味を示し始めました。これからどんどん盛んになっていくと思っています。

■TRIBUTE BRAND:公式サイト公式インスタグラム

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