
香水好きなら1度は出合ったことがあるであろう「フレデリック マル(FREDERIC MALLE)」というブランド。2000年に創設者フレデリック・マル(Frédéric Malle)の名前を冠して誕生したこのブランドは、“香りの出版社”というコンセプトのもと、調香師を作家として扱う他に類を見ないブランディングをしています。
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最高級の原料やテクノロジーを惜しみなく使用してアイディアを形にする作家(調香師)至上主義のビジネスモデルは、当時の香水業界では異例の存在であり、ラグジュアリーパルファムの先駆者との呼び声も多いブランドです。さらに作家として参加する調香師は他ブランドでもヒットを生み出す超一流。掘れば掘るほど奥が深いフレデリック マルについて、ブランド誕生の背景をまとめた「ブランド深掘り」と、日本の市場で人気の高い商品を独自リサーチした「香り解説」の2軸に分けてお伝えしていきます。
フレデリック マル
ブランド深掘り:香水市場のルールを変えた、「フレデリック マル」の哲学
香水ブランドのフレデリック マルは、2000年にフランス・パリで創業しました。
「香水の持つ高貴さを回復するということは、それを新たな文脈に位置づけ、本来の時代に立ち返らせ、未来へと推し進めることになります。そのためには、大胆さと市場のルールを変えようとする意志が必要」
この言葉の通り、創設者であるフレデリック・マルの強い意志と情熱が注ぎ込まれています。現在はニューヨークに拠点を移し、日本には2018年に上陸しています。フレデリック・マルはなぜ、香水の衰退を嘆き、自身のブランドを立ち上げあるまでに至ったのか。その理由は、彼の経歴を紐解いた先にあります。
創設者は香水界のサラブレット、フレデリック・マル

フレデリック・マル
Image by: FREDERIC MALLE
フレデリック・マルは1962 年、アーティストや調香師、実業家が名を連ねる家系に生を受けます。「パルファン・クリスチャン・ディオール(PARFUMS CHRISTIAN DIOR)」の創設者であるセルジュ・エフトレー=ルイシュ(Serge Heftler-Louiche)を祖父に持ち、母親も同社の香水部門で長く指揮をとっていたといいます。さらに、叔父のルイ・マル(Louis Malle)は著名な映画監督。恵まれた血統を持つフレデリック・マルは、クリエイティブとビジネス、どちらの世界にも触れてきた自身の生い立ちをなぞるかのように、ニューヨーク大学で美術史と経営学を学びます。
大学卒業後は広告代理店で経験を積んだのち、1988年にプレステージ フレグランスを手掛けるルール・ベルトラン・デュポン社に入る道を選び、その後の香水界を担うことになる多くの調香師たちと出会うことになります。25 年以上の年月をかけて、彼らとの絆を築きながら、原料に対する知識や構成、調合など、香りのあらゆる側面に対する造詣を深めていきます。
その道すがら、数々の化粧品会社がブランドイメージという表層的な幻影を追求していることに疑問を抱きはじめ、主役である“香り”に焦点を取り戻したいと考えるようになります。そして、自身の名前を掲げたブランドを創設、ラグジュアリーパルファムの先駆者として現代の立ち位置を築き上げました。
コンセプトは“香りの出版社”! 作家としての調香師を表舞台へ

外箱にも調香師の名前をデザインし、まるで書籍のような仕上がりに
Image by: FREDERIC MALLE
エディション ドゥ パルファム(香りの出版社)というアイディアをもとに誕生した「フレデリック マル」。フレデリック・マル自身は編集者という立場で黒子に徹し、指揮を執ります。そして、これまで裏方に回ることが多かった調香師の名前を前面に押し出しました。
調香師を作家として扱い、ボトルやパッケージに調香師の名前を記すのは、香水ブランドとしては初めてのこと。香水作りのサヴォアフェール(匠の技)を重んじた香水作りを貫きながら調香師へ創作の自由を与えることも重視し、数量や期限を制限せず、最高級の原料とテクノロジーで製作することを許していたこともブランドの特徴です。調香師に敬意を表した香水は香りに光りを当てることで、上質なフレグランスを創出しています。
しかしブランドが成熟した2024年6月、フレデリック・マルはCEOとしての立場を退き、ブランドを去ります。その哲学がどのように引き継がれていくのか、ファンも注視しています。
「フレデリック マル」を創り上げる世界最高峰の作家(調香師)たち
作家としてフレデリック・マルが敬愛した多くの調香師の中から、三大巨頭とも呼べる3人の華麗なる経歴と人々を魅了する得意な香り、さらに代表作を紹介します。

ドミニク・ロピオン
Image by: FREDERIC MALLE

モーリス・ルーセル
Image by: FREDERIC MALLE

アン・フリッポ
Image by: FREDERIC MALLE
- ドミニク・ロピオン(Dominique Ropion)
ブランド誕生前からフレデリック・マルと親交があり、バラやベリー、アンバー(琥珀)などの調香に欠かせない原料を贅沢に使用する大胆な手法で、多くのブランドの代表作をいくつも手掛けています。名香を数多創り出していますが、特に「ポートレート オブ ア レディー」や「カーナル フラワー」、「ベチベル エクストラオーディネール」「セラニウム プール ムッシュー」「ユヌ フルール ドゥ カッシー」などが支持を集めています。 - モーリス・ルーセル(Maurice Roucel)
1973年に化学者としてシャネルの研究所に入社。その後、独学で調香師としての道に進みました。官能の達人と呼ばれるようにムスク、白い花、アンバーへのこだわりから生まれた調香に高い評価を受けています。これまで発表した作品の中でも2001年の「ムスク ラバジュール」は当時、香水業界全体に衝撃を与えました。柔らかなアンバーが香り高く広がる、伝統のシスティーナ礼拝堂ともいえる傑作と評されています。その他「ダン テ ブラ」などを連ねます。
- アン・フリッポ(Anne Flipo)
香水界の重鎮であり、数々の名香を生み出した、ドミニク・ロピオンと数多く協働。長年に亘って、緻密な技術を駆使して、彼女の記憶に残る幼少期の庭園の香りを再現してきました。フレデリック・マルとの継続的な対話の中で“時間的な制約なく作曲する喜び”を感じたといいます。“香りの翻訳者”の異名を持ち、想い出を香りに昇華させる手腕に定評があります。「シンセティック ネイチャー」がブランドに提供した初めての作品です。
ほかにも、2026年4月に「コントル ジュール」を発表したアニック・メナルド(Annick Ménardo)、「アクネ ストゥディオズ パー フレデリック マル」を手掛けたスージー・ル=エレー(Suzy Le Helley)、「アン パッサン」を担当したオリビア・ジャコベッティ(Olivia Giacobetti)、巨匠エドモン・ルドニツカ(Edmond Roudnitska)の唯一の弟子で知られるピエール・ブルドン(Pierre Bourdon)、「ローズ トネール」、「リス メディテラネ」をクリエイトしたエドゥアール・フレシェ(Edouard Fléchier)、「アウトレイジャス」を創出したソフィア・グロスマン(Sophia Grojsman)、アメリカで最も偉大な現役調香師と評されているカルロス・ベナイム(Carlos Benaïm)、ハイエンドブランドを代表するヒット作の生みの親としても広く知られるエドモン・ルドニツカ(Edmond Roudnitska)、著名な父であるエドモン・ルドニツカから香水作りを伝承したバックボーンを持つミシェル・ルドニツカ(Michel Roudnitska)、フレデリック・マル主催の香水コンテストに参加した経験があるラルフ・シュヴィーガー(Ralf Schwieger)、ピエール・ブルドンが調香師キャリアのすべてを受け継がせる決意をさせたほどの才能を持つジュリアン・ラスキネ(Julien Rasquinet)、ドミニク・ロピオンの弟子ファニー・バル(Fanny Bal)、古典的な香水に深く影響を受けた独自の技法を開発したブルーノ・ジョヴァノヴィック(Bruno Jovanovic)などが「フレデリック マル」の調香師としてブランドに携わっています。
※一部日本未発売のアイテムもあり
香り解説:迷ったらコレを試香! 日本国内の売れ筋の香り/オリジナルチャート
確かな才能やキャリアを有する調香師たちによって生み出されるフレデリック マルの香水は、個性豊かなものばかり。初めて手に取るなら迷うのは当たり前です。そこで、国内で売れ筋の香水を独自リサーチ。オリジナルチャートでその印象をわかりやすく伝えます。

※編集部調べ
妥協のないアプローチで調香師が理想的な濃度を定められる環境を整えていたフレデリック・マル。そこから生まれた芳香は、まさにラグジュアリーを謳うに相応しい仕上がり。長年愛される名品から、コラボレーションによって誕生した人気の香りまで、そのストーリーや誕生の背景を日本代理店でPR担当を務める佐藤昌枝さん(ブルーベル・ジャパン)に解説していただきます。
解説してくれるのは…佐藤昌枝さん
(ブルーベル・ジャパン コミュニケーションマネージャー)

Image by: ブルーベル・ジャパン
フレデリック マルの日本代理店となるブルーベル・ジャパンで15年以上にわたりPR業務に従事。さまざまなブランドの作品やストーリーに触れるたびに、そのブランドやフレグランスの背景に妄想を掻き立てている。ブランドやフレグランスを通じて、香りの魅力を精力的に発信。
01_「ポートレイト オブ ア レディー」

10mL 1万890円、30mL 2万7720円、50mL 3万7290円、100mL 5万3130円
Image by: FREDERIC MALLE
- 調香師:ドミニク・ロピオン
- 香りのタイプ:フローラル
プロローグのラズベリーがフルーティで甘酸っぱく、爽やかさを添えて幕を開けます。核となるローズは、その魅力をウッディトーンにアンバー、インセンスが大胆でありながら繊細に、醸し出す優美な女性像。光と影の戯れ、優雅さと極上の洗練というコントラストが美しく描写しながら輝きを放ちます。

佐藤さん
発売から15年以上のロング&ベストセラー。100mLボトルに400本以上のローズからとれたエッセンスを溶け込ませ、パチョリとの組み合わせが、優雅でありながら挑発的、繊細でありながら大胆、しとやかでありながらしたたか⎯⎯相反する個性を併せ持っています。“ある貴婦人の象徴”という名前ではありますが、多面的な要素を持ち合わせていることから、ジェンダーニュートラルにまとえる作品です。フレグランス以外にもボディアイテム、ヘアミストとラインナップがあるので、レイヤリングしてこの贅沢な香りを長く包まれて楽しんでもらいたいです。香りの余韻を感じられるので、その人自身の“アイデンティティ”のような存在になるに違いません
02_「アクネ ストゥディオズ パー フレデリック マル」

10mL 1万3200円、50mL 3万8500円、100mL 5万4780円
Image by: FREDERIC MALLE
- 調香師:スージー・ル=エレー
- 香りのタイプ:フローラル
「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOUS)」の創業者でありクリエイティブディレクターのジョニー・ヨハンソン(Jonny Johansson)とフレデリック・マルによるコラボレーション。2人が創造的自由の原則を重視する信念のもと、普通とは異なる道を探求することで生まれたネオクラシックの香り。ラストのホワイトムスクとサンダルウッドがエキゾチックな雰囲気で包み込みます。
惹きつけられずにはいられない⎯⎯マグネットのような魅力をもち、心地よさも感じます。どこかクラシカルな印象をも与える香り。数ある名香に使われてきた香料“アルデヒド”にピーチやバニラといったグルマンな要素をプラスすることで、繊細でいて大胆さも合わせ持つ、ネオクラシカルなムードも漂います。両ウエストを中心にスプレーすることで、仕草や動作によって洋服の隙間から香りが漂い、“なんだかいい香りがする人”という印象づけにも

佐藤さん
03_「ムスク ラバジュール」

10mL 8250円、30mL 2万1560円、50mL 2万9040円、100mL 4万2460円
Image by: FREDERIC MALLE
- 調香師:モーリス・ルーセル
- 香りのタイプ:エキゾチック
ファッションアイコンとしても知られる韓国のアーティストG-DRAGONが愛用する香り。発売時にスキャンダラスと騒がれた香水を、フレデリック・マルは革命的なクラシックであると捉えていたといいます。ラバジュール(破滅)という名にふさわしい香りが野蛮さを孕み、センシュアルな魅惑的な印象を宿します。

佐藤さん
韓国の著名人が愛用していることで、ファンを中心に日本でもその名の知名度を一気にあげた香り。力強く、ミステリアスでドラマティックなスキンノート。惹きつけられずにはいられない、吸引力やセンシュアルな面も持ち合わせています
04_「カーナル フラワー」

10mL 1万890円、30mL 2万7720円、50mL 3万7290円、100mL 5万3130円
Image by: FREDERIC MALLE
- 調香師:ドミニク・ロピオン
- 香りのタイプ:フローラル
月下香の和名で知られるチュベローズ。その夏の夜に咲く、妖艶で神秘的な白い花を贅沢な濃度で配合しています。邪気の無いピュアな雰囲気と、花束を抱えた瞬間のようなフレッシュさを印象付ける序章。パワフルでエネルギッシュな一面が現れます。
18ヶ月の歳月をかけて完成した香水は、チュベローズが持つ官能的でフレッシュな魅力を現代的に解釈。スパイシーでアニマリック、ミルキーな甘さもあるチュベローズの魅力を余すところなく表現しています。ベストバランスのこの香りは、女性らしい清らかさもあり、一方でセンシュアルな面も。女性はもちろん、男性がまとっても色っぽい印象を与えると思います

佐藤さん
05_「ベチベル エクストラオーディネール」

10mL 9790円、30mL 2万4530円、50mL 3万3770円、100mL 4万6530円
Image by: FREDERIC MALLE
- 調香師:ドミニク・ロピオン
- 香りのタイプ:ウッディ
希少なハイチ産ベチバーエッセンスを中心に据え、この上なくエネルギッシュな印象を与えます。それでいて、虚飾を排した軽やかさをもたらします。ベルガモットやビターオレンジ、ピンクペッパーコーンなどが遊び心を感じさせ、サンダルウッドやオークモス、ムスクが色彩豊かな表情を生みます。エレガントで独創的なベチバーのリズミカルな芳香に、スマートな男性の姿を投影。

佐藤さん
クラシックなメンズ香水に新たなカテゴリーを生み出した一作。通常配合される量の約3倍ものベチバーにウッディノートをかけあわせています。ベチバーにある多面的な表情を引き出した香りは、驚くほどフレッシュに磨き上げられています。男性用に作られたものではありますが、このエレガントな香りは、メンズライクな香りを好む女性にもおすすめです
06_「シンセティック ネイチャー」

10mL 8250円、50mL 2万9040円、100mL 4万2460円
Image by: FREDERIC MALLE
- 調香師:アン・フリッポ
- 香りのタイプ:フレッシュ
バジルやスズランが軽やかに香るプロローグから、甘美さを内包するエキゾチックなジャスミンが浮き上がります。その芳しい香りの持つ魅力を存分に堪能。
インスピレーションを自然から取り入れながらもハイクオリティな合成香料をブレンドする、フレデリック マルらしいアプローチから生れた作品。「天然香料を使用すると、昔のフレグランスに近づいていくという矛盾が生まれます。自然を緻密に再現するには、合成香料が欠かせません。化学の力を取り入れた瞬間に、面白いフレグランスが生まれるのです」とフレデリック・マルは語っています。アン・フリッポ調香師は、この作品を通して、夢の世界で出会うような青々とした緑の豊かさや温かさと、ナチュラルかつ現実を超越した幻想的な世界を創造しました。天然香料と合成香料をシームレスにブレンドした、グリーナリーな香りを好む方に。春から夏にかけて特におすすめしたい爽やかなノートです

佐藤さん
07_「オー ドゥ マグノリア」

10mL 8250円、50mL 2万9040円、100mL 4万2460円
Image by: FREDERIC MALLE
- 調香師:カルロス・ベナイム
- 香りのタイプ:フレッシュ
ベルガモットやレモン、グレープフルーツが混ざり合いながら明るく照らし、ピーチとアプリコットの甘やかな香りが心地よく響き合う。夏を彩るコントラストを輝きに変え、ミステリアスな印象を引き出します。そのデリケートでフレッシュな芳香は、純白のマグノリアの花びらを見るかのよう。

佐藤さん
女性に限らず、クリーンで洗練されたフレッシュ感を探し求める男性にもおすすめしたい香水。ちょうど初夏にシトラスやグリーンの香りを放つマグノリアをイメージしています。もともとは、フレデリック・マルと調香師カルロス・ベナイムの“透明感”と“新しいタイプのオー(水)”について話をしていたときに着想を得たもの。 透明感、爽やかさと、湿気や気温が高い日本の夏にまといたくなる、タイムレスな魅力あふれる香りです
08_「コントル ジュール」

10mL 1万890円、50mL 3万7290円、100mL 5万3130円
Image by: FREDERIC MALLE
- 調香師:アニック・メナルド
- 香りのタイプ:エキゾチック
地中海の野花、エバーラスティングフラワーの逞しさを投影。パワフルな生命力と、太陽の光を浴びたような黄色い花を奥深くに忍ばせたダークな魅力を着想源に生まれました。その型破りの香りは、スパイシーでアーモンドのニュアンスを含みながら、強烈なローズアブソリュートが溶け出します。華麗なフローラルに温かさのあるサンダルウッドをブレンドしたパワーに満ちた香りは、息を呑むほど美しい。
まとう人の本当の輝きをあぶりだすような、究極にドライな香り。個性的でもある香気は自身をちょっと大胆に演出したい、あるいは行動したいときに

佐藤さん
番外編_香り好きが思わずハマる“香水以外”のアイテム
“香りの出版社”の編集者としてフレデリック・マルが世に放ったのは、香水だけではありません。フレデリック マルのシグネチャーフレグランスを融合した、プレミアムなボディケアラインとして、ボディウォッシュやハンドソープなどを展開。さらに空間の香りにも着手。キャンドルやラバーインセンスをアートピースのような巧みなデザインで仕上げ、居住空間で「フレデリック マル」の香りを堪能できることを目指しました。2026年6月現在、日本の公式オンラインショップで取り扱いがある、それらのアイテムと気になる価格を紹介します。







ボディウォッシュ
Image by: FREDERIC MALLE
- 「ボディウォッシュ」
なめらかなジェル状のボディ用洗浄剤は、軽やかでなめらかなテクスチャーが特徴。水を含ませるときめの細かい泡が立ち、肌をやさしく洗い上げます。ブランドのベストセラー、「ポートレイト オブ ア レディー」(200mL 1万3200円)の購入が可能。好みの香水を重ねることで、香りに深みを与えます。 - 「ボディバター」
香りと肌の究極の融合を追求したボディバター。シアバター(シア脂)を主成分に処方しています。肌を覆うように包むリッチなクリームが、肌をパワフルに保湿。香りを緩やかに拡散する設計を実現することで、その芳しさが一日中続きます。「ポートレート オブ ア レディー ボディ バター」(200mL 3万1350円)を展開。 - 「ボディミルク」
するすると伸び広がる質感と心地よい使用感を備えたボディミルクは、のせた瞬間、スムーズに肌を包み込みます。心とからだを解放したい夜や和らぎを与えるケアタイムに、豊かな香りとともに楽しんで。「オー ドゥ マグノリア ボディミルク」と「ポートレイト オブ ア レディー ボディミルク」(各200mL 各1万6500円)の2種をラインアップ。 - 「ハンドクリーム」
シアバター(シア脂)を配合したハンドクリーム。高い保湿力とシルクのようなテクスチャーが軽快に手元にしなやかさを蘇らせます。酷使しがちな細部を高い香りでケアした手指が、スマートでエレガントな所作を約束。「ポートレイト オブ ア レディー ハンドクリーム」(50mL 9900円)が購入可能です。 - 「ハンド ウォッシュ」
日本の公式オンラインショップでは、「オー ドゥ マグノリア ハンド ウォッシュ」(300mL 1万120円)を展開。マグノリアの持つ、弾けるようなフレッシュさを与えた香りで包み込みながら、デリケートな手元を繊細に洗浄。みずみずしいフルーツにも似た爽快な香りが魅力です。 - 「キャンドル」
ジャーはマットな磁器製、外側が白、内側が赤のコントラストが美しいフレグランス キャンドル。フレグランスオイルに合わせて調合したワックスを、芯の周りに手作業で注入。火を灯した瞬間から澄んだ炎が立ち上り、部屋を芳しい香りで包み込みます。「キャンドル ジュラシック フラワー」(1万4520円)を取り扱い中。 - 「ラバー インセンス」
伝統的な香りのサシェをモダンに解釈した、ゴム製お香。プラスチックとゴムを融合したEVA(エチレン酢酸ビニル)に香料を染み込ませて作っています。クローゼットや車のシートの下などに設置可能な薄型の設計で、最長で半年間香りをキープします。「ラバー インセンス サン デ サン」「ラバー インセンス ロサ ルゴサス」(各118g×3枚 各1万2430円)を販売。
「フレデリック マル」を買える店舗はここ!
世界では北米、ヨーロッパ、イギリス、中東・アフリカ、アジアで店舗を展開。それぞれの店舗で独自の個性を持ち、フレデリック・マル自身がデザインを担当したショップも存在しているといいます。日本では百貨店での取り扱いが中心。ウェブでは、公式オンラインショップである「ラトリエ デ パルファム」に豊富なラインナップが揃っています。韓国・ソウルにはアジア最大級の旗艦店が存在しています。
| 関東 | 伊勢丹新宿店 本館 1階 |
| 日本橋三越 本館 1階 | |
| 日本橋髙島屋S.C本館 1階 | |
| 銀座三越 本館 1階 | |
| 髙島屋横浜店 1階 | |
| 中部 | 名古屋タカシマヤ 4階 |
| 関西 | 髙島屋大阪 1階 |
| 大丸心斎橋店 本館 1階 | |
| 髙島屋京都店 1階 | |
| ジェイアール京都伊勢丹 2階 | |
| 九州 | 大丸福岡天神店 エルガーラ東館 1階 |
| 岩田屋本店 新館 1階 |
※2026年6月現在
体験型コンテンツが揃う本国サイトをライターが体験!
この記事を読んだその足で、ぜひ本国の公式ウェブサイトを覗いてみてください。香水を紹介しているのはもちろん、「創造とは発明すること。そして発明とは選択すること。」のメッセージとともに用意した嗅覚マップや、今の気分にぴったりの香水にたどり着くことができるクイズコーナーなど、香りの存在を身近に感じるための遊び心溢れたコンテンツを備えています。後者はファッションやヘアスタイル、シューズ、アクセサリーなどの質問に答えるだけで3つの香水をサジェスト。3分ほどの短い時間で完了します。ライターも挑戦したところ「アン パッサン」、「ローディべール」、「ローズ&キュイール」に辿り着きました。「ローズ&キュイール」はすでに愛用しているフレグランスのひとつだっただけに、驚きました。お店はもちろん、ウェブ上でも感じることができる新しい香りと出合いをぜひ体感して。
まとめ
“香りの出版社”をコンセプトとする、フレデリック マル。フレデリック・マルは、アートディレクターも兼ねた編集者として、15人以上もの調香師とともブランドを作り上げてきました。パッケージに記した調香師たちを束ねながらブランドを運営し、不動の人気を保つことは容易ではないはずです。今では珍しくはない女性の調香師をブランド始動時より着目し、数多く起用しているのも特徴のひとつだろうと思います。そんな彼は2024年に退任し、ブランドは新たなチャプターが幕を開けました。今後どのように展開されるのか、ファンならずとも動向を見守りたくなるはず。
最終更新日:
日本版のフランス モード誌の編集部でキャリアをスタートし、編集プロダクションを経て独立。フィールドであるビューティ分野ではとりわけフレグランスが好き。
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