Image by: FASHIONSNAP
デザイナーのニコル・キム(Nicole Kim)が手掛ける韓国発のアパレルブランド「カム(KAMU)」が、2025年春夏シーズンから国内での本格展開を開始する。デリバリーは2025年2月から4月ごろまでを予定しており、大阪の「F’S6」や名古屋の「MONAMACHO」といったセレクトショップなどで取り扱う。
キムは、テキスタイルデザイナーとして、自社工場をもつテキスタイル会社を2007年に設立。自社のテキスタイルを使用したカムを展開するアパレル企業を2017年に立ち上げた。日本には2024年秋冬シーズンに上陸し、2025年春夏シーズンから本格的に展開する。
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キムのテキスタイル会社はツイードのデザインを特に得意としており、カムの他に某有名ラグジュアリーブランド1社にもツイードを提供。得意先のラグジュアリーブランドに対して、毎シーズン約200から300種類のテキスタイルサンプルを製作して並走する生産体制を取っていることから、卸先が限られているという。
カムでは、同社が得意とする天然素材を使用した生地のほか、卸先のラグジュアリーブランドがコレクションで使用したツイードの端材を手作業で分解し新たなテキスタイルに織り直したツイードなど、高品質でサステナブルなテキスタイルを使用している。メンズ、ウィメンズの2ラインを展開し、価格帯は税込約3万〜30万円。
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