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【最速レビュー】「ディオール & サカイ」コラボ発売直前 主要アイテムを徹底チェック

ディオール & サカイ

Video by: FASHIONSNAP

 「ディオール(DIOR)」と「サカイ(sacai)」がコラボする!? ——2021年のファッション界を駆け抜けたビッグニュース。ディオールのメンズ アーティスティック ディレクターであるキム・ジョーンズ(Kim Jones)と、サカイのデザイナーである阿部千登勢、2人の対話から生まれたというカプセルコレクション「ディオール & サカイ」が、ついに発売間近に! 今回特別に主要アイテムを借りることができたので、いち早く試着&レビューします。究極のハイブリッドコラボの完成度は?

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編集M:キムがシグネチャーブランドを展開していたころから買っている裏原通。コートをこよなく愛するが、今年はサカイのニットを買うか悩み中。

編集K
:ラグジュアリーブランドを担当する女性編集者。ディオールとサカイともに長年取材しており、印象深いのはキムによるディオール メンの炎天下のデビューショー。コロナ禍にサカイが小田原で開催したショーは大雨でした。

編集K:ついに来ました。発売直前です。発表されたのは6月中旬でしたが、ディオールとサカイのコラボの一報は業界に衝撃が走りました。

編集M:ビッグニュースでしたね。キム・ジョーンズといえば、ルイ・ヴィトン時代にシュプリームやフラグメントとの協業を実現させて、ラグジュアリーとストリートの架け橋を作ったデザイナーとして有名。これまでのコラボ相手はストリート、スポーツ、アート系が多かった印象だったので、ここに来てサカイというチョイスが意表を突きました。

編集K:サカイの方も、モンクレールやNIKE、アクロニウム、カウズなど、コラボに積極的で人気を集めてきました。近年では、阿部さんがジャンポール・ゴルチエのオートクチュールのゲストデザイナーとして抜擢されたことも話題になっています。

編集M:着実にグローバルでのステージが上がっていることを実感するサカイが、ディオールとタッグを組む。これは死角なしですね。

編集K:今年話題になったグッチとバレンシアガのコラボは、同じケリンググループ傘下だったりします。でも今回の場合は、ディオールの歴史を見ても特定のファッションブランドと、しかもアジアのインディペンデントなブランドと協業すること自体が、かなりレアでしょうね。

編集M:ただ、キムと阿部さんは以前から親交があるようだし、日本の裏原宿カルチャーとの繋がりもあるキムの系譜を辿れば、今回のコラボも納得感があるのも事実。そしてメンズコレクションの展開というのも、ある意味一石を投じる決断で楽しみです。

編集K:そのあたりもふまえつつ、「ディオール & サカイ」のラインナップの中から「着たい」と思う代表的な6アイテムをピックアップしました。早速くわしく見ていきましょう!

1. 全部入り! のボンバージャケット

「ディオール & サカイ」ボンバージャケット(ブラック)

編集K:まずはこちらのボンバージャケットから。MA-1とテーラードジャケットをドッキングしているデザインです。

編集M:サカイといえばMA-1、というファンも多いくらい代表的なアイテム。そこに「ハイブリッド」というサカイのシグネチャーを盛り込んだ、まさに全部入り。ブランドロゴがなくても「ディオール & サカイ」とわかる一着ですね。

編集K:2着を4分割して縫い合わせたような、前身頃の左右非対称の切り替えがユニークです。丈やポケットの形状も左右で少しずつ違ったり。この細かい仕様がクチュールとしての矜持ですね。

編集M:でもバックスタイルは切り替えが無くシンプルで、ロゴが大きめだけどボディと同色。この「DIOR」の「I」に小さく入っている「sacai」のロゴも、コラボにしては控えめ。ネームで勝負しないという意思の表れとも取れますね。

編集K:素材の良さはさすがディオール。リブもテンションが強めで、しっかりとボンバージャケットでありながら軍モノにはない高級感があります。腕は立体的なパターンで、二重になった袖口にはくるみボタンが。これもディオールのテーラードジャケットのディテールです。

編集M:大胆な切り替えに目が奪われるけど、実は見えない部分にも細かく調整が入っています。このサイドの開きもサカイらしさを感じました。着るとよくわかりますが、ここを開けるとシルエットがガラリと変わる。

編集K:サカイのトップスによく見られるデザインですね。サイドオープン仕様で以前はジップ開きが多かったですが、今回はスナップボタン仕様。留めるとボタンが隠れるのでスッキリ見えます。このサイドの仕様はやはりサカイのシグネチャーで、開けた時に前面からも側面からもAラインの立体フォルムになるのが特徴です。

編集M:そのシルエットが好きでサカイを買う人も多いですよね。裏地を見てみると、表とは違ってパターンはノーマルで着心地良し。左右両方に内ポケットがついていたり、ヨークには違う裏地を使い分けていたり・・・細部を見れば見るほど凝っています。

編集K:でも全体を一色に統一しているので調和してる。このデザインは男性だけじゃなくて、女性も楽しめると思います。まさに全部入り仕様で今回のコラボの中でも象徴的なアイテムと言えますね。

ボンバージャケット 61万6000円(税込)
 カラー展開:ホワイト / ブラック

2.  異素材テーラードが光るジャケット

「ディオール & サカイ」ジャケット(ブラック)

編集M:3つボタンのジャケットでダブルのような打ち合わせだけど、ボタンはシングルというギミックが入ったデザイン。仕立ての素晴らしさが光るアイテムです。

編集K:ディオールのラペルが斜めに深く重なる「タイユール オブリーク」を連想させます。ボックスシルエットで、脇と裾と袖にナイロン素材のアウトドアウェアをドッキングしているような形。

編集M:テーラードにしてはかなり複雑な作りだけど、ディテールが隠れるように作られているからか、見た目はミニマル。ナイロンがマットな質感でジャケットの素材と融合しているし、ディオールの端正な仕立てが生かされてます。

編集K:腕の外側と内側のパーツで素材を変えていたり、脇のパネルラインにポケットが仕込まれていたり。そしてこちらも、サイドを開閉できるスナップボタンと裾のドローコードでシルエットが変えられます。

編集M:このドローコードも高級感があって、細部の作りや付属から「やっぱりディオールなんだな」と感じますね。バックスタイルはセンターベントだけど、レイヤード風のデザインでサイドベンツにも見えるのも面白い。

編集K:コラボロゴは左上腕部に施されています。肩パッドは薄くて、芯も柔らかめ。裏地や裏側の作りまで美しいですね。

編集M:異素材のハイブリッド技術は先進的、でも作り自体はクラシックというか。着てみるとサイズ感はジャスト。ドッキングはオーバーサイズのボリュームになりがちだけど、これはコンパクトだから綺麗に着られそうです。

編集K:フォーマルとカジュアルの程よいバランス。公式のヴィジュアルではセットアップで着用していて、右側の襟だけ立てている着方にもサカイのムードが感じられました。

ジャケット 57万2000円(税込)
 カラー展開:ブラック

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