
「ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)」がパリのファッションウィーク期間中、カンボン通りの路面店「Yohji Yamamoto PARIS CAMBON」で、山本耀司による未発表デッサンを収録した書籍「Yohji Yamamoto Drawings」のブックローンチイベントを開催した。店内では、書籍に収録されたデッサンの原画を特別に公開。世界各国のファッション関係者やブランドのファンが集い、山本の創作の原点を間近で見る機会となった。書籍の日本での発売日は11月6日。
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Video by FASHIONSNAP
パリ・カンボン店に未発表の原画が並ぶ
店内では、1981年のパリデビューから1999年まで、山本がウィメンズとメンズのコレクションのために描いたデッサンの原画を展示。筆の強弱や紙の上に残された線から、完成した服からはうかがい知れない、思考と創作の過程を想像させる。

Image by: Yohji Yamamoto
イベントは、原画を一点ずつ眺めたり、書籍を手に取りながら原画と照らし合わせるなど、じっくりと堪能する来場者で賑わいを見せた。この日は一般販売に先駆けて、フランス語版と英語版の販売も行われた。

Image by: Yohji Yamamoto
東京の倉庫で見つかったデッサンを一冊に
「Yohji Yamamoto Drawings」に収められたのは、東京の倉庫に保管されていた数百点に及ぶ紙の束の中のデッサン。あくまでも服作りの過程であるという考えから、これまでデッサンが公開されることはなかったが、書籍化にあたり山本自身が作品を選定したという。
著者は、パリ市立モード美術館「パレ・ガリエラ」のファッション史研究者・キュレーター、アレクサンドル・サムソン(Alexandre Samson)。ブックデザインは、山本と長年にわたり仕事をしてきたグラフィックデザイナーのピーター・サヴィル(Peter Saville)が手掛けた。

Image by: Yohji Yamamoto
魅力を引き出す、凝ったブックデザイン
実際にページを開くと、デッサンを単に資料として並べるのではなく、紙の余白や線の表情を生かした構成が印象的。一部には観音開きのようにページを大きく展開する仕掛けを取り入れ、ページをめくりながら山本のドローイングの世界を辿ることができる。





Image by: Mami Okamoto
原画と書籍、そしてトルソーやラックに並ぶ服を同じ空間で見ることのできる今回のイベントは、山本耀司のクリエイションの源泉を紐解く機会となった。
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「Yohji Yamamoto Drawings」の価格は税込2万2000円。全国のYohji Yamamoto、Yohji Yamamoto POUR HOMME店舗および公式オンラインストア「THE SHOP YOHJI YAMAMOTO」で取り扱いを予定している。
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