「モード後の世界」栗野宏文 書影
Image by: 扶桑社

「モード後の世界」栗野宏文 書影
Image by: 扶桑社
扶桑社が、ユナイテッドアローズ創立者の1人で、上級顧問クリエイティブ・ディレクションを手掛ける栗野宏文による著書「モード後の世界」の文庫版を9月29日に発売する。価格は1210円。同名の単行本を刊行した2020年から6年を経て、文庫版では、国内外のファッション業界の動向や栗野自身の考えの移り変わりを大幅に加筆修正したという。
ADVERTISING
栗野は1953年生まれ。和光大学を卒業後に社鈴屋に入社。ビームスを経て、1989年にユナイテッドアローズの創設に参画。バイヤーやディレクターとして、1980年代からパリファッションウィークをはじめとした国内外のファッションシーンを俯瞰的に捉えてきた。政治経済から音楽、映画、アートまで、ファッションと社会を接続する幅広いトピックに造詣が深く、時代の潮流を捉えるマーケターとして企業およびデザイナーからの信頼も厚い人物だ。
単行本では、「着ることは人間の尊厳にかかわり、着ることは生きることだ」と語り、ファッションの本質を捉えるうえで社会潮流を読み解く重要性を紹介。ファッション近代史を通じて日本のファッションの特異性や面白さを紐解きながら、当時のファッションが向かうべき道を提示した。
文庫版では、かつての「モード」や「トレンド」が変容した時代において、「服を買わない時代に、洋服屋は何を提供できるのか」「モードが終わったあとに、何が生まれるのか」「変わり続ける世界の中で、ファッションには何ができるのか」といった問いを深めた。単なる時制を修正しただけでなく、序文として新章「SIX YEARS」を収録し、ファッションとビジネス、社会、文化、人間の生き方へと視野を広げるような内容へとアップデートしたという。
最終更新日:

「モード後の世界」栗野宏文 書影
Image by: 扶桑社

目次サンプル

目次サンプル

ADVERTISING
RELATED ARTICLE
















