2020年も様々なファッションブランドが話題を集めたが、実際に売れたブランドはどこだったのか?国内の高感度ショップの各担当者に、メンズで2020年売れたブランドと2021年のファッションシーンで注目を集めそうな一押しブランドを調査。推薦コメントと共に紹介する。
【1ページ】メンズクリエイターズ
【2ページ】ミッドウエスト
【3ページ】アデライデ
【4ページ】リステア
【5ページ】スーパーエーマーケット
【6ページ】エイチ ビューティ&ユース
【7ページ】インターナショナル ギャラリー ビームス
伊勢丹新宿店メンズ館2階=メンズクリエーターズ
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伊勢丹新宿店メンズ館は2019年3月に全館をリモデルオープン。2階=メンズクリエーターズでは、アート作品の展示スペースをはじめ、アーティストやデザイナーとのコラボアイテムが揃うポップアップスペースを設置し、カルチャーやライフスタイルを含めたファッションの提案を強化している。
■2020年売れたブランド:sacai
デザイナーの阿部千登勢が1999年に5型のニットからスタート。2020年はブランドを象徴するハイブリッドの美学を「ナイキ(NIKE)」や「アンダーカバー (UNDERCOVER)」「テンシー(Ten c)」、タトゥーアーティストのドクター ウー(Dr. Woo)とのコラボアイテムに落とし込んだ。また、ブランド初となる公式オンラインストアを開設した。
<担当者コメント>
ウィメンズ同様、ファンが離れず堅調に売り上げを伸ばしました。2020年秋冬シーズンの立ち上がりや、ホリデーコレクションなどの売出しは好調。ショーには俳優や著名人を呼び、期待値を常に上げてくれます。
■2021年注目ブランド:FEAR OF GOD
ジェリー・ロレンゾ(Jerry Lorenzo)手掛けるLA発の「フィア オブ ゴッド(Fear of God)」は2013年にデビュー。ロレンゾはファッションデザインに関しては独学で、コレクションを春夏や秋冬といったシーズンに区切らず独自のペースで発表してきた。カニエ・ウェストの目に留まり、またジャスティン・ビーバーのツアーグッズを手掛けるなどストリートブランドの枠を超えて支持を広げてきており、2018年からは「ナイキ(NIKE)」とのコラボレーションを不定期に発売している。
<担当者コメント>
2020年にローンチされたゼニアとのコラボレーションをはじめ、ストリートからの脱却と進化を続けています。NBAとのカプセルコレクションや、エッセンシャルの支持の高さは健在。今後のコレクションやジェリー・ロレンゾ自身の活動にも注目したいです。
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