Image by: ランコム
「ランコム(LANCÔME)」が、日本女性のデジタルリテラシーを高め、活躍の場を広げるための機会を提供する支援プロジェクト「Write Her Future(女性たちが綴る未来)」を始動した。同プロジェクトは女子学生向けにリーダーシップや創造力を育み、未来の担い手を生み出すプログラムを実施するNPO法人ハナラボと協働して行う。ゲストを招いたオンライントークセッションやワークショップ、相談プログラムなどを予定している。
日本ロレアルによると今回のプロジェクトの背景には、日本のデジタル競争力は主要63ヶ国中27位(世界デジタル競争力ランキング 2020IMD)で、今後需要が高まるIT関連産業に現時点で就業する女性の比率は13%(「IT 人材白書 2017」独立行政法人情報処理推進機構)と低い水準だというデジタルリテラシーの課題があった。また、デジタルネイティブと呼ばれるZ世代(18〜26歳)の400人を対象にした調査では、デジタルリテラシーについて、65%が「自信がない」と答えた一方で、71%が「学びたい」と回答。デジタルの知見を身につけることで、女性たちの将来の可能性が広がると考え、プロジェクトの実施に至った。
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オンライントークセッションは全4回を計画。デジタルの能力を活かしたキャリア、マーケティング、プログラミング、起業を各回のテーマにゲストを招いてトークセッションを行う。このほど開催した第1回では、YoutubeなどSNSで支持を得ているモデルでクリエイターの伊原葵とハナラボの森下晶代 代表理事がゲスト出演した。支援プロジェクトの特設サイトでは、女性がデジタルに関する知識やスキルを身につけることができる様々な活動や試験、団体を紹介している。
12月にはハナラボ主催のクリエイティブワークショップの開催を予定。デジタルリテラシーのほか、問題解決スキルを学ぶとともに、自身の将来像に積極的に向き合えるマインドを身に付けることを目指す。
■Write Her Future:特設サイト
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