芸人・鳥居みゆきが、今年10月に「ペイデフェ(pays des fées)」の朝藤りむとタッグを組み、新ブランド「トリム(ToriM)」をスタートさせた。鳥居の生活ゴミをテーマにした斬新なコレクションやヴィジュアルには、お笑いという垣根を超えて自己表現を続ける彼女独自のスタイルが垣間見える。朝藤とは、ヘアメイクの紹介で今年4月に初めて対面した際に意気投合し、わずか半年でブランドデビューに至ったというが、そんな彼女に、自身のパーソナリティや、ファッションへのこだわり、ブランド立ち上げの経緯についてを聞いた。
─趣味は?
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考え事と妄想。
─日課は?
生卵を飲むこと。
─今、ハマっていることは?
なんでも奥歯で噛むことと、アイスを絶対に溶ける前に食べ切ること。
─休日は何をして過ごしていますか?
何をして過ごそうか考える。
─好きな映画は?
ドイツ映画。
─自分の性格を一言で表すと?
まだよくわからない。
─好きなファッションスタイルは?
水溜りをジャンプして跳ぶのに、ギリ跳べるか跳べないかの服。
─好きなブランドは?
特にない。
─よく買い物にいく場所は?
中央線沿いか、ネット。
─ファッションのこだわりは?
その日の終わりまで、思い描いた自分で居られますように。
─服を買うときの基準は?
使うお金のことを考えて、その金を生み出した仕事の苦労に見合った感情をくれるものかどうか。
─ファッションを好きになったきっかけは?
両親と姉。両親が服飾系だったので、そこから影響を受けました。
Image by: FASHIONSNAP
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─ファッションブランドはずっとやりたかった?
ブランドというよりは「こういう服が欲しいな」からスタートしました。トリムは「ジャージーが欲しいな」って思っていたら、ブランドになりました。
─服をデザインする上でのインスピレーション源は?
五感と、第六感。
─ファーストシーズンで、ゴミをテーマにしたきっかけは?
「“ゴミ”って、誰の視点でゴミって言ってんの?」と思うから。みんな、ゴミ屋敷に住んでいる人を見ると「捨てなさいよ」と思うかもしれないけど、その人にとっては大切なものじゃないですか。だから「周りが勝手に決めるな」という気持ちを込めました。
─朝藤さんとの関係性は?
何だろう。人と喋っているというより、脳みそ同士が直接喋っている感覚で話ができる人。体内の血液を「ピチピチピチ」って、生きたまま交換し合っている感じ。
─これから「トリム」で表現したいことは?
脳内のヤニ。トリム(trim)は英語で「切り取る」という意味だから、「私たちの頭の中を切り取る」という意味も込めています。
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