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ガラージュ D.エディット(阪急メンズ大阪)
阪急メンズ大阪5階の自主編集売り場。「オーラリー(AURALEE)」「カサブランカ(CASABLANCA)」「ダブレット(doublet)」など多種多様な感度のブランドを国内外からセレクトしている。
2024年秋冬注目のブランド:ティーティー(T.T)
「ティーティー(T.T)」は、致死性不整脈のため27歳の若さで急逝したデザイナー髙橋大雅がニューヨークで設立。 現在はデザインチームが京都とニューヨークを拠点に活動している。「過去の遺物を蘇らせることで、未来の考古物を発掘する」をコンセプトに、 ヴインテージアイテムの布地や縫製、ディテールなどを考古学の観点から研究し、日本古来の伝統技術や天然素材を使った「時代を超越した衣服作り」を目指している。
2024年秋冬からガラージュ D.エディットでの取り扱いをスタートしたティーティーには、正に考古学者と言えるほど衣服などの古物を研究した髙橋大雅の意志を引き継いだ、服好きを魅了するこだわりが詰まっています。最古の旧式力織機や吊り編み機、草木染めに泥染めなど日本の伝統技術や素材を使用したアイテムは是非実物を見てもらいたいです。(武田凌)
アディッション アデライデ
「アデライデ」の姉妹店で、2002年に東京・表参道にオープン。「希少価値の追求、アートとの融合、ユニセックスとユーティリティ」をキーワードに、新しいムーブメントを作る独創的なブランドを提案し続けている。
2024年秋冬注目のブランド:エゴンラボ(EGONLAB)
Image by: ©Launchmetrics Spotlight
パリを拠点に活動する「エゴンラボ(EGONLAB)」は、ケヴィン・ノンペイックス(Kévin Nompeix)とフロレンティン・グレマレック(Florentin Glémarec)のデザイナーデュオによって2019年に誕生。テーラードアイテムにアーバンパンクのテイストを加えた、ジェンダー・体型・年齢を厭わないデザインが特徴となっている。2021年に「アンダム ファッション アワード(ANDAM fashion award)」でPierre Bergé賞を受賞し、2022年には「インターナショナル・ウールマーク・プライズ(International Woolmark Prize)」のファイナリストに選ばれている。ミッドウエストも特集記事「高感度ショップで2023年売れたブランド&2024年注目のブランド」のメンズ編で「2024年注目のブランド」に選出。
2021年秋冬シーズンからアディッション アデライデでの取り扱いを開始。着実にファンを増やし、当店のニューカマーブランドの中でも一番注目度の高いブランドへと成長しました。フィットするトップスやスカートなどの展開がジェンダーレスなデザインで、ストリート一辺倒だったファッションシーンにおいて、新しいプロポーションが際立って魅力的に映るのだと感じます。(沼本博史)
リステア
2007年にフラッグシップストアを六本木・東京ミッドタウンにオープン。ブラックの巨大なコンテナをイメージしたミステリアスな外観デザインが特徴で、3フロア構成の店内ではメンズからウィメンズ、コスメ、アートまでエッジの効いたコレクションを幅広くラインナップ。近年はライフスタイル領域にも力を入れている。
2024年秋冬注目のブランド:ロエベ(LOEWE)
Image by: ©Launchmetrics Spotlight
1846年にスペイン・マドリッドに皮革製品工房として創設。1996年にLVMHグループに加入し、2013年にクリエイティブディレクターにジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)が就任した。「リスト(Lyst)」が発表した「2024年第2四半期のファッショントレンド」では、世界で最もホットなブランドに選出。
ユニークなアート性、リラックス感とシャープさの絶妙なバランスで、今を象徴するラグジュアリーブランドとして君臨しており、リステアでの買付額もシーズン毎にアップしています。2024年秋冬コレクションは、リアルに落とし込めるショーピースも多いことが特徴。アーティストのコラボレーションアイテムやレザーアイテム、トラックパンツをソックインしたルックのようにカジュアルな中にもフレッシュさと気品が感じられます。(浅野康行)
ミッドウエスト
1976年創業。東京、名古屋、大阪の3つのエリアに店舗を出店し、世界的コレクションブランドからデザイナーズブランドまで幅広くラインナップしている。
2024年秋冬注目のブランド:ケイスケヨシダ(KEIKSUEKE YOSHIDA)
Image by: FASHIONSNAP
1991年東京都生まれの吉田圭佑が2015年に設立。2016年春夏コレクションから東京コレクションに参加している。 コンセプトは「明るいのか暗いのかわからない空気と、そこにいる彼らの感情と装い」。2024年秋冬コレクションは、吉田の母校である立教大学でランウェイショーを開催した。
デザイナー自身が16年間通った母校で行った2024年秋冬コレクションで魅せたショーは圧巻でした。ブランドらしいモード感溢れるマキシコートはじめ、独特なフォルムのテーラードやシャツは好反応。得意の秋冬で固定のファンを確固たるものとしつつ、新規のお客様の心も掴みつつあります。次世代のメンズシーンに旋風を巻き起こしていってくれるはずです。(大澤錬)
スーパー エー マーケット
トゥモローランドが運営するセレクトショップ。独自の価値観と美意識、時代感をもって、デザインや品質にこだわった商品を世界中から幅広く選定し提案している。2011年2月に1号店としてオープンした青山店のほか、ニュウマン新宿、2023年10月には3店舗目となる京都髙島屋S.C.「T8」にも店舗を出店。
2024年秋冬注目のブランド:ビズビム(visvim)
Image by: visvim
「ビズビム(visvim)」は、クリエイティブディレクターの中村ヒロキがシューズブランドとして2000年にスタート。「作り込んでいるけど、ベーシック」をコンセプトに、着やすいものや履きやすいものを重要視しており、普遍的な美しさ、そして後世に残っていくプロダクト作りを探求している。
トレンドに左右されることなく、「古き良きアメリカの空気感」と「日本をはじめ世界各国の魅力溢れる背景」を掛け合わせた唯一無二のブランドだと思います。シーズンのルックブックや定期的にリリースしている雑誌「サブシークエンス マガジン(Subsequence Magazine)」も、拝読するのが毎回楽しみです。(田辺雄一郎)
エイチ ビューティー&ユース
ユナイテッドアローズが展開する「ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ(BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS)」のコンセプトストアで、2016年4月に南青山にオープン。コンセプトは「City Man and Woman」。「東京大人のクールな服」をテーマに掲げ、ハイエンドなスポーツ・カジュアルを軸にアイテムを提案している。
2024年秋冬注目のブランド:サンサンギア(SAN SAN GEAR)
2019年、韓国・ソウルからファーストコレクションを発表。サブカルチャーとアウトドアをミックスし、未来的でテクニカルなコレクションを提案している。テックウェア、ゴープコアのトレンドを取り入れたアクティブウェアを展開しており、デザインバランスと価格が日本のマーケットにもはまり、徐々に知名度を上げている。
今の時代感とムードをストレートに感じられ、ポジティブにしてくれる服だと思います。(藤橋享平)
インターナショナルギャラリー ビームス
1981年に「ビームス(BEAMS)」からデビューし、2005年にウィメンズが加わった。国内外の期待のインディペンデントから、ハイエンドなデザイナーズまで、幅広いイメージのファッションを提案している。
2024年秋冬注目のブランド:「ビブリオテーク(BIBLIOTHERK)」
Image by: BIBLIOTHERK
「ビブリオテーク(BIBLIOTHERK)」は、畑龍之介が手掛ける日本のファッションレーベル。レーベル名はデザイナーが思春期に過ごしていたドイツでの経験に由来しており、ドイツ語で図書館を意味する「BIBLIOTHEK」に「RYUNOSUKE」の「R」を入れ込んだ造語となっている。2022年秋冬シーズンにデビューし、2024年春夏シーズンから本格始動を開始した。
1990年代の雰囲気を感じるシャープでミニマルな印象でありながら、独特のパターンメイキングが非常に特徴的です。着てみると独特のパターンが良く分かります。生地選びも特徴で、昔の生地を使用したものが多く、現行の生地にはない表情がありながら、決してヘリテージな見え方はしない。これみよがしではないけどすごくファッションしていてリアルな「今」を感じる事が出来る洋服だと思います。(鈴木浩矢)
GR8
世界各地の人気ブランドや気鋭のレーベルを取り扱い、多くのクリエイター、デザイナーとも親交の深い東京・原宿のセレクトショップ。Ye(カニエ・ウェスト)やリアーナをはじめとする海外セレブリティからの支持も厚い。
2024年秋冬注目のブランド:パリーハリウッド(PALY HOLLYWOOD)
「パリーハリウッド(PALY HOLLYWOOD)」は、俳優のジェームス・フランコ(James Franco)と、「ファッキング オウサム(Fucking Awesome)」と「マッドハッピー(Madhappy)」で経験を積んだデザイナーのカイル・リンドグレン(Kyle Lindgren)が2023年に設立。服をキャンバスと捉え、言葉や写真、スケッチのコラージュ、手染めやダメージ加工などを用いて、DIYを既製服に落とし込んだデザインのアイテムを展開し、ハリウッド黄金時代を表現している。
他のブランドにはない哀愁が漂う世界観が見どころです。特に全面に刺繍でグラフィックを施した商品はブランドを代表するアイテムとなっており、人物を表情豊かに仕上げている職人の技術もこのブランドの醍醐味です。(高橋正之)
ロンハーマン
1976年にアメリカ・カリフォルニアのハリウッドで創業。「ファッションとは愛にあふれ、刺激的で楽しく、自由であるべきだ」という理念の元、世界中からウェアやプロダクトをセレクト。カフェやオリジナルブランドも展開している。2024年に日本上陸15周年を迎えた。
2024年秋冬注目のブランド:メゾン マルジェラ(Maison Margiela)
デザイナー マルタン・マルジェラ(Martin Margiela)が1988年にフランス・パリで「メゾン マルタン マルジェラ(Maison Martin Margiela)」として設立。2014年にジョン・ガリアーノ(John Galliano)がクリエイティブ・ディレクターに就任し、2015年に現在のブランド名に変更した。ウィメンズラインの「エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 Maison Margiela)」や、「レプリカ(REPLICA)」フレグランスなど幅広いアイテムを展開している。
認知度が年々増しているブランドですが、2024年秋冬コレクションは、「マルジェラらしさ」を改めて感じられるとても良いコレクションでした。ロンハーマンでは、アイテムバリエーションを広げて買い付けを行いました。(アシスタントバイヤー)
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