Image by: ロレアルグループ
仏・ロレアルグループ(L'OREAL)が、イスラエルに拠点を置く大気環境モニタリングを提供する気候テック企業のブリゾメーター社と複数年にわたる研究および技術提携を行うことを発表した。
ブリゾメーター社は、正確で実用的な環境データとインサイトを提供し、世界中の何十億もの人々の健康と安全を向上させるために、大気の質、花粉、火災などの環境情報を提供している。
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今回の提携では、エイジングの科学と環境に関する両社の専門性を融合させ、美容に特化したエクスポソーム(個人が生涯において曝露する化学物質の総量)についてのプラットフォームを開発する。最終的には、環境が肌のエイジングにどのような影響を及ぼすのかについての新たなインサイトを発見することで、世界中の消費者の肌のニーズに合わせて個人の生活習慣、ライフスタイルに関するアドバイスする新サービスの展開を目指す。
ロレアルのリサーチ・イノベーション・テクノロジー部門の副CEOであるバーバラ・ラヴェルノは「ロレアルが歴史的に培ってきたスキンケア科学における専門性と、ブリゾメーター社の革新的な技術プラットフォームを組み合わせ、世界中の消費者に環境因子による影響に対抗するための新しいサービスやスキンケア習慣に対する実用的なアドバイスを提供していく」と述べている。また、ブリゾメーター社CEOのラン・コーバーは「ロレアルの科学、テクノロジー、イノベーションに対する深い価値観は、大気の質や環境科学に関する当社の価値観とよく一致している。両社が協力し、環境が肌のエイジングに与える影響について新たな知見や製品を提供できることを期待している」と述べている。
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