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ユニクロがZ世代への訴求を強化 背景には顧客の高齢化

TRUNK(HOTEL) でイベント開催、「IS:SUE」ら来場

 「ユニクロ(UNIQLO)」が、Z世代へのTシャツの訴求をコンセプトにした体験型イベント「UNIQLO TEE CULTURE CLUB – Same Tee Different Mee」を東京・神宮前のTRUNK(HOTEL) CAT STREETで開催した。イベントには、メディアや業界関係者のほか、恋愛リアリティ番組「ボーイフレンド シーズン2」に出演したBOMIやRYUKI、ガールズグループ「IS:SUE」が来場した。

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 会場では「Tシャツを中心とした1日」をテーマに、カフェ、オフィス、スポーツのロッカールームなど生活シーンを切り取った5つのブースを用意。来場者がさまざまな日常のシーンにマッチするユニクロTシャツの汎用性の高さを実感できる仕掛けで、ドレスコードとして「ミニT」「ボクシークロップドTシャツ」を着用した多くのゲストが写真を撮影したり、ドリンクを片手にコミュニケーションをとったりと楽しむ様子が見られた。

イベントの様子
イベントの様子
イベントの様子
イベントの様子
イベントの様子

Image by: ユニクロ

 ユニクロが若年層をターゲットにしたイベントを開催した背景には、メイン顧客層の高齢化がある。ブランドが成長し歴史を重ねるに伴って顧客も一緒に歳を重ね平均年齢が上がっていくというのは多くのブランドが直面する課題だが、これは国内売り上げが1兆円を突破したユニクロも例外ではない。現在ユニクロの顧客層のボリュームゾーンは40〜50代。次いで30代や60代が多く、10〜20代が占める割合は決して大きいとは言えない状況だ。ブランド認知度自体は非常に高いものの、若年層の支持は同じくファーストリテイリングが手掛け、より安価な価格帯でトレンド性の強いアイテムを提案している「ジーユー(GU)」などががっちりと掴んでいる。テレビCMも積極的に打ち出しているが、主に起用している綾瀬はるかや桑田佳祐はミドル世代以上からの反響が大きく、Z世代にリーチできているとは言い難い。こうした現状を踏まえ、ブランドの未来を見据えて今後は従来の顧客層へのアプローチに加え、若年層への訴求も強化していく。「ユニクロのTシャツの強みは、着心地の良さとどんなシーンにもマッチする実用性。世の中のトレンドにもアンテナを張りながら、今っぽいシルエットのものを取り揃えているので、手に取ってもらえればZ世代にも刺さるはず」と担当者は自信を覗かせる。具体的なことは未定だが、同イベントの第2弾開催も検討しているという。

村田太一

Taichi Murata

群馬県出身。男子校時代の恩師の影響で大学では教員免許を取得するも、ファッション業界への憧れを捨てきれず上京。2021年にレコオーランドに入社。主にビジネスとメンズファッションの領域で記事執筆を担当する。幼少期、地元の少年野球チームで柄にもなくキャプテンを任せられた経歴を持ち、今もプロ野球やWBCを現地観戦するほどの野球ファン。実家が伊香保温泉の近くという縁から、温泉巡りが趣味。

最終更新日:

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