
プラムディヤ・アナンタ・トゥールとその時代(上巻)

プラムディヤ・アナンタ・トゥールとその時代(上巻)
公益財団法人樫山奨学財団が、第21回樫山純三賞の受賞者を発表した。表彰式は11月6日に開催される。
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樫山純三賞は、オンワード樫山の創業者・樫山純三氏が奨学援助を行うことを目的に私財を投じて設立した樫山奨学財団の設立30周年を記念し、2006年に創設。現代アジアについて独創的で優れた図書の著者を対象に、学術書と一般書の2部門で表彰している。各受賞者には賞状、楯、副賞として200万円を贈呈するほか、オンワードホールディングスからオンワード賞として高級スーツ1着を進呈する。
第21回樫山純三賞は、2025年4月から2026年6月までに日本国内で発行された現代アジアに関する図書を対象に、学術書23冊、一般書15冊、両部門共通4冊の計42冊の応募作品を選考委員会が審査。学術書賞には大東文化大学名誉教授 押川典昭氏の『プラムディヤ・アナンタ・トゥールとその時代(上・下巻)』(めこん)を、一般書賞にはノンフィクションライター 野村進氏の『フィリピンと日本人』(筑摩書房・ちくま新書)を選出した。
押川氏の『プラムディヤ・アナンタ・トゥールとその時代』は、インドネシアを代表する小説家プラムディヤの生涯を描いた作品。選考委員会は、本人の小説や親族の回想録、友人の手紙、既存の学術研究に、押川氏自身による調査を組み合わせ、文学と思想の視点からインドネシア現代史を描いた点を評価したと説明している。
一方、野村氏の『フィリピンと日本人』は、フィリピンと日本の関係を、スペイン植民地期、豊臣秀吉の南方進出期、アメリカによる支配期、日本軍の軍政期、マルコス政権の崩壊期の5つの時代に分けて描いた作品。豊富な体験と資料調査、フィリピンの人々や社会への理解をもとにしたノンフィクションとして評価したという。
最終更新日:

プラムディヤ・アナンタ・トゥールとその時代(上巻)

プラムディヤ・アナンタ・トゥールとその時代(下巻)

押川 典昭

フィリピンと日本人

野村 進
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