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2021年に最も高騰した時計はオーデマ ピゲのロイヤル オーク、コロナ禍で市場過熱

 オークションでアート作品の価格が高騰し続けているのと同様、コロナ禍での世界的な金融緩和によって過熱する時計市場。投機目的で購入する人も増えており、「ロレックス(ROLEX)」など様々なモデルが高騰し続けている。世界最大の高級時計マーケットプレイス「クロノ24(Chrono24)」は、2021年1月1日から12月31日のデータベースから価格上昇率が高かったモデルランキングTOP5を発表。1位の「オーデマ ピゲ(AUDEMARS PIGUET)」ロイヤル オークは、上昇率80%となる950万円前後で取引されている。

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 クロノ24は、2003年に開設された高級腕時計オンラインマーケットプレイス。ドイツに本社を構えており、100ヶ国以上から約50万点の時計が出品されている。2020年には取引高20億ユーロ(約2574億円)を記録し、月間サイト訪問者数は約900万人に及ぶ。価格上昇ランキングは、年間1億人以上のユーザーによる取引データを元に構成した。

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15500STの1年間の価格推移 Image by Chrono24
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 2021年に最も価格が高騰したのは「オーデマ ピゲ」のロイヤル オークで、グランド・タペストリー模様のブルーダイヤル「15500ST」。ケースサイズは41mmのステンレス製で、50mの防水性能を備える。世界三大時計の一つとして知られるオーデマ ピゲのブランド力や製品の完成度が高いことをはじめ、人気の「ロレックス」と「パテック フィリップ(PATEK PHILIPPE)」の取引価格が大幅に上昇したことで他の選択肢を探すユーザーの目に止まったと見られている。定価は291万5000円。クロノ24では約400万円で取引されていた2020年8月頃から徐々に価格が上昇し、2020年のランキングでは上昇率15.52%で2位にランクイン。2021年1月の平均価格は約450万円程度だったが、現在は約81%上昇し、950万円程度で販売されている。

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116500LNの1年間の価格推移 Image by Chrono24
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 2位はロレックスのステンレス製デイトナ「116500LN」の白文字盤。セラミックべセルとインダイヤルの黒色による文字盤とのコントラストが高く評価され、2016年の発表当時から大きな話題を集めた。定価は160万9300円(2016年の販売開始時は127万4400円)。販売開始の2016年から200万以上で取引され、「デイトナマラソン」と称される毎日のように正規店を巡回する人がいるほど定価での購入が難しいモデルとなっている。2021年1月は約330万円で販売されていたが、現在は約500万円で53%上昇した。

ロレックスマラソン デイトナマラソン 

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124300の1年間の価格推移 Image by Chrono24
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 3位はロレックスのオイスター パーペチュアル「124300」がランクイン。定価が67万6500円なため、ロレックスのエントリーモデルと位置付けられていたが、他の人気モデルが軒並み"買えない"状態となっていることから需要が集中した。2021年1月は約93万円で販売されていたが、現在は120万円程度で取引されている。上昇率は約46%。「定番」のように扱われていたオイスター パーペチュアルも高騰したことで、ロレックスファンからは戸惑いの声も上がっている。

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126710BLNRの1年間の価格推移 Image by Chrono24
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 4位もロレックスで、GMTマスターⅡの青黒ベゼル「126710BLNR」。2019年にオイスターブレスからジュビリーブレスに変更されたことで注目を集めた。定価は118万9100円。GMTマスターⅡの青黒ベゼルは、旧作のオイスターブレスが発表された2013年当時から正規店での入手が困難となっており、常にプレミア価格で取引されている。2021年1月の平均価格は190万円だったが、現在は31%上昇して約260万円で扱われている。

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SARB033の3年間の価格推移 Image by Chrono24
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 5位は「セイコー(SEIKO)」のスピリット「SARB033」。2018年に廃盤となったモデルで、定価は4万9500円。3時位置に日付表示を搭載したシンプルなデザインで着用しやすいことのほか、パワーリザーブ約50時間の高い機能性などが評価されている。廃盤となった2018年から徐々に価格が上昇。2021年は1月の約7万円から26%高騰した9万円前後で取引されている。

ロレックス 値上げ 定価

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