ルイージ・ビラセノール photo: LEA COLOMBO
Image by: BALLY
スイスのラグジュアリーブランド「バリー(BALLY)」が、新たなクリエイティブディレクターにロサンゼルス発のメンズブランド「ルード(RHUDE)」を手掛けるルイージ・ビラセノール(Rhuigi Villaseñor)を起用したと発表した。バリーでの初コレクションは、2023年春夏シーズンに披露する予定。
ルイージ・ビラセノールはマニラ出身。テーラーの母と建築家の父の間に生まれた。自身のブランドであるルードではCEOとクリエイティブディレクターを兼任している。
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ビラセノールは今後、ロサンゼルスとスイスを拠点とする予定。2017年にバリーのデザインディレクターを退任したパブロ・コッポラ(Pablo Coppola)の後任として、ブランド全体のアーティスティック・ディレクションを統括する。ビラセノールにとってバリーは、祖父から世代を超えて一族で愛用してきた思い入れのあるブランドだといい、「(バリーCEOの)ニコラと私は共通のヴィジョンで繋がっており、このチャレンジを引き受けることを大変光栄に思っています。長年の伝統を尊重しつつ、ブランドを活性化また現代化し、より多くの人々とそのストーリーを共有できることを楽しみにしています」と意欲を示した。
過去3年間、ブランドのポジショニングを再定義してきたというバリーのニコラ・ジロット(Nicolas Girotto)CEOは「この変化の時に、ルイージという最適なパートナーを見つけたことで、バリーを新たなレベルへ引き上げる準備が整いました。私は時代の先を見据える才能を持ったルイージに、バリーのコアバリューを維持しながら、私たちのブランドの現代におけるつながりを進化させ、成長を加速させることを委任します。私はこれまでもルイージの成長を追ってきましたが、彼の生まれ持った創造性とエネルギッシュな精神が、彼を業界でも指折りのアイデアジェネレーターとコミュニティビルダーにしたことに興奮を覚えています。バリーの歴史とスイスのライフスタイルに対するルイージの深い理解は、ブランドを未来に導く上で重要な役割を果たすでしょう」とコメントした。
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