2022年春夏のトレンドメイクアップ&ヘア
Image by: 資生堂
資生堂ビューティークリエイションセンターが、2022年春夏のトレンドメイクアップ&ヘアを発表した。色気がありながらヘルシーでその人自身の意思が感じられるメイクが浮上。長引くマスク生活の中しばらく停滞していたメイクが動きを見せ始め、華やかでポジティブなムードのメイク&ヘアがトレンドとなりそうだ。
同社の調査の結果、リアルで行うファッションショーが戻り、再始動を喜ぶ祝福ムードが見られ、メイクではパーツのどこかに輝きやきらめき感があり、色っぽさをまといながらもヘルシーで意思を感じる女性像が見受けられると分析。また世代ごとの調査として、20〜30代ではアイメイクがボリュームアップの傾向にあると発表。眉のカラーアイテムなども豊富に登場し、コロナ前のようにメイクを楽しみたいという気持ちの高まりが感じられるという。40〜50代はリップメイクやベースメイクへの注目が、ヘアではヘルシーな仕上がりへのニーズが高まっているといった結果だった。
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トレンド調査のほか、雑誌やSNSの傾向などの情報をもとに、22年春夏の最新メイクアップ&ヘアを4パターン提案。パターン1は、80年代バブル期のノスタルジックな印象のメイクアップをナチュラルな太眉、くすみカラーのリップで現代風にアレンジ。上下まぶたに広げたブラウンのアイカラーと長めのアイライン、目頭や目尻にぼかし入れたポイントカラーが80年代の雰囲気を演出する。ヘアはワイドバングと顔周りのセカンドバングを取り入れたストレートスタイル。
パターン2では、2000年代“Y2K”のメイクアップをリバイバル。上品なラメをふんだんに使い、繊細な輝きを放ちながら、まつ毛をボリュームアップした印象的な目元が特徴だ。ベージュカラーで陰影をつけた目元に、ピンク系とゴールド系の2色のラメをのせ異なる輝きで華やかに見せる。対象的にベースはセミマットの質感でポイントメイクを引き立たせ、オレンジ系のチークでヘルシーに仕上げる。眉は普段より少し細めを意識し、リップはグロスでツヤ感をプラス。今季注目の大きめクリップを使い、毛先に動きのあるざっくりまとめたヘアアレンジを提案する。
パターン3では、瞬きのたびに輝くまぶたに、太めに効かせたアイラインが印象的なメイクアップ。しっかりと塗ったマスカラと、指で塗布したラメがインパクトのある目元に仕上げる。ベースは薄く仕上げてツヤ感のあるフェイスパウダーでセットし、レッド系のチークで血色感をプラスする。リップは指でラフに塗り広げ、大胆なフレッシュカラーにチャレンジ。
パターン4は、色や質感をレイヤードしてTPOに合わせた自分好みの仕上がりに注目。下地でツヤを仕込み、テカりやすいTゾーンにフェイスパウダーを塗布して、クリームタイプのチークと、チークの輪郭にかぶせたハイライトでふっくらしながら自然な血色感を演出する。アイメイクはローズ系のシャドウをグラデーションし、ブラウンのアイライナーで軽やかな印象。マスクをするときなどに応じてリップグロスの量を調整して、自分好みのスタイルを提案する。ヘアはボーイッシュなショートカットで、眉上バングにコンパクトに抑えたウェットな質感に仕上げた。
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