伊勢丹新宿店の毎年恒例フレグランスの祭典「サロン ド パルファン」が、今年もスタートした。今年で9回目。今回は新ブランド、先行販売、限定商品などの展開に加え、メンズ館でも初開催する。本館のフレグランス売り場を担当する吉田広紀 化粧品営業部 新宿化粧品 スーパーバイザーによると、コロナ禍でもフレグランスの売上は前年を超えて推移し、購入層の幅が広がっているという。「開催初期は催物場で開催し香水好きが集まる催事だったが、昨年から1階の売り場での展開にすることで、フレグランスに興味を持ち始めたばかりのライトユーザーから、毎年参加してくださる玄人の方まで楽しめるような売り場を目指している。そのためファッションフレグランス、メゾンフレグランス、新ブランドといった幅広いカテゴリーから、キャンドルやハンドクリームなどアイテムも裾野を広げるラインナップを展開。加えてランキング形式やレコメンドなどさまざまな角度から紹介する構成とした」と語り、ニーズに合わせた売り場づくりを行なった。
本館では1階のメイン会場となるザ・ステージは、限定品や先行販売品などの目玉商品がレーンに乗って流れてくる空間を設計。「トバリ(TOBALI)」をリニューアルした新ブランド「サウザンド カラーズ(THOUSAND COLOURS)」の売り場を設けたほか、ブランド横断で商品を提案するカウンセリングスペース(事前予約で既に受付終了)を展開している。各商品のディスプレイ横のカードからQRコードを読み取ると、商品の売り場を確認することができる。
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ザ・ステージ以外には、ファッションフレグランスにフォーカスしたエリアを開設。「クロエ(Chloé)」「ティファニー(Tiffany & Co.)」「グッチ(GUCCI)」などを取り扱っている。このほか、「ゲラン(GUERLAIN)」のフレグランスコレクション「ラール エ ラ マティエール」にフォーカスしたスペースも展開。また、昨年は混雑緩和のため、三越伊勢丹化粧品オンラインストア「ミーコ(meeco)」に計画的に在庫を積んだところ、香りを試すことができないハードルがありながらも予想以上に利用者が多かったことを踏まえ、今年もミーコを積極的に活用している。
初開催となるメンズ館では、「アワード」「キュレーター」「カウンセリング」の3つのポイントから提案。スタッフとユーザーの投票によるベストアイテムや、フリーアナウンサーの青木源太などをキュレーターに迎えたレコメンドアイテムを揃えた。フレグランスのパーソナライゼーションを展開している「リベルタパフューム(LIBERTA Perfume)」のオリジナル香水のオーダーイベントも行い、事前予約も順調に埋まっているという。
■Salon de Parfum 2021
期間:2021年10月27日(水)~11月2日(火)
場所:伊勢丹新宿店 1階 ザ・ステージ、本館1階・2階 化粧品、地下2階 ビューティアポセカリー、伊勢丹会館・ビューティパーク2、三越伊勢丹化粧品オンラインストアmeeco
特設サイト
■Salon de Parfum 2021 @ISETAN MEN'S
期間:10月27日(水)〜11月9日(火)
場所:伊勢丹新宿店 メンズ館
Salon de Parfum 2021
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