H&Mが「ROKH」とコラボ、日韓限定アイテムを含めた全60型を販売へ

　「H&M」が、韓国出身のロク・ファン（Rok Hwang）が手掛ける「ロク（ROKH）」とのコラボレーションを発表した。日韓限定アイテムを含む全60型をラインナップし、4月18日から限定店舗および公式オンラインストアで販売する。

　ロクは2016年に設立し、ロンドンをベースにパリでコレクションを発表している。スマートでエレガントかつタイムレスなデザインが若手注目株として各国のバイヤーやエディターから高く評価され、2018年度の「LVMHプライズ（LVMH Prize for Young Fashion Designers）」で特別賞を受賞した。デビューから3年後の2019年秋冬パリファッションウィークでは、公式スケジュールのトップバッターとして、初のランウェイショーを行った。

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　H&Mとのコラボはウィメンズとメンズを展開。ウィメンズでは、ロクのシグネチャーアイテムでもあるダブルレイヤーのトレンチコートをはじめ、メタリックノッチ付きベルトが伸びたオーバーサイズのブレザー、取り外し可能なイレギュラープリーツのブラック・コルセットドレス、カットアウトのデザインを施したブレザーミニドレスなどアレンジや調節ができるアイテムを揃え、スタイリングが楽しめるコレクションに仕上げた。メンズは、オーバーサイズのマルチボタンが特徴のトレンチコートやレザーブレザーなどをラインナップ。このほか、リサイクル素材を用いたメタリックなジュエリーやロクのロゴをプリントしたレザー製ブリーフケース、アコーディオン式クラッチといったアクセサリー類も揃える。全ラインナップのうち、4型は日本と韓国限定で販売する。

　ロクは「私たちのシグネチャーであるマルチボタンのトレンチコートを逆さまや裏返しに着たり、最初にデザインを思いついたときには想像もしなかったようなユニークな着こなしをしている人たちを見かけます。私がデザインした服を他の人によって自分流にスタイリングされることは最高に嬉しいことです。今回のH&Mとのコレクションでも、皆さんがどのようにアイテムと向き合ってくださるかを楽しみにしています」とコメントしている。

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