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【実物本音レビュー】ユニクロとデザイナー ジル・サンダーの「+J」復活、まず買うべきアイテムは?一足早く徹底チェック

4.ハイブリッドダウンオーバーサイズパーカ -MEN-

編集A:これは公式のヴィジュアルで見て、かなり良いなと思いました。スポーティーなデザインですね。「ハイブリッド」と商品名についているのは、640フィルパワー以上のダウンと、吸湿発熱綿、2種類を使い分けた仕様なんだそうです。

編集B:先ほどのダウンもそうですけど、今回の+Jのアウター類はポケットなど機能面に配慮がありますね。でもマットな質感の素材を使っていたり、見た目はスッキリしていて機能を押しすぎないというか。

編集A:切り替えを利用したポケット口もミニマルな仕立て。ポケットに手を入れた時に温もりを感じられるよう袋布にフリース素材が使われていたり、前立てのグログランテープなど、見えない部分に機能が隠れているようです。ユニクロがこれまでアウター類で活用していたディテールをしっかり取り込んでいます。

編集B:表には出さない部分で知見を活かしているのはさすが。そういう小さな改善の積み重ねが、ユニクロのモノづくりの強みに繋がっているんでしょうね。

編集A:オーバーサイズ感が程良いので、黒などを選べば仕事着の上にも着られるのでは。

編集B:ここまで機能性を詰め込むと、顧客はどれくらい+Jのコレクションに機能性を求めているか?は気になります。

編集A:ユニクロのテックウェアというと「ブロックテック」シリーズが思い浮かびますが、そのロジックなのかなと。見た目はかなりシンプルだけど、実は機能が隠れていたり。アウトドアウェアのハイスペックまでいかずとも、生活を快適にするくらいのちょうど良い機能性がウケているというか。

編集B:ジルが選ぶ素材は、コットンやウールなど天然素材をイメージしがちですが、実はナイロン素材も積極的に取り入れているんですよね。ジル自身もあったらいいなと思う素材について「自然由来で、環境と地球にダメージを与えないようなハイブリッド素材」と語っているから、素材探求はあらゆる観点から行われているんだと思う。

編集A:ジルのクリエイションを知る人から見ると、このオーバーサイズパーカのデザインに関しては想像とは少し違う気がしますね。このチャレンジがどういう風に受け入れられるのかは、今回の指針になるのかも。

編集B:これが手に取られるか否かで、顧客が+Jにどういうイメージを抱いているかが分かる気がします。今のメイヤー夫妻が手掛ける「JIL SANDER」と、ジルが手掛けていた頃の「JIL SANDER」は、同じブランドでも全然違うわけで。若い世代の人たちが+Jに対して描くイメージは、9年前の+Jを知る我々と違う可能性がありますからね。

編集A:そういった意味では、ダークホース的なアイテムかもしれません。

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