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【マイスタンダード】“史上最高の白T”を追求した「ヘインズ」のSHIRO

ヘインズのTシャツ
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 トレンドに左右されるファッション業界の中で定番と称され、多くの人に愛されているアイテムには底知れない魅力が詰まっています。そんなマイスタンダードに相応しい、エッセンシャルな名品をF/STOREの中から厳選して紹介します。

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“史上最高の白T”を追求した「ヘインズ」のSHIRO

 1901年にアメリカで誕生した「ヘインズ(Hanes)」。「コンフォート」をブランドのコンセプトに掲げ、素材や肌触り、シルエットや動きやすさにこだわったアイテムを展開し、1947年には複数枚を手ごろな価格で提供する「パックTシャツ」を開発。衣類をパッケージするという当時としては画期的な発想により誕生したこのアイテムは、絶大な人気を集め、以降アンダーウェアブランドとしての確固たる地位を確立しました。今回紹介するのは「ヘインズ史上最高のTシャツ」をテーマに誕生した「SHIRO」。ブランドが積み重ねてきた歴史とクラフトマンシップをベースに、現代のワードローブにマッチするようにアップデートされた一枚です。

クラシカルなシルエット

ヘインズのSHIRO

 「SHIRO」は、肩幅と身幅に十分なゆとりを持たせたアメリカンスタイルのボックスシルエットを採用しています。肩が自然に落ちる現代的なフィッティングに仕上げられており、優雅なドレープを生み出すのが特徴です。「ヘインズ」定番の「パックTシャツ」や、日本人の体型に合わせた「ジャパンフィット」と比較すると、「SHIRO」は一枚で主役として着ることを前提としたゆとりあるサイズ感へと調整されており、トレンド感のあるリラックスしたオーバーサイズ寄りのシルエットを楽しめます。

アメリカ発のブランドを象徴する丸胴のデザイン

ヘインズのSHIRO

 Tシャツを選ぶ際のポイントとしてよく挙げられるのがサイドシームの有無。脇下部分に縫い目があるものを横割り、一方、縫い目がないものを丸胴と呼称します。丸胴はアメリカでは、古くから用いられている製法であり、今でもアメリカンヴィンテージをモチーフにするブランドなどではよく見られる仕様です。丸胴が広まった背景には、1920年代のアメリカの社会情勢が関係していると言われます。当時、兵士や労働者向けの衣服には大量生産が求められており、裁断や縫製の手間がない丸胴の製法がそのニーズに合致。のちにファッション業界にも影響を与え、カジュアルウェアにも広く普及していきました。

 このステッチの有無は、ミニマルな見た目だけではなく、着心地や機能性にも関係します。縫い目が無いため縫い代が肌に直接触れることがなく快適な着心地を堪能できるほか、洗濯による型崩れやねじれが目立ちにくく、タフに着回せるなど高い耐久性も実現。ストレスフリーなフィット感と自然な伸縮性を備えており、見た目にも美しいデザインは、多彩なシーンやスタイルにマッチします。

クリーンなムードを醸すステッチとタグレスの仕様

ヘインズのSHIRO
ヘインズのSHIRO

 こだわりはステッチにまで及びます。裾や袖部分には、ボトムスを裾上げする際に使用されるブラインドステッチを採用。英語の「ブラインド」が意味する通り、表側に縫い目がほとんど見えないようにする縫い方であり、ミニマルなデザインを際立たせるように、クリーンに仕上げているのが特徴です。また首裏にはプリントでブランドのロゴを配するタグレスの仕様を採用し、ストレスなく着用することが可能です。

一枚でもサマになる程よく肉厚な生地感

 ベーシックであればあるほど、素材や生地が物を言います。「SHIRO」に使われているのは、パックTシャツと同じ糸を双糸にして編み立てたコットン100%の生地。一般的なTシャツが5〜6オンスと言われ、「ヘインズ」のもう一つの象徴的なアイテムである「ビーフィー」は6オンス、「ジャパンフィット」は5.3オンスを使用しているのに対して、「SHIRO」には7オンスの生地を用いています。ブランドの中でも比較的肉厚な生地で仕立てることで、透けることを気にすることなく、一枚で着てもサマになるTシャツへと仕上げているのが特徴です。

 真っ白ではないニュアンスのあるカラーリングは、ヘインズが独自製法で生み出したこだわりの色味。ぬくもりある優しげな雰囲気を持つホワイトは、着用するだけでこなれた雰囲気を演出してくれます。他のアイテムと比較するとしっかりとオンスがあるものの、柔らかな素材感に仕上げられており、他のアメリカブランドにありがちな粗野でガサっとした質感ではなく、肌に馴染むような着心地を堪能できます。

どんなシーンにも寄り添うベーシックなデザイン

ヘインズのSHIRO
ヘインズのSHIRO
ヘインズのSHIRO
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 文字通りどんなシーンでも着回せる一枚です。すっきりと詰まった首元のデザインとコンパクトな着丈によりルーズな印象にならず、ジャケットのインナーとしてもマッチし、シャツの下に仕込めば襟元からさりげなくネック部分を覗かせることができ、清潔感溢れる着こなしを叶えてくれます。

 サイズ選びの際に注意したいのは、洗濯や乾燥による縮み。一回の洗濯で着丈が約2〜3cm縮み、おおよそワンサイズほど小さくなります。新品よりも洗濯後のほうが着丈が短くなるため、「最初は少し大きい」と感じるくらいのサイズを選ぶと、後にちょうどよく着られるはずです。一枚で3000円弱と「ヘインズ」の中では高価格帯に分類されますが、どんなシーンにもマッチするコットン100%のTシャツが手に入ると考えるとコストパフォーマンスは非常に高く、一度「SHIRO」を着用すると、他のTシャツは着られなくなるほど病みつきになること間違いありません。シーズン問わずワードローブに欠かせないアイテムを、この機会に一新してみてはいかがでしょうか。

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最終更新日:

宮﨑涼司

Ryoji Miyazaki

FASHIONSNAP 編集記者

神奈川県出身。立教大学経済学部卒業後、アパレルメーカーに入社し、国内のファクトリーブランドのバイイングやEC運営を経験したのち、2023年にレコオーランドに入社。現在はF/STOREの販促コンテンツをメインに担当している。

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