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D-LAB(阪急うめだ本店)
阪急うめだ本店3階の自主編集売り場。「マリーン・セル」などの最旬モードブランドから「フォトコピュー」など業界人が注目するアップカミングブランドまで、ホットな国内外のブランドを幅広いテイストでラインナップしている。
2024年秋冬注目のブランド:ダブリューエムダブリューエム(WMWM)
Image by: WMWM
ダブリューエムダブリューエムは、2015年に中国・上海で設立。独特なカッティングや緩急のあるシルエットが特徴的で、2024年秋冬コレクションは上海ファッションウィークでランウェイショーを開催した。
阪急うめだ本店モードフロアの2024年秋冬立ち上がりテーマでもある「サルトリアスタイス」、「バレエコア」をうまく取り込んだブランド。絶妙な素材使いや配色、レイヤードスタイルが、D-LABが提案したいムードにぴったりで、今シーズンから取り扱いをスタートしました。(源野里沙子)
アディッション アデライデ
「アデライデ」の姉妹店で、2002年に東京・表参道にオープン。「希少価値の追求、アートとの融合、ユニセックスとユーティリティ」をキーワードに、新しいムーブメントを作る独創的なブランドを提案し続けている。
2024年秋冬注目のブランド:ヴォートレイト(VAUTRAIT)
Image by: ©Launchmetrics Spotlight
イスラエル出身のヨナサン・カーメル(Yonathan Carmel)が、2020年に設立。伝統的なテーラリング技術と、相反する現代的なイメージの融合を表現している。2024年度LVMHプライズではセミファイナリストに選出された。
ウィメンズブランドとしては、とても特殊なシルエットを取り入れたブランドです。サステナブルを尊重し、タイムレスに着用できるアイテムを目指しています。また、ヴィンテージのテーラードの解体から培った技術を現代に蘇らせており、特徴的なショルダーラインはオーバーサイズながらクラシックで、尚且つ新鮮味を感じるところが魅力です。(沼本博史)
リステア
2007年にフラッグシップストアを六本木・東京ミッドタウンにオープン。ブラックの巨大なコンテナをイメージしたミステリアスな外観デザインが特徴で、3フロア構成の店内ではメンズからウィメンズ、コスメ、アートまでエッジの効いたコレクションを幅広くラインナップ。近年はライフスタイル領域にも力を入れている。
2024年秋冬注目のブランド:クロエ(Chloé)
Image by: ©Launchmetrics Spotlight
クロエは、1952年に女性実業家のギャビー・アギョン(Gaby Aghion)によってフランスで創設。2024年秋冬コレクションからシェミナ・カマリ(Chemena Kamali)がクリエイティ・ブディレクターを務めており、新たな「クロエ・アティチュード」を現代女性に向けて提案した。
メゾンの原点に立ち返った新生クロエ。フレンチエレガンスとノンシャラン、シックなムードと、私たちがクロエに求めていた世界が戻ってきました。ニュアンスカラーに柔らかで上質な素材感、そしてサンローランにもいたシェミナ・カマリだからこそのセンシュアルさが絶妙なバランスです。(柴田麻衣子)
ミッドウエスト
1976年創業。東京、名古屋、大阪の3つのエリアに店舗を出店し、世界的コレクションブランドからデザイナーズブランドまで幅広くラインナップしている。
2024年秋冬注目のブランド:ムッシャン(mukcyen)
木村由佳が手掛けるムッシャンは、「エムエーエスユー(M A S U)」などを擁するSOHKIから、2024年秋冬シーズンにデビュー。ブランド名は、日本生まれ中国育ちというバックグラウンドを持つ木村の中国語読みである「mù cūn」を元にした造語となっており、「抽象的で無意味な言葉に、自らが築く歴史と文化を附与することで無類の意を与えていく」という思いが込められている。
デビューコレクションから注目度も高く、とても期待しています。デザイナー自身がミューズとなり、薄手の素材中心に個性溢れるデザインかつボディーコンシャスなアイテム構成が他ブランドとは一線を画しています。世界観の作り込みからファンの構築までに長けており、今後ますます熱を増していくはずです。(大澤錬)
スーパー エー マーケット
トゥモローランドが運営するセレクトショップ。独自の価値観と美意識、時代感をもって、デザインや品質にこだわった商品を世界中から幅広く選定し提案している。2011年2月に1号店としてオープンした青山店のほか、ニュウマン新宿、2023年10月には3店舗目となる京都髙島屋S.C.「T8」にも店舗を出店。
2024年秋冬注目のブランド:ジャックムス(JACQUEMUS)
Image by: ©Launchmetrics Spotlight
「ジャックムス(JACQUEMUS)」は、サイモン・ポート・ジャックムス(Simon Porte Jacquemus)が手掛けるフランスのファッションブランド。2011年にウィメンズコレクションからスタートした同ブランドは、2015年にLVMHプライズ特別審査員賞を受賞。バケットハットやハンドバッグなど、ブランドを象徴するアイコニックなアイテムを多く生み出している。
毎シーズン、エネルギーを感じるブランドだと思います。常に新しいことに挑戦しようとするパワーや、アート的側面からの表現力など、デザイナーが表現したいことが湧き上がってくるように感じます。また、アイコニックアイテムの確立やヴィジュアルでの表現がとても上手く、戦略的です。今後の成長が楽しみですし、2024年秋冬も注目していきたいブランドのひとつです。(高橋悠)
エイチ ビューティー&ユース
ユナイテッドアローズが展開する「ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ(BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS)」のコンセプトストアで、2016年4月に南青山にオープン。コンセプトは「City Man and Woman」。「東京大人のクールな服」をテーマに掲げ、ハイエンドなスポーツ・カジュアルを軸にアイテムを提案している。
2024年秋冬注目のブランド:セファ(Séfr)
ペール・フレデリクソン(Per Fredrikson)とシナン・アビ・モルシェド(Sinan Abi Morshed)が2016年に創業。スウェーデン・マルメに拠点を置く古着屋としての経験から、古着ともコーディネートしやすいようデザインされていながら、古着ではなかなか手に入らない上質な素材使いや、ミニマルで現代的なシルエットのアイテムを製作している。エイチ ビューティー&ユースは特集記事「2023年売れたブランド&2024年注目のメンズブランド」の「2024年注目のブランド」でも選出していた。
2024年秋冬シーズンからウィメンズラインをローンチ。スウェーデンブランドらしい力の抜け具合と緩さが、クールでモードな雰囲気を醸し出しており、素材感も妥協無く潔いデザインで芯の強さを感じます。今後も非常に期待大なブランドです。(小沼悠子)
インターナショナルギャラリー ビームス
1981年に「ビームス(BEAMS)」からデビューし、2005年にウィメンズが加わった。国内外の期待のインディペンデントから、ハイエンドなデザイナーズまで、幅広いイメージのファッションを提案している。
2024年秋冬注目のブランド:カルヴェン(Carven)
Image by: ©Launchmetrics Spotlight
カルヴェンは、1945年にクチュールメゾンとしてスタート。2024年春夏シーズンからイギリス出身のルイーズ・トロッター(Louise Trotter)がクリエイティブ・ディレクター就任し、新生カルヴェンとして5年ぶりにパリでランウェイショーを開催した。
新生カルヴェンは、リアルワードローブに寄り添うようなミニマムなデザイン、上質な素材感、クラシックとモダンが見事に融合。久しぶりにテンションが高まるデザイナーズに出会いました。(片桐恵利佳)
GR8
世界各地の人気ブランドや気鋭のレーベルを取り扱い、多くのクリエイター、デザイナーとも親交の深い東京・原宿のセレクトショップ。Ye(カニエ・ウェスト)やリアーナをはじめとする海外セレブリティからの支持も厚い。
2024年秋冬注目のブランド:パオリーナ ルッソ(Paolina Russo)
Image by: ©Launchmetrics Spotlight
カナダ人デザイナーのパオリーナ・ルッソ(Paolina Russo)がイギリス・ロンドンで設立したパオリーナ ルッソは、スポーツを着想源としたニットウェアを中心に展開。サステナビリティと品質に重点を置き、常に無駄について考えながら製作を行っている。NewJeansの初の東京ドーム公演では衣装の一部を手掛けた。
自身の体験からのインスピレーションにてコレクションを作成するブランドです。NewJeansの着用などで話題となっておりますが、日本でもルックの撮影を行っており、性別・年齢問わず誰でも着用できるような温かみのある衣服が特徴的です。(髙橋悠介)
ロンハーマン
1976年にアメリカ・カリフォルニアのハリウッドで創業。「ファッションとは愛にあふれ、刺激的で楽しく、自由であるべきだ」という理念の元、世界中からウェアやプロダクトをセレクト。カフェやオリジナルブランドも展開している。2024年に日本上陸15周年を迎えた。
2024年秋冬注目のブランド:エクストリーム カシミア(extreme cashmere)
ニットウェアデザイナーとして20年以上経験を積んだサスキア・ダイクストラ(Saskia Dijkstra)が2016年にオランダ・アムステルダムで設立。「for everybody and every body」というコンセプトから年齢や体型、性別を問わずフィットするデザインを追求しており、モンゴル産カシミアを使用したニットウェアを、1つのモデルにワンサイズのみという特徴的な展開方法で販売している。
体型や性別、年代など着る人を選ばない老若男女楽しめるニットウェアという他にはないブランドコンセプトが魅力。サイズも1サイズの展開ながら、ニットウェアのレイヤードで様々な洗練されたスタイルを表現している自由度の高さ、ブランドの世界観やブランド関わるチームのセンスの良さを随所に感じています。今の時代の空気感をぎゅっと詰め込んだブランドです。(ロンハーマン担当者)
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